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ハーバードビジネススクールの教授がなぜ有望なスタートアップが失敗するのかを分析して書いた1冊。すべての観点が網羅されていてかなり勉強になる。そして起業家に対する愛も感じられる。これはバイブル。
とりあえずシードステージの部分だけ読んだ。
TODO
スタートアップのアイデアを実践するときにまた読む。
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Introduction 起業の失敗とは何か?
定義
馬とジョッキー
1 ローンチの失敗―アーリーステージ
ビジネスが先か、経験が先か:
ダイヤモンド&スクエア・フレームワーク
良いアイデアと悪い相棒:
有望な馬と有望なジョッキー
フライングの罠:
トライアンギュレート
擬陽性:
起死回生と事業封鎖
擬陽性を回避
2 規模化の失敗―レイターステージ
レイターステージの6Sフレームワーク
スピードトラップ
助けが必要
ムーンショットと奇跡
3 失敗の仕方―継続すべき時、終了すべき時
ガス欠
立ち直るために:
回復
内省・リフレクション
再挑戦
はじめて起業するあなたへ
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企業は多くの要素から成り、規模が大きくなるにつれ、経験により成功の確度が高まる一方で、その企業の要素の一部脱落により失敗の確度も高まり、両者のせめぎ合いの結果として、成功確率は2割程度に止まる。
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翻訳のせいなのか、イマイチ分かりにくかった。
何かまとまりがなさすぎる。
失敗事例として紹介されているためか、それほど新しいビジネスというわけでもなく、なにか特殊なビジネスを始めた事例でもないように思った。
つまり、アメリカだからといって、特別なビジネスを始めているわけでもないわけだ。
とすると、起業すること自体に意義があるのか、よく分からない。新しく会社を立ち上げたい、という起業家の想いはわかるが、必ずしもスタートアップを立ち上げる必要があるのかは、別の問題だな、、、
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起業を考える人は読んでおくべき。撤退までのプロセスをしっかり説明しているものを読んだ記憶がない。起業家目線で読むと、いろいろと示唆に富んでいる。
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エリックリースも推奨する起業に関する学びの宝庫、失敗をテーマとした本。グロービス訳。
様々なリアル、トレードオフなどが記載されており興味深い
メモ
・アーリーステージの失敗
良いアイデアと悪い相棒 幅広いステークホルダーとの関係
フライング mvp前の十分な顧客検証の不足
擬陽性 顧客需要を課題認識。ピボットできない
アーリーアダプターに焦点をあてすぎ、メインストリームがみられていない
・レイターステージの失敗
スピードトラップ 急成長に伴う競争激化
助けが必要 資金不足、シニアマネジメント不足
奇跡の連鎖 ハードルの高い壁の連続
・起業家のリスク
需要リスク
技術的リスク
実行リスク
財務リスク
・良いアイデアと悪い相棒リスクを減らすためにできること
リソースの強化と機会の制約
すなわちスモールスタート。ただ、顧客の魅了を失わない、規模化の絵をみせる、学習リスクを認識することが必要
・フライングを避けるために
顧客発見インタビューを行う。自分が理解してると思い込まない。全ての関係者にこれを行う。
ジャーニーマッピングを行う。学びを統合可視化する。
競合分析、顧客アンケート、市場規模推定、ペルソナ設定を丁寧に行う。
・擬陽性を避けるために
アーリーアダプターとメインストリームの両方でコンセプトを明示的にテストする。
アーリー向けに最適化の上、時間をかけてメインストリームにカスタマイズ。
メインストリームとアーリー向けに別のプロダクトを作る。
メインに合わせつつ、アーリーにもアピールするため既存競合より十分優れたものとする。
・レイターの機会への挑戦
地理的な範囲、プロダクトライン範囲、イノベーション、垂直統合
・規模化スタートアップの成功失敗を見極める6Sフレームワーク
スピード 品質と顧客サービス、士気や組織文化
スコープ 地理範囲、プロダクト、イノベーション、垂直統合
シリーズX 資金調達関連の観点
共有価値観 組織文化
スタッフ ジェネラリストからスペシャリスト。
構造 レポートライン、マネジメントシステム
・スピードトラップを避けるために
RAWIテスト
準備できたかREADY 実績あるビジネスモデルできたか。市場は成長し続けられるか。高い利益率はあるか。成長スピードと収益性のバランス。市場飽和リスクの分析。顧客獲得コストの分析。
可能かABLE 人材資金アクセスできるか。システムはできているか、
意欲的かWILLING 成長に熱心か、
呼び込むかImpelled 競合いるか、ドラゴンを起こさないか。土地の奪い合いにならないか。
・助けが必要を避けるために
資金調達リスクを避けるためには景気の動きに注意を払う。ブリッジファイナンスを考える。
・起業家へのメッセージ
とにかくやってみよう
根気よく続けよう
情熱を持とう
成長しよう
フォーカスしよう
スクラッピーになろう
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フェーズごとの失敗あるあるが示されていて参考になる。
事業を閉じた後の心境の変化や立ち直り方まで書いてある
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ビジネス用語として様々な カタカナが出てくるが、注釈にわかりやすく解説してくれている。例えば、バリュープロポジション・ アーリーアダプター…などなど。
他のビジネス関連の本を読む上では当然のように出てくる場合もあるので、本書を読みながら覚えていくというのもありかと。
分からない単語もちまちま理解しながら読んでいくのは時間がかかるけど、楽しい。
また、新しいビジネスを始める時にあたって「心理的に陥りやすい罠」 という視点で解説してある点が実用的。
例えば、
・起業家は自分のアイディアに興奮するあまり 、人の反応を正しく分析できない
・起業家は最初に解決策を考えるとそれに固執しがち
・顧客のニーズを知る時には 希望的観測が入りやすい
耳が痛い話もあるが、知識として知っておけば起業だけでなくビジネス全般で 役立ちそう。