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投稿者:セロリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
てっきりイギリスものと思ってましたが、オーストラリアが舞台だったので新鮮でした。
言われてみれば、他人のプライベートにズカズカ入り込んでくる主人公は、現実では遠慮したいタイプですが、この本では不思議と私は気になりませんでした。そうでないとストーリーが進まない部分もあるからかもしれません。
ツッコミどころはいくつかあるものの、総じて楽しめました。寝る前にも安心して読めますし、登場人物一覧を何度も見返す必要がないのも良かったです。
続編も楽しみです。
クリスティのネタバレはない
2022/09/15 08:10
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投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティ好きなので期待しながら読みました。
作中でクリスティ作品は出てくるけれどネタバレはないので未読の人も安心して読めます。
総じて賑やかに推理していくお話。
なのですが
主人公が途中からだいぶお節介だったり、穿鑿好きだったりが不快でしたし合わなかった。警察に対する態度も頭悪すぎてイライラするし。
まあ、これが若い頃のミス・マープルを表してみましたとか作者が言うならそうかもねとは思いますが。
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本格も好きだけど、コージーミステリーも大好きなのでワクワクしながら読みました。
仲良し姉妹が立ち上げた「マーダー・ミステリー・ブッククラブ」。響きが最高ですね。
アガサクリスティーの作品がちょこちょこ出てくるので、読み返したくなりますね。
このシリーズは4作目まで刊行されてるので、メンバーたちの活躍が楽しみです。
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舞台はシドニー。クリスティ好きのアリシア。ミステリーを語りつくしたい、とミステリーに特化した読書会を募った。アリシアの妹も含め6人が集まった。もちろん読書会のテーマ本は「白昼の悪魔」、次が「スタイルズ荘の怪事件」とスムーズに進むかに見えた。が、第2回目でメンバーの一人バーバラが欠席。バーバラは政界進出を狙う夫と娘、家政婦と豪邸に住む主婦であるが、どうやら家出して帰らないらしい。そしてバーバラの家族にも異変が・・ そして少し離れた駅にバーバラの愛車BMWが乗り捨てられていた。・・ははーん、わかりましたよー、ここで。 メンバーたちはバーバラ捜しに奔走し、家族の秘密も解き明かすのだが、バーバラ捜しがてこずっている。 クリスティの伝記が頭に入っていればね・・
一番クリスティを読んでいたのはバーバラだったのだろう。読書会への参加動機も「ミステリのおかげで”人生における数多くの悲しくみじめな瞬間”にも正気を失わずにすんでいる ・・クリスティは暗闇に落ち込んだときの光明であり、自分がひとりぼっちだと気づいても最後には幸せな気分にさせてくれます。クリスティは日々わたしを救ってくれて、彼女がいなければわたしは明日という日をどう乗りきればよいのかもわかりません」というのだ。・・私もこれと同じだなあ。最後に光明が・・というところがクリスティだ。
オーストラリアが舞台、ということかどうか、カラっと軽い雰囲気が漂う。クリスティがらみの事柄が出てくると、ふむふむとニヤニヤしながら読み進めた。
著者:C.A.ラーマー(女性) カバー説明:パプアニューギニア生まれ。国際ジャーナリストで編集者で作家。現在はオーストラリア東海岸のバイロンベイに住む。
マーダー・ミステリー・ブッククラブシリーズ、
次回翻訳は豪華客船が舞台という。「蒸気船のオリエント号」を忠実に複製した船にクラブメンバーは乗船
ゴーストライター・ミステリーシリーズ、
Posthumous Mysteryシリーズ、
Sleuths of Last Resortシリーズ がある。
2021発表
2022.8.10初版 図書館
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ミステリー好きでアガサ・クリスティ好きなメンバーが集まるマーダー・ミステリ・ブッククラブという読書会。そのメンバーのひとりバーバラが読書会発足早々に行方不明になってしまう。
ミステリ好きなメンバーみんなでバーバラの行方を推理し真相を追っていきます。登場人物がみんな個性的で好意を持てる人物が多いしストーリーも面白かったので読んでいて楽しかったです(っ ॑꒳ ॑c)
読みやすいので海外ミステリーが苦手な方でも気軽に読めるんじゃないかな。 次作も楽しみ♪
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ミステリー好きが集まるブッククラブで
3回目にして、メンバーが行方不明に!
合間合間に意味深だったり、そことそこはどう繋がっているんだろう?とか全員怪しかったり
でも結局のところ行方不明になった女性の
自作自演。アガサがやったことを完コピした
家族に対する復讐。
それが思わぬ夫が浮気相手のメイドに殺されて
複雑になった感じ。
ミッシーが早めに図書館で借りたことや
借りた本を思い出せば
すぐに解決する話だった感が否めないけど
海外ならではのポップさがあって読みやすかった
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まあまあ。
失踪については、クリスティ好きなら察する。
殺人まで起きたのは驚いたし、犯人わからんかった。
あれこれ詮索して犯人捜しというか、失踪に首突っ込むところはなんだかなと思った。やるならボランティア的にビラとか配れば良いじゃんと思ってしまった。
とりあえず次も読もう。
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本好きのミステリ読みにはいろいろな意味で楽しめる、コージーミステリ。
コージーミステリって厳密にはどういうもの?っていうのは分かってないけど、どこかで「お茶とお菓子と共に謎を楽しむ」みたいなことを見たことがあって、その定義(?)に照らすならばまさにぴったりといった作品だった。
日本で言うところの読書会?のようなものという認識をしているのだけれど、外国だとブッククラブというのは浸透している文化なのだろうか。特にイギリスの小説でよく見るような気がする。
物語は、ミステリ、特にアガサ・クリスティーが大好きな姉妹の姉の方が何の間違いか純文学系のお堅いブッククラブに迷い込みむ(のちに理由も明かされる)。当然といえば当然、あまりの水の合わなさに辟易した結果、妹と二人でミステリ専門のブッククラブを立ち上げるというところから始まる。
古風な手段でメンバーを募った結果、個性豊かなミステリ好き(そしてクリスティーファン)の面々が集まるのだが、その中の一人がある日突然姿を消してしまい……。というストーリー。
今回読んでいて新たにわかったのは、コージーミステリは作中でお茶会をしながらミステリを楽しむのみでなく、読者である私たちも、気軽に楽しく、しかし気軽ではない事件を楽しめるものなのだなということだ。
本格ミステリのようなゴリゴリの事件というわけではないけれど、軽妙な会話やそれぞれのシリアスな事情に笑ったり共感したりしながら「楽しめる」ミステリに出会えた。
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よく出来たコージーミステリだった!
うまくクリスティと絡めてて、最後まで読み応えがあった。
海外のブッククラブは個人の家にお招きしながらやるのねと文化の違いも感じられておもしろかった。
今後のアリシアとアンダースの関係が気になる!
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クリスティ大好きなので楽しく読めた!
重たいミステリーの合間や口直しにピッタリのライトな読み心地、でも真相も気になってスラスラ読める
ブッククラブのメンバーは愛せる人ばかりで、シリーズで続いていくならぜひ読みたい
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コージーミステリー、なのかな?
読書会は参加したことありませんが、確かに難しそうな純文学やノンフィクションとかを読んでそうなイメージだなぁ。でも一度ぐらい参加してみたいかも。
と言う訳で高尚(笑)な読書会を飛び出して、自分が好きなミステリーの読書会を作ってしまえ!というヒロインとそのメンバーのお話。個人的には仕事を放り出して、人にうっとおしがられながらそこまで首を突っ込む?とは思いました。後、単純に主人公の恋愛脳が面倒くさい。でも、登場人物は個性的で面白かった。とは言え恋愛脳なヒロインなので、このシリーズのその後が読みたいかと言われると微妙な感じかな…
それにしても読書会は良い感じに使われた訳ですが、即興でも思いついて逃げた彼女はなかなかなキレモノだとは思う。ある意味ドラマチックな彼女なんだろうな。友人にはなりたくないけれども。
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初の著者。
コージーミステリとは思わず購入。
でも、たまには傷つかない小説もいいよね!(人は死ぬ)
アガサクリスティへの愛?が深い小説だった。
正直クリスティは5冊ほどしか読んでいないため、逆に面白そうな本も紹介されており気になって。
クリスティ文庫、全部揃えたくなるよね。。。
ミステリとしてはそこそこ、キャラ小説だと割り切って読んだ。重い話の間に、サクッと読めたら。
シリーズ化されているらしく、続編も期待。
姉と医者との今後が気になる!
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ブッククラブというのは、私達が知っている「読書会」のことでした。読み始めるまで分からなかったけれど。
さて、その読書会の集いはわくわくドキドキだけではなく、不穏な空気を漂わせる人間もいたということ、これは楽しい小説!
そしてお節介で謎解き大好きなメンバーが次々巻き込まれ、本当の殺人事件までも解明しようとして~。コージーミステリーのジャンルだけどアガサ・クリスティの芳醇な香りに満たされた一冊。
訳者先生のあとがきがより、読書会を身近に感じさせて下さいました。
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面白かったです。ところどころ軽い表現があるところが引っかかりはしたものの、それでテンポ良く読めた部分はあります。これはクリスティ好きにはこたえられないでしょうね。そして、ミステリーブッククラブなんて、ミステリマニアにはたまらない設定です。こんなクラブあったら参加したい!でも、軽食、飲み物用意して自宅に招く、というのは大負担です。次々に謎が現れてくる展開に、一気読みせざるを得ません。作品がベースになっているところも素晴らしいです。ただ、ファンならもう少し早く仕掛けに気づけたんじゃないの?とは思いましたね。このメンバーが再び登場する次作が実に楽しみです。
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舞台はオーストラリアのシドニー。マーダー・ミステリ・ブッククラブのメンバーが素人探偵になるのだが、みんなクリスティ好きで、ポワロの台詞を引用したりするのは楽しい。主人公のアリシア、妹のリネット含めてメンバーには独身が多くてロマンス要素もあり、素人探偵らしいドタバタ感もある。こういうのをコージー・ミステリっていうんだろうな。
真相は予想がついて、中盤ちょっと中だるみした感じがしたけど、終盤は一気に話が進んですっきり。なかなか面白かった。続編も読みたい。