闇属性の嫌われ王女は、滅びの連鎖を断ち切りたい【電子特典付き】 みんなのレビュー

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

双子の姉王女に毒を盛ったという冤罪を着せられて処刑された妹ヒロインは、なぜか処刑の半年前に戻っていた。
真相を暴いて自分を陥れたものを探し、知らぬ間に濡れ衣を着せられるのを回避するために引きこもりをやめ、王女としての責任に目覚めていく話。

闇属性というだけで恐怖し嫌悪して偏見の目で見て貶めた周囲が一番悪いし、例えちょっと洗脳されたり人質をとられてたとしてもそんな娘の窮状をそのままにしてた父王が最低だと思うけど、どうせ嫌われてると全部諦めて何もせず引きこもっていた彼女の行いもまったくフォローできなかったな。
特に疑われてるから部屋を捜索させてほしいって言われたときにただ自分の領域を侵されたくないってだけで拒否して、忠言をした侍女をクビにしたのは普通に頭悪いでしょう。
てか証拠も残さず破壊できる闇属性持ちが証拠を手元に残しておくわけないでしょう。
陥れる方も無理筋がすぎる。

とはいえ、やり直しものは好きだし、ヒーローとヒロインの関係も良かったので、概ね楽しめた。
特典でヒーロー視点が読めたのも良かったけど、もうちょっと詳しく惹かれていった過程が知りたかったな〜。

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投稿者：ぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

闇属性の嫌われ王女エリスのやり直しのお話。
エリス自身と姉であるイルミナを陥れた犯人を捕まえ死を回避する為に頑張ってる中でお目付け役のクラティスに惹かれていくが、このクラティス実はエリスの処刑を執行した本人で...と。
エリスとクラティス、お互いの誤解が解けゆっくり惹かれ合っていく様は良かったです。
でも、自分の死に関わってた人に惹かれるなんてよくある設定だけど、やっぱりファンダジー感じます。
今回は特に。自分の首はねた人ですからね。そんな人に惹かれる？惚れる？
まあ、読者として読む分にはそういうの好きですけどね～
それと最後「それから時は流れ」と結びで終わってたが、イルミナのお相手はどうなったんだろう？ってのが気になった。←お話最後まで読んで一番気になったこと。
色々意味深な感じだったけど、アルフリートとは主従関係でしかなかったのかな？