0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代背景がよくわからなくなるくらい、古き良きって感じのミステリでした。
この雰囲気、いいですねぇ。
シリーズとして刊行されたらいいな。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Vine Q - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読む作家なわけで、手に取るきっかけはタイトルとあらすじとなっても不思議はないだろう。まず英国好きにとって英国屋敷というワードは「さて英国屋敷とは?」とクエスチョンマーク付きで引っかかるものだし、英国ミステリ好きにとってインドを舞台にした王道ミステリなるものもまたなんとも魅力的なのである。
探偵も静的で知的、屋敷に集う面々もクセがあり面白い。パターンにはまっている嫌いもあるかもしれないが、過去に起こった事件の絡め方も悪くない。
次にこの作家の作品が訳されたらまた購入しよう。
投稿元:
レビューを見る
植民地時代に英国人が建設し、代々の主が非業の死を遂げると言われているグレイブルック荘。
元警察官のアスレヤは現代の主人であるバスカーに招待されて、屋敷へ。
財産家のバスカーは何者かに命を狙われていた。そのために数々の事件を解決したアスレヤの助けを求めたのだ。
そして、彼は2通の遺言書を準備していた。その死に方によって、効力変わる遺言書。
その遺言書を巡って、一族と隣人の間に流れる不穏な空気。
その中で誰からの好かれている画家が惨殺される。
彼の遺体の側にはバスカーが使っている電気車椅子があった。
狙われてのはバスターだったのか?
一見、平凡な一族と隣人の裏の顔がそこから暴かれていく。
犯人はどのような方法で、何の目的で、殺人を起こしたのか?
探偵役のアスレヤがとても紳士です(*^^*)
そして、バスターが大一家のお父さんって感じで大好きです。
謎解きの時にアスレヤが無意識に行う仕草が、ホームズなども思い起こさせて楽しい一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
現代インドが舞台ではあるが英国クラシックを彷彿させる。大財産家の当主が作成した二通の遺言書が物語の導入。いかにもな舞台設定と濃い霧が印象的。探偵役の元警察官アスレヤの無色透明クセのなさが物語をサラッとさせている。
投稿元:
レビューを見る
主人公のアスレヤが素敵!
細身の紳士、冷静沈着で観察眼が鋭い、行動力がある
穏やかで優しいし、絵も書いたりする
人脈も広いし、威張ったり怒ったりしない
完璧すぎる…
北欧ミステリーの破天荒だったり病んだりしてる主人公が続いていたので、アスレヤに癒やされた
投稿元:
レビューを見る
死因によって選ぶ二通の遺書を用意した富豪に招待された元警官アスレア。インドの山奥に建つ霧深い屋敷は、代々の当主が非業の死をとげていた。到着早々、土砂崩れによりクローズドサークルとなったり、舞台設定がとにかく惹きつけられる。その富豪の遺産をめぐる殺人か…?と思ったが、事件は思いもよらない展開へ。フーダニットとホワイダニットを鋭い観察力で解いていく元警官、アスレアが紳士的でとても魅力的。こういうミステリーが読みたかったのだ!『インド発、英国ミステリの香気漂う長編推理』との事だが、もうすこしインド色があっても良かったかな。
投稿元:
レビューを見る
はじめて翻訳の本読んだ!カタカナめっちゃ目回る〜
あのときこんなこと言ってましたよね…みたいな描写がいくつかあったけど、そんなところあった?!ってなって読み返すことが多かった
じわじわ真相に近づくアレスヤと何が何だかわからないがなんか面白い!な私でした
アスレヤカッコいい!
投稿元:
レビューを見る
最近インドミステリがよく翻訳されているが、これは英国統治下のでなく、現代もの。ブルーシティならこんな場所だろうと屋敷も想像を膨らませてくれた。まず登場人物の個性がしっかりしているし、主人公アスレアがより魅力的な紳士に描かれていて、さながらポアロ復活といった感じ。クローズモノだが、ありがちな設定でないのも良かった。次回出たら必ず読みたい。
投稿元:
レビューを見る
主人が非業の死を遂げるという呪いの屋敷、グレイブルック荘現主人のバスターは、命の危機を感じ二通の遺書を作った。それは、彼の死に方によって選ばれるものであり……。南インドにある英国屋敷で起こる事件の真相とは。→
バリバリ英国ミステリ!!でも舞台はインド!登場人物もインド人!脳がバグる〜(笑)
私は大好きです。クリスティを思い出す演出(解説に明記あり)最高!!探偵役のアスレヤがめちゃくちゃいいんだよ〜!シリーズ作品みたいで、次も発表されているみたい。翻訳希望ですー!!
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに、ミステリらしいミステリを読んだ。
途中間を開けてしまったのと、少し錆びついて来ているせいか、人物名が時々???となってしまったのが味わいを損ねてしまい、勿体なかった。
投稿元:
レビューを見る
舞台はインド。世界遺産にもなっているニルギリ山岳鉄道に乗り、風光明媚なクーヌールへ。イギリス以上に土地勘も何もなく、ネットで調べて雰囲気だけでも味わいました。ストーリーはオーソドックスな探偵小説で、タイトルにもあるようにイギリス的。もっといえばクリスティ的。どこかで読んだような印象は否めない。でも読みやすかったし、楽しく読めました。
投稿元:
レビューを見る
事件が色々な方向に展開していくのが面白い。目の前のインドで起きた事件から過去のウィーンで起きた事件まで。そして結末が少し物悲しいところはどこか日本のミステリー小説ににている。
投稿元:
レビューを見る
インドの風が薫るような雰囲気たっぷりのミステリ!
まず、舞台背景が最高。世界遺産にも登録された最古の山岳鉄道を使って自然あふれる山奥へと入って行く。見渡す景色は茶畑と濃霧!紳士な退役軍人とお話ししたり、魅力たっぷりな若者たちに地元案内してもらったり。
そして、豪商一族の頂点に立つ老人の遺産争い。問題だらけの男性陣と秘密を抱えた女性たち。
インドが舞台ではあるものの、イギリス被統治下の歴史がそこここに感じられる。推理の仕方や全ての人物を一堂に並べて犯人あてするところなどは本格ミステリの影響が濃い。
惜しむらくは、本格ミステリではないこと。読者にフェアな推理材料を並べてくれてればもっとワクワク読めたと思う。
投稿元:
レビューを見る
・あらすじ
南インドのニルギリ丘陵にある呪われた館が舞台
館で起こる殺人事件と資産家一家の秘密をあばく。
・感想
犯人は分かりやすかったかなーピンときた
投稿元:
レビューを見る
初めてのインド発ミステリー。登場人物の名前になじみがなかったけど、イギリスのミステリーっぽい雰囲気で面白かった。