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第1章 未来を創る― 残された時間はわずかしかない
第2章 サステナビリティ経営についての疑問に答えます!
第3章 未来を考える枠組み
Part2 2030年の業界別SX戦略
第4章 食品・飲料業界 原材料の安定的確保に道筋をつける
第5章 製造業界 サーキュラー化と人権配慮のサプライチェーン構築が急務
第6章 金融業界 規制対応と成長をどう両立させるか
第7章 エネルギー業界 「脱・化石燃料」はどこまで進むか━━脱炭素技術の可能性と課題
Part3 SX先進5社の経営者インタビュー
第8章 先進企業トップが語る2030年のSX戦略
ロバート・スワーク氏(A B Nアムロ銀行)、エド・ダニエルズ氏(シェル)、時田隆仁氏(富士通)、アリステア・ドーマー氏(日立製作所)、西井孝明氏(味の素)
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サステナビリティ・トランスフォーメーション戦略。
略してSX戦略。
企業が生き残るには、環境ありき。
環境を守るための自主ガイダンスを作るなどの取り組みが必要。
こうしたサステナブルな取り組みをしていることをアピール材料にして、単価アップなどをしていく。これはサステナブルなためのコストをお客様と分かち合うということ。
2030年には人口は85億人といわれている。
食糧問題もそうだし、レアメタルなども不足することが予想されている。
サステナビリティの最初の一歩はトレーサビリティがしっかりしていること。経済活動の全プロセスにおいて、サステナブルを意識しているかが重要。
富士通では、「富士通トランスフォーメーション」を掲げ、顧客や従業員の声を収集している。
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製造業なSX戦略(第5章)がとても参考になった。ゴミの総量を減らすこと、人権に配慮すること、などが重要だと認識した。
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SX経営改革について、産業/セクター別の応用・シナリオ分析などを掲載。より具体的にサステナビリティを経営に落としていくとはどういうことなのか、説明されていて、実務で取り組む際には参考になると思う。
SXについての本は、新しいものが多いけれど、とても動きのあるトピックであるとあらためて知る。
ここで紹介されるような経営手法は、今後も広がっていくのかなーと思う一方、経済価値で測れないものを経済価値に落とし込むことは、常に手法の改善が欠かせないものなのだろうと感じる。
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事例が豊富でイメージが湧きやすい。
インパクトパスの描き方と事業に対するインパクトの定量評価は難しい。
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シナリオプランニングによって、サステナビリティという新しい且つ今後の世界の重要論点に対しても道を描く。その具体がわかる本。かなり良かった。
・未来は一定予想できる。特に①規制、②市場の価値観、③テクノロジー、を抑えるべき。
・規制は、ムードを一歩越えたソフトロー(何らか宣言を機に一気にプレイヤーの方向づけがされるみたいな)を指すわけだが、そのタネを探す上で、NGOのテーマをウォッチしておく、というのはナルホド。
・投資よりも売上(利益)が上がることが大前提。加えて機会損失も防ぐべき。ただしそこまでは当たり前のことで、これに環境や社会的な価値を乗せることがSXでは大事。