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この本の前に読んだ同著者の「プラスチックの祈り」のように、小説というよりも、自分の考えや哲学を小説という形でまとめ上げている
「プラスチックの祈り」よりは、読みやすかった
白石さんの小説は、物語を楽しむというよりも、物事の考え方を学ぶというところがメインな気がします
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白石一文さんは、少し前によく読んでいました。
何か考えが、男尊女卑で古いし、学歴社会を否定しながらも、登場人物は優秀で一流企業で働き、女性は美人ばかり…
いけすかないーと思いながらも、何故かひきつけられるところがありました。
本作も同じような傾向でしたが、以前よりインパクトがなかったです。
今どき、女性は家で夫を支え…のようなことを書けば、それこそボコボコにされるでしょうが…
白石さんご自身の考えが変わった、ってことなのでしょうか…
芽が美(乃が美のことですね)のパン!買ってきましたが、他の生食パンとの違いはわかりませんでした。
紀の善の抹茶ババロアは、すっごく美味しかったーどの作品に出てきたか忘れましたが。
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自伝的な本は筆者を知らないとあまり物語に惹かれませんでした。
タイトルに惹かれ、筆者をあまり知らない私はイマイチ物語にしっくり来ず…。
小説的に書きたいのか、自伝的に書きたいのかわからず、文章も私は読みにくいと感じてしまい読むのを途中で辞めてしまいました。
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いつまでたっても本題に入らない。
むしろ本題なんてないのかな、と思いながら最後まで読めた。
面白かったってことかな???
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作家の野々村保古は、最愛の女性・ことりと4匹の猫とともに暮らしている。 15歳下のことりと出会ったのは、野々村が40歳の時だった。以来20年、2人はかたときも離れることなく生きてきた。還暦を目前に、野々村はこれまでの人生における「出会い」について考える。
そんなとき、ことりが母の介護のため一時的に家を離れることに。すると、二人の間に微妙な空気が流れ始め……。彼女にいったいなにが起こったのか!?
人生という奇跡の意味に迫る、作家生活30年を迎えた著者渾身の自伝的小説。
事実に基づく部分もあるせいか、ややエッセイ的な側面もある小説。読みやすかった。
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自伝的小説ということでちょっとエッセイに近いような作品でした。
それもあってかちょっと古い時代の思考のようなものが見え隠れしていてそれほど面白く読めませんでした。なんとなく理屈っぽい作品でした。