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初読の作品
「ボイラーマン」
「歌姫ヨゼフィーネ、またはハツカネズミ族」
「ボイラーマン」が『失踪者』の第一章に相当するということは知っていたし(自分が小説を熱心に読んでいた頃は『アメリカ』として文庫本にもなっていた)、小説らしいと言えば小説らしい展開。
それに対し、「ヨゼフィーネ」。どうしても何を言わんとしているのか、何の寓意なのか考えてしまう。⁇?
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おそらく、大学受験の時以来じゃないかな、変身。そのカフカが書いた短編小説集。訳者のあとがきにもあったけど、こんなにも???な小説家だったのか!ま、そもそも変身だってそうなんだけど、そこまでのインパクトはないんだけど、不思議な小説だった。
ま、それなりに普通なのもあるのだが…
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短編集。
仕事しながら書いたって凄いな。
どれも、??と途中でなる。
ボイラーマンと断食芸人。
なんで急にそうなった?というのはボイラーマン。
ヨゼフィーネは一読だけではほぼ????
なのでまた読む。
そして、最後の年表,人生も濃いな。
婚約と解消,婚約と解消・・・
ボイラーマン
話の展開が不思議。カールって女中をって書いてあったけど幼いような。
ボイラーマンっておじさんがあらわれたところからきゅうに影がうすくなった。
とられないようとあんなに見張ってたトランクをなぜほとんど見知らぬ人にあずけて傘とりにいった?
いろいろ?
断食芸人
はやってた時代ってどんなやったんやろ。
廃れた仕事の悲しさかなとおもったけど、それしかできないことを仕事にできたからある意味自己実現ってできてたのかな?
動物の檻の近くに檻をおかれて、藁の中でよく生きながらえていたな。
インディアンになりたい
これがこの話で一番すきといってた知り合いがいる。
仕事しながらカフカは小説を書いていて尊いな、
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どこか後味の悪い短編集。これで終わり?って終わり方ばかりで、正直読んでて眠かった。
確かに読み終わったあと、なんとも言えない充実感と喪失感が残る。これはカフカという有名人が書いてる名著だからだ!ってバイアスがあるからかもしれないけど。
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「断食芸人」と「流刑地で」で悲しさを感じたが、なぜなのだろうか。
結末らしい結末がないので、多様な感じ方ができる作品集だ。なかには、本当によく分からないものがあることは否定できない。
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田舎医者…。この本は、きつかった。昔、365日拘束されていた頃を思い出しました。20年前、理不尽な患者家族に取り囲まれた恐怖。ただ、私はその後関係を改善できたため理解いただいた後に、取り囲んだ家族に缶コーヒーを差し入れられた時は泣きそうでした。では、無事を祈りながら夜勤に行ってきます。
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リアリティをもって語られるカオス
将校は旅行者の両腕をつかんで、あえぎながら顔をのぞき込んで、深い呼吸をした。話の最後のほうは将校が叫んでいたので、兵士と囚人までもがこちらを見つめていた。話の内容が理解できなかったにもかかわらず、ふたりはお粥を食べる手を止めて、口をモグモグさせながら旅行者の顔を見ていた。