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うちの部署にとってアジャイルも慣れていないなか、スクラムの活動でどのように品質を上げればいいのか?迷ってましたが、答えが見つかった気がします。
ありがとうございました。
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開発者がやるべきテストの導入にしやすい内容。テストを書かない文化の会社にとって、全てを網羅するテストは必要なく現実的ではない。ではどの程度書いたらいいのか、そういったことの解決の糸口になりそうな内容でした。
ただ、詳細は書かれていないため組織が初歩的な品質のことも知らないレベルではマッチしない、現場でやっていることを否定するほどの数字的根拠がなく、内部から改革するようなアプローチは困難(筆者は品質コンサルなので外部である点、呼ばれている時点で課題意識がある状態)なのもあり、実際に現場で使ってみるとなると限られるように感じました。
初歩的な品質もわからず、数字的根拠を示すための静的解析は入れているって結構稀だなと。よっぽどの推進力があれば別ですが。
後半の品質担保も開発効率も落とさないやり方(割り切り)は開発者にささりそうでした。
スタートアップや新設された新しい少人数のチームでやるには良さそうです。
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上流品質を上げることでプロジェクト後半の大量のバグをなくそう、という主張には大きく同意した。どうしても開発工程では完成させるのが目的になってしまい、単体テストで網羅することを疎かにしがちだ。
ただ全体を見渡せばシステムテスト、ユーザーテストでバグが頻出するほうが切なく、同じバグでも解消に非常に時間を要すという経験もある。
本書では理論的な品質工学も交えながら、それでも平易に上流工程でのテストの進め方、心構えを短い章立てで教えてくれる。
少し各章のつながりが分かりづらく、まとまりがないようにも感じられるが、エッセンスを取り入れるという意味では本書の構成も有用と思えた。