難しかったです。
2022/05/11 07:03
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店でパラパラと見て読めそうに思い、買いました。
しかし、皆さんが使われている言葉が私には日常的ではなく、読むのは難航しました。
読んでも、噛み砕いて理解していくのは到底困難。
自分の頭の軽さを思い知らされた気がします。
でも、私は詩人でも哲学者でもないし…と、開き直っては駄目かしら。
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ひとりでね、うまい具合にスルスルと 生きてきたところがあるわけです――〉自我について、性について、家庭について、老年について、偽善について、そして言葉について。詩人・谷川俊太郎が、哲学者の父・谷川徹三をはじめ、外山滋比古、鮎川信夫、鶴見俊輔、野上弥生子、
そして息子・谷川賢作と胸の内を明かし合った比類なき対話。*********************
「谷川さんの人と話すときの姿勢は、節度を持った距離感なのに、親密感を置き去りにしない見事なスタンスなのだ。それゆえに近すぎても、遠すぎても見ることのできない人の心模様をまるで見落とさないのだろう」
《解説・内田也哉子「言葉と沈黙のあわいに」》
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全部は読んでない。お父さんの徹三さんとのおしゃべりと、鶴見俊輔さんとのおしゃべりだけ読んだ。
大人のおしゃべりはおもしろいな。
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「父と子」の対談を含む全7つの対談集
過去の対談が多く含まれているが、世の中すごい勢いで変化しているモノ・コトが多い一方で、変わらないことも多いことを実感させられる。
『書き言葉と違って、話し言葉には聖なる一回生の如きものがある』と谷川俊太郎さんがおっしゃっているそうだが、本当にその通り。「詩」とは違った谷川さんの一面が感じられる一冊。
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著者には何となく縁があるのか、複数回、空港や駅で遭遇したことがある。素朴な偉ぶらない方で、本対談でも、その味がいかんなく発揮されている。しかも対談は3,40年前にしたものをまとめたものであるが、古さを感じない。冒頭からの親子の対談は読みごたえがあるが、鶴見俊介との対談も丁々発止で面白い。90歳を超えた野上弥栄子との対談も味がある。解説が文筆家内田也哉子というのもよい。