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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エリザベス女王の幼少のころから紹介され、とても興味深い。
若くして王座に就き、何十年も君主でいることの苦労もうかがえますが、それを上回るチャーミングさに、ますます好きになります。
ウィンザー王朝の系譜、いつまでも眺めていられる。
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投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスのエリザベス女王の生い立ちや人生の歴史を知ることが出来ました。すごい時代で、おもしろかったです。
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1 「王室の後継者たる直系の男子」
(エリザベス0歳~4歳)
2 「二輪の薔薇【ばら】のつぼみ、静かにおだやかに、王室に春を告げる」
(エリザベス4歳~7歳)
3 「まさにイギリスらしい子どもを描いた喜びに満ちた一幅【いっぷく】の写真」
(エリザベス8歳~10歳)
4 「愛嬌のあるかわいらしい小さなレディは、次に王位を継承する身分となった」
(エリザベス10歳~12歳)
5 「会った瞬間から恋に落ちた」
(エリザベス13歳)
6 「シンプルにまとまって家庭生活を送ることは、最優先すべき使命である」
(エリザベス13歳~19歳)
7 「王位継承者の結婚への準備はできているか?」
(エリザベス20歳~21歳)
8 「固く結びついた新しいひとつの存在」
(エリザベス22歳~25歳)
9 「歴史の花嫁が聖別され、祝福された」
(エリザベス25歳~27歳)
10 「献身的な臣民が愛と情熱の光で輝かせた道を走り、長足の進歩をとげられた」
(エリザベス27歳~28歳)
11 「いまだに一九世紀の大繁栄時代を引きずっているのか?」
(エリザベス29歳~34歳)
12 「時間とエネルギーを、三つの義務に割いている――国、夫と子どもたちだ」
(エリザベス35歳~38歳)
13 「ブロントザウルスのように環境に適応できずに絶滅して、
博物館に展示されるだけの存在になりたい人などいない」
(エリザベス39歳~44歳)
14 「国と恋愛していた」
(エリザベス44歳~53歳)
15 「あらゆることに節度を保つ」
(エリザベス50歳~61歳)
16 「いつまでわれわれの上に君臨するつもりだ?」
(エリザベス61歳~71歳)
17 「女王に寄せる人々の親愛の情は決して消えることがないようだ」
(エリザベス71歳~80歳)
18 「彼女は国民を幸せにしてきた」
(エリザベス82歳~94歳)
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エリザベス2世女王のプラチナ・ジュビリー(在位70周年)を記念して出版された、約600ページに及ぶ伝記。
生まれる少し前の話しからコロナ禍までの女王の人生を要点をしぼって、しかし詳細に、駆け足で語られている(大ボリュームとはいえ、壮大な人生を送った人物の話としては少ない方か)。なんと本の半分近くは戴冠前(25歳頃まで)の時代にページを割かれているので、女王としての在り方の礎がこの間に作られたことがよくわかる。
Netflixの「ザ・クラウン」を観ながらか読んでいたので、戴冠式後の話しはスラスラと飲み込めた。イギリスの現代史に明るくない人には、ドラマやイギリス王室に関連する映画等を観ながらか読むことをおすすめしたい。
どんな苦難の中であろうとも誠実に職務を全うし、常に利他的であった女王陛下に対して、改めて尊敬の念と敬愛を抱いた1冊となった。時期を置いて、また読み返したい。
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分厚い本なので積読になりそうな予感しかしませんでしたが、無事読了することができました。
要点だけを纏めているとは言え、人間の、それも女王を務めた方の人生がこの厚さにしかならないのかと切ない気持ちにもなります。
この一冊を読んでいるだけでも、英国から見た戦前〜現代までの歴史が理解しやすくなる気がします。改めて女王は歴史を生きた人だったのだと思いました。
作中でも存在が示唆されていますが、女王の日記ぜひ読んでみたい…!
こちらの本を読んでいる間にあとがきにもある女王のドキュメンタリー映画も鑑賞したのですが、この本を読んだ後に映画を見るとより理解も深まって良いだろうなと思いました。
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良いところはちゃんと評価し、いかがなものかと思うところはきっちり批判する姿勢が表れていて、面白く読めた。ダイアナ妃を過度にまつり上げていないところも良い。
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日本の天皇陛下のように象徴ではなく
常に時の首相とコミュニケーションを取り、
時には政治にも関わり、
テレビを通じて国民にメッセージを送り、
他の王室メンバーにも目を配り…
そして妻であり母であり。
コロナ前にクリスマス時期にイギリスに行ったとき、
テレビをつけると
ほぼ王室とミスタービーンだけだったのを
思い出しました。
ご自分のお父様が国王になった時に
早くからその運命を覚悟されたのだと思いますが
お見事な長い人生でした。
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エリザベス女王は勿論知っていたけれど、この本を読んでいかに自分がエリザベス女王を知らなかったがよくわかった。
後にも先にもこんなにたくましい女性はいないんじゃないかと思うくらい。
ものすごくボリュームがある本だけど、イギリスの歴史も学べる本。
天国で幸せに暮らしていてほしい。