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子どもにとっての一大事
2002/07/25 18:27
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまんさんは、どうして子どもにとっての重大問題を、ちゃんと理解しているのでしょう。
このシリーズにしても、毎回、毎回、私自身が子どものころに、とても悩まされたり、はらはらさせられたりしたことばかり。
今回の作品もそうです。
運動会。これも子どものころ、たいへん大きなイベントでした。それもたえちゃんと同じで、私は、運動会に行くのが、気が重くて重くてしかたがないタイプの子どもでした。
運動神経がいい子にとっては、楽しいイベントだったことでしょう。
でも、そうでない子の中には、私やたえちゃんと同じ気持ちで、毎年を過ごしていた子も多いのでは?
とくに、小学校という社会は、勉強ができないことよりも、体育ができないことのほうが恥ずかしいようなところがありましたから。
そこに運動会です。
勉強の結果を目に見える形で、全校生徒とその家族の前にさらすようなことはないのに、どうして運動会というものは存在するのでしょうね。
勉強についてはランクづけすると、子どもの心を傷つけるとか、いろいろかばうのに、運動に関してはできなくてもがんばればいいじゃないか、と人前にひっぱり出されてしまう。これ、ほんとに不思議です。
大きくなるにつれて、別にかけっこでビリになろうが、どうしようが、そんなに気にならなくなるものですが、小さいころは、それが一大事でありました。
そんな気持ちを同じように抱える、たえちゃんのがんばりと、たえちゃんとなおこちゃんとの友情を、あたたかく描いた作品です。
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