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知るって大事だな、と。
ADHDやASDといった発達障害は「脳機能の特性」である。
決してその人の能力が低いわけでも、人間性に問題があるわけでもない。
ただ物事の受け止め方や感じ方、見ている世界が違っているだけだ。
だけど、その言動には必ず理由があるということを忘れてはいけない。
本書を読んで、分からないと諦めるよりは、実態を知って少しずつでも理解していきたいと思った。
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病気ではなくそういう脳の特性ってのは分かってるし
最近では多くの人が知識としては知ってはいるだろうけど
いざ対応するとなると、心の余裕がなくなってしまうかもしれない。
それでも、考えることを放棄せずに
互いに傷つかない距離感で過ごせるように、分かろうとし続けたいな、
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周りにそういう特徴のある人がいる・自分がもしかしたらそうかもと思う人に読んでほしい一冊です。
自分ももしかしたらそうかもと、読んでみると当てはまる部分が多く、考え方等の特徴が明確になり・どうすれば良いのかが分かる様になれました。
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発達障害の人が見ている世界】
一週間に18人ほどの発達障害児を支援し、
コーチングでも発達さんの対応もさせていただいていますが、
対応やサポートの姿勢はそれぞれ違ってきます。
大切なことは、
しっかりと「観察」して、
「どういう風に感じたり、捉えているんだろうか」ということを「想像する」ことだと思います。
そして、
適切なサポートの方法を知っているということはかなり心強いことになるはずです。
この本では、
わかりやすく本人や周りの人が困っている「あるある」事例を挙げて、
「こういう時はどういう対応をしたらいいのか」
という一問一答形式になっていますので、
当事者同士やサポートする人で本書をテキストにしてグループワークをしてもいいかなと思ったりしました。
◆
私自身も、
約束や予定を守れなかったり、
夜は寝れなくて朝は起きれなかったり、
集団行動ができなかったり、
つい衝動買いをしてしまったり、
過去の失敗の記憶がすぐに鮮明に蘇ってきて消えたくなったり、、、
といったいったことでひたすら悩まされていますが、
それまで自分でもどうしたら良くなるのか全くアイデアが思い浮かばず、周りは困るは自分は凹むわで、「自分ってダメだなあ」「申し訳ないなあ」と落ち込んでいましたが、
こういうことも工夫次第、環境調整次第でかなーり改善されることを知りました。
自分自身をしっかり知ること、相手をしっかり知ることができるだけで、
随分効果的に生き、場合によっては特性を活かして社会で成功もできるケースもあります。
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発達障害についてADHD・ASDを中心に書かれている本。
私自身が発達障害なのでは無いかと思い、精神科に行ったところそのような気があるというような事を言われました。
そのことを人に打ち明ける際に説明をするための資料として医者から勧められ購入しました。
読んでみると自分の事を言っているような所もたくさん有り、どのように改善すべきか、周りの人はどんな風に対応していけば良いのかが丁寧に書かれていてとてもお勧めです。
私は就職してしばらく経ってから発達障害を疑いましたが、学生時代からこのような傾向があったような気がします。その時は、自分の努力不足なんだと考え落ち込むことも多かったです。しかし、この本に出会って少しだけですが救われたような気もしました。もし発達障害かもと感じて悩んでいる方がいれば、この本を読んでみて欲しいです。
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想像していた通りであったり、思いもよらないことであったり、色々とあったが、総じて言えることは、定型発達している人の常識や価値観をそのまま当てはめてはいけないということ。
これは発達障害の人以外にも当てはまることだが、やはりそれぞれの人の考え方や価値観を尊重して接することの大事さが改めて分かった。
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職場に発達障害の方がいて、締め切り過ぎたりスケジュール立てられない、机は汚いし空気は読めないしとにかくミスばかりで周りも疲れてしまったため参考になるかなと読んでみた。
確かにその人に当てはまることがたくさん書いてあって、私たちが「普通わかるでしょ」と思っていても、そもそも見えてる世界が違うということを思い知らされた。
うちの職場の件の人は(自分は発達障害だからできなくても仕方ない)と開き直っている節があるのでこの本に書いてある解決策を実践しようにも本人にその意思が無さそうなので難しいかも…
だけど発達障害を抱えた人全てがそうではないと思うし、皆んな大なり小なり生きづらさを抱えているのだろうな、と感じた。
自分の人生の中で今後もこういう人と関わることがあるかもしれないし、無かったとしても件の人に出会ったために学びを得たと思おう…
愚痴みたくなってしまった…
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精神科医の先生による著書である。著者の思いやりのある気持ちが其処彼処に溢れていて清々しい気持ちで読み終えた。小生も同様な子どもさん達の通う学校に月に一度仕事で伺う機会があった。小生はその子ども達はその子ども達の特性であって他の人びとと差別してはいけないと常日頃から考え対応してきた覚えがある。
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定型発達の人でも何かしらの特性はあると思うので、今までとは違ったコミュニケーションの仕方を考えて行った方が良いと思った。
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あの人もあの人もあの子も、なるほど確かに…
なんていうか申し訳ないが超長期的な解決策っていうか、答えのない問題への限りなく答えに近い何かが書かれてる感じ
これを特性がある人ない人強い人弱い人含めて、万人がもっと小さい頃から叩き込まれるような世の中になってからが本番…って感じだよな
現在その渦中にいる人にとってはちょっと建設的に持っていくのは至難の業かも
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とてもわかりやすく書かれていて、大変勉強になった。
「発達障害は病気ではなく、脳機能の特性。」
「発達障害の人が"見ている世界"にしっかり焦点を合わせて共感することが重要。」
「無理に変わらせるのではなく、本人たちができること、得意なことを伸ばし、苦手なことをカバーしてあげる方向で対応する。」
‥社会の理解と、周りのバックアップが大切であるという事だ。
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文字は少なめですぐ読める。大きなイラストで、発達障害の人と定型発達の人との感じ方の違いが描かれているので理解しやすい。
内容はこれまで読んだ発達障害の本と大きく差はなく、目新しさはなかった。
第一章「コミュニケーションの困り事」
第二章「行動の困り事」
自分事として参考になったのは、
第一章「表情、声のトーン、仕草などを読み取るのが苦手」「上の空で話を聞いていない」。
第二章は「要点を短くまとめられず、延々とやっているので仕事が遅い」「片付けられない、処分できない」「状況が変化することを恐れ、臨機応変に対応できない」など。
各項目に対して「生き方のヒント」という欄に先生からの提案があり、発達障害本人には役立ちそうだと感じた。
例えば、優先順位を付けられないならToDoリストを毎朝更新する。仕事は適性を理解し、本人に向いた仕事を割り当てる。例えば文章の校正や、職人、細かいデータに目を通して分析するような仕事など。
優先順位を付けられないのは、すべての物事を同じ比重で捉えてしまう性質があるから。
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道徳(今は何て表現するのかな?)の授業で取り扱ってもらいたい本。発達障害の人の視点だけでなく、関わる人の視点も書かれているので、すごく分かりやすい。誰もが生きやすい社会になればいいなと心から思う。
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子供〜大人の発達障害まで詳しく書いてあり、とても分かりやすい内容となっています。
発達障害の理解を深めるのに、ぜひ読んでほしい一冊です。
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内容の半分はまあ自分(ADHD)のことだけど。
ほんの少しだけ脳のメカニズムが知れるのと、発達障害当事者に向けたアドバイスがあるのはよかった。
発達障害を分類ごとに説明するのではなく、「話が噛み合わない」などの行動ごとに説明しているので、困り事から逆引きできるのが良い点。ADHDとは、ASDとは、と体系的に知ろうと思っている人には向かない。
イラストがかなり優秀で、補足としてとても役立っている。
感覚過敏がASD特有かのように書かれているのがちょっと「?」だった。あとADHDが優先度をつけられない理由も「?」だった。全体的に、著者の理論で断定的に書かれているので、実情とマッチしない部分がありそうだと思った。それか、私に隠れASDがあるか。