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第二弾
三話構成ではあるが、そこそこの長さは感じる。
訳ありの浮世絵師と美貌の女将幸と人物は揃っている。
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L 浮世絵宗次日月抄2
先に読んだ「任せなせえ」の終わり方が続きものなのかと疑問に思うような感じだったけれど、どうやらこのシリーズはそういうもんらしい。なんか目先のことだけかたづける。そんな感じ。宗次がやたら尊い血をひいた設定になっていてガッカリ。養父が武芸に秀でた偉い人ってだけなら嫌味なく受け入れられたのに。というか、その設定必要なのか?
とはいえ、中身はわかりやすいに読みやすい。
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女性作家の時代小説を読んでいたのだが、久しぶりに、剣豪の小説も読んでみたくなり、手に取った本である。
主人公が、江戸一番と言われる浮世絵師の宗次で、撃滅剣法と、謳われた剣法の使い手である。
それも、実の名は、徳川宗徳、実夫は尾張藩2代目の徳川光友、そして生母は、豊臣秀吉の側室淀気味を祖母に持つ 咲姫なのである。
そんな宗次は、おんぼろ長屋で、浮世絵を描いている所が、庶民的である。
3話からなるのだが、江戸っ子のべらんめえ口調の題名「お待ちなせえ」「知らねえよ」「冗談じゃねえや」が、なるほど!と、思われるようなあらすじである。
そして、日本刀の説明など、余り知らない事ばかりの事柄も掲載されている。
大阪で、私より年上の方で、「月山」氏と、言われる方が、居たのだが、父親は、日本刀の人園国宝であると、聞いていたので、少し興味が湧いた。
主人公は、御曹司であるが、悪人以外は、知らぬが半兵衛の様な風合いで、事を荒立てずにいる寛容さが、良いと思われる小説であった。
2010年の初版だったけど、続編もでているのかな?と、・・・調べてみよう!!!
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前に読んだ浮世絵師宗次が面白く、実家の本棚から持ってきたもの。
読みやすい。時代小説ならではの出自を隠し、隠しきれない育ちの良さがあり、人たらしで才能ある宗次がどんどん世のため人のために歩いていく話。
道歩く人に声かけられ、ちょこちょこ世直しし、愛想振り撒き、それが嫌な感じでなく、よくわからないうちにスピード良く、ハッピーエンド。