読むことが出来て良かった
2022/12/28 22:07
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投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
とにかく数多くの漫画作品を幼い頃から読み続けていて、
現在も漫画が大好きというのがとても伝わって来た。
作品の描き方、キャラクターについて、自分が読んで来た作品に
ついてなど、いろいろなお話しがありそれぞれ興味深く読み進めて
いました。
特に印象に残ったのは、「自分が読みたい物語は自分で
描けばいいので(笑)」(p343)という部分。
長く作品を描き続けて来た方が、このように考えていること
に脱帽しました。
いろいろな考えやエピソードが溢れているので、読むたびに
またいろんな発見がありそうな一冊です。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
よしながふみと同時代に生きている。
これはものすごく贅沢な事だ。
賃金が上がらなくても、物価が高くなった世の中だろうと贅沢だ。
それを確認できる一冊。
よしなが先生が好きな作品が自分も好きで、自分も食べる事が好きだということさえ嬉しくなる(笑)
「テレプシコーラ」のローラと六花ちゃんの関係性
ローラは厩戸王子に顔立ちが似ている、ローラは六花ちゃんとバレエのパートナーとして歩んでいくのだと言う発言に「日出処の天子」ファンとして救われる思いだった。
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詳細で丁寧なインタビュー
私はよしながさんの作品は「大奥」「きのう何食べた?」くらいしか読んだことがないし、BL作品も超ライトなファンだと思うけど、幼い頃から漫画が好きだったことやスラムダンクの二次創作など、世代やジャンルが違っても共感できるところがあった。漫画って楽しい!
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「あの人とここだけのおしゃべり」は過去作品のBLなどが多くて、己の不勉強が浮き彫りになりわからないことだらけで楽しめなかったのだが、これは面白い。出てくる作品みんな読みたくなる。説明臭くも言い訳臭くも言葉足らずでもなく、作者の考えていることがきちんと伝わってくる感じ。
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かなり読み応えのある一冊。
よしながさんが、とても頭の良い方なんだな、というのがわかる内容でした。
話に出てくる他の漫画家の方の漫画もぜひ読んでみたいと思いました。
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よしながふみファンのためのインタビュー本。
「西洋骨董洋菓子店」で面白い!と思い、気づいたらほとんどの作品を読んでいました。知らずにBL作品も買ってびっくりして本棚の奥に隠したのですが、結局あまりの面白さにドキドキしながら買い集めてした。。本棚の奥に。
そんなファンなので、この面白い物語を紡ぎだす人は何でできているのだろう??という興味の片鱗を満たしてもらった気がします。ブレなさもかっこいいし、二次創作とオリジナルのキャラクターに対する解釈の違いも面白かったです。
次の作品の構想もあるとのことで、楽しみにしています。
よしながさんの漫画を読みながらたまに読み返したいです。
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好きな漫画家さんがどんな作品が好きで、何を読んできたか、どんな影響を受けたかを知る事ができ、とても楽しい1冊でした。
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ーー橋爪だから婚姻届だったと。
そうです。プロポーズして結婚するなら婚姻届は必要だし、橋爪は真面目だから、昔から考えていたんじゃないかと。キャラクターは一度作ると、そのキャラクターが話を作ってくれるようになると思います。こういう人だったらこうするだろうなと、今度は道筋を考えやすくなるというか。
ーーそのあたり、キャラクターを膨らませたり、行動を埋めていくような二次創作での活動から影響を受けていると思いますか?
どうでしょう。このキャラはこういう人だという解釈を自分の中で固定化するというのは、二次創作では大事だと思います。そこがブレなければ、話は勝手にできると思うので、でも、オリジナルの場合はどうだろう。ただ、二次創作をすることで、自分がどんなタイプの性格をしたキャラが好きかの気づきは得られると思います。オリジナルだけ描いてると、話が先行になってしまうことが多く、どんなキャラを自分が好きなのかは明確に自覚しにくいと思うんです。逆に二次創作の場合は、自分はこういうキャラが好き、こういう関係性が好きというのがまずあるので、そこを出発点にできるのは大きいんじゃないでしょうか。特にBLだと、自分が好きなものを描くということがすごく重要で、結局それが面白さにダイレクトに結びついたりするんですね。熱量が勝るというか。なので、自分の好きなキャラや関係性に自覚的な人のほうがBLは面白いものを描けるんじゃないかと思います。描き手としての自分の持ち味を考えろとか、そんな就職活動の自己分析みたいなことを求められても困りますが、自分の好きなキャラクターや関係性の考察だったらいくらでもできるじゃないですか(笑)。
ーー担当の方からの要望で登場したエイジですが、小野に限らず彼に関わる人たちがメンター的な役割を担いつつ、エイジからもいい影響を受けるあたり、重要な役どころに収まっている印象です。
そうなんですよ。エイジを入れようと決めたときは、どちらかというとああいう性格がわりと苦手で、騒がしくなるし、でも他のキャラと違いを出さなきゃいけないしなぁ……なんて気乗りがしなかったのですが、描いてみたら存外描きやすくて(笑)。何がいいって、空気を読まずに無神経なところで、無神経だから話を回せるわけです。小野だったら気を遣ってしまって橘に振れない話題も、エイジだったらズバッと橘に聞ける。話の展開において、性格が違う存在が一人いることの重要さを学びました。戦隊ものなどでキャラの違いを際立たせた集団にする意味があらためてわかったというか。
描くときに裁かないほうが好きなので、物語なんだけど、ドキュメンタリーのような気持ちになっちゃうんですね。ドキュメンタリーと同じで、私は切り取って提示するだけ。だから、「親子っていいよね」とか「こういうこという親はよくないよね」ということを言いたいわけじゃなくて、ただそこにある、あるがままを描きたいなと思っていました。由紀子の祖母にしろ母にしろ、過去にこういうことがあったのだということだけを描いているのですが、それは私の実体験でもあって、自分の祖母や上の世代の人と話したりしていると何らかの事情が垣間見られて「ああ、なるほど」と思う瞬間があるんですよね。そして「ああ、なるほど」以上の感想はなく、その事情の発露の仕方をいいと思っているわけではないけれど、そこに至る因果はあって、それをそのまま物語にも出したいと思っています。「ああ、なるほど」体験を描きたいというか。
ーー物事の是非や何らかの意見表明をしたいわけではないと。
そうですね。物事の内部構造を見せたいということなのかもしれません。こういう構造だったとわかるだけで、人によって救いになるときがあると思うんです。『愛すべき娘たち』はキャラクターの魅力で引っ張るような物語ではないですし、結果として人間関係の構造だけを見せて終わる話になったので、エンタメとして足りているのかという不安は結局最後まで拭えなかったのですが。
ーー八ページという尺についてはいかがでしたか? それまで商業誌ではあまり描かれたことのない長さだと思いますが。
それまではほぼ尺というものを意識せずに仕事をしてきてしまったものですから、原稿用紙八枚にどれだけの話が入るものなのか、自覚的に把握をしていなかったんです。だから、この漫画を描いたことで大きな学びがありました。食べ物について描いたうえで一つはエピソードが入ることが体感できて、なるほど八ページには結構入るものだなと気づきを得ましたね。感覚としては食べ物に四・エピソードに四という感じでいけると。これが『きのう何食べた?』に繋がっていくんですよ。『きのう何食べた?』は十六ページなんですが、それだけあったらいろいろ描けるわけで、始めるときにその点で不安はありませんでした。この尺の感覚というのは流用が利いて、自分が描きたいエピソードにだいたいどれくらいの枚数がかかるか、具体的な算段が立つようになりました。何ページになろうと、基本は四か八のエピソードを組み立てていけばいいとわかったのも大きかったです。
ーー十九巻の特装版に収録されている菓子研究家の福田里香さんとの対談でも、「異世界の設定だけど、そこで起こることは非常に少女漫画的なんです。そういう意味では『大奥』は白泉社らしい漫画ですよね」とお話しされていました。この『白泉社らしい』というイメージについてあらためて聞かせてください。
一つは、物語にファンタジーやSF設定の加味が許されていることですね。それと、男女に限らず人間の性愛や友愛、いろいろな関係が描かれていること。それから<家族>への思いや悩みが描かれているものが多い印象があります。たとえば『日出処の天子」にしても、厩戸王子が真にほしかったものは毛人(えみし)の愛というよりは母からの愛情で。母親に愛されなかった心の空洞を埋めてくれると思えた相手が、毛人だったということだと思うんです。また『はみ出しっ子』や『フルーツバスケット』でもほしかった親からの愛情が得られなかった人たちが描かれています。そういった作品のほかにも『ここはグリーンウッド』や『エイリアン通り』だとか、一つ屋根の下で共に暮らす<擬似家族>が描かれる作品が多い印象で。家族関係の悩みというのは少女漫画に多い題材ですが、白泉社の作品は<擬似家族>として暮らすことが通過点としてあるんですよ。悩んでいる人��男女間の愛情によって救われるわけではないのが<白泉社らしい>なと。それが現実の日本社会ではないところで繰り広げられている。『暁のヨナ』では男女の恋愛も描かれていますが、王朝という血族の話でもあるし、『夏目友人帳』の登場人物たちもある種の擬似家族ですよね。白泉社じゃないけれど私が大好きな『PALM』にもそういう要素があるので、私の好みの問題でもあるとは思うのですが、連綿と続いているそういう何かを<白泉社らしい>と感じています。だから、担当さんからの説得もあったけれど、いざ『大奥』を自分が描くとなったときに白泉社の雑誌である『メロディ』でやらせてもらうのがいいだろうと思えました。
ーー物語を八代将軍・吉宗時代を舞台とした「水野編」から始めたのはなぜですか?
それはやはり有功の話から始めたら、つらすぎて読んでくれる人の心も折れてしまうかと思いまして(笑)。まず、人情物で一本と考えていました。部外者といえる水野が大奥に入ることで、大奥とはこういう世界なんだと読む方に説明をする形を取りつつ、並行して外部から来た将軍である吉宗が「なんだ、ここは」と大奥を否定するところから始めたいなと思って、<逆転大奥>と銘打っても、読む方にすんなりとその設定が入っていかないと思ったんですよね。登場人物にも男性で構成された大奥というものに「なんじゃこりゃ」と思ってもらったほうが読んでもらいやすいので、そういう読者に近い立場の人物が二人いるうえにハッピーエンドな話ですから、そこから時代を遡る入り口として適しているなと。
ーーデビュー当時から長く漫画を描き続けたいと考えられていて、三十周年も視野に入るほどの時間を積まれてきました。あらためてこれまでを振り返られて、まず心に浮かぶのはどんなことでしたか?
締切は守りましょう。
ーー漫画家生活の中で大切にされてきたことですね。
はい。あとは徹夜をしない。自分の健康を守ったうえで、自分のキャパシティを超えない範囲で仕事をする。キャパ超えしそうな場合は勇気を持って仕事を断る。漫画家でなくても、仕事を続けるために重要です。振り返ってみても私はラッキーだったんですよ。ここまで大きな病気をすることも事故に遭うこともなくやってこられた。
ーー「長く漫画を続けたい」というのは、どれくらいの時間を想定されていたのですが?
漫画家という職業は、一般的な会社員の定年まで働くことができるかは微妙だと思っていましたが、少なくとも五十歳までは続けられなかったら困ると思っていました。食べていけなくなるのは嫌だったんです。
ーー売れたい、ヒット作を出したいという欲はありませんでしたか?
売れる売れないは運だとか巡り合わせも必要だと思っていましたから、売れるかどうかは気になりませんでした。ただ、<食えない>のは嫌で、繰り返しになりますが、私の中で売れる漫画家と売れない漫画家にたいした違いはないのですが、食える漫画家と食えない漫画家は大きく違います。食えない漫画家は生きていくために漫画を描く以外のこともしなくてはならなくなりますから、それを避けたいと思っていました。
ーー漫画を描いて生計を立てることが大事だったと。
はい。それはもう絶対��大事でした。ただ自分が不器用な性質で、雑誌の作風に合わせたものを描いたり、ターゲットになる読者層に向けて何かサービスをしたりすることができず、自分の描きたいものしか描けないとわかっていましたので、仕事をくれる出版社に対してできることと言ったら、自分のできる一番クオリティの高いものを出す努力を続けることと、締切を守ることしかできなかったんです。締め切りを守るということはクオリティの高いものを出すことにも繋がっていて、締切までに時間的余裕があれば編集者の方から指摘を受けても十分に直せるし、その指摘が不本意なものであっても冷静に話し合えるんですよ。時間がないと至らないところもあえてスルーされてしまうかもしれないし、納得のいかな指摘でも飲まざるをえないかもしれない。人間は楽をしたがる生きものなので、心に余裕がないと安易なほうを選んでしまうと思うんです。最終的に自分の名前で世の中に出る作品ですから結果は自分に跳ね返ってくるわけですし。問題を避けて余裕を生むために何が重要かというと、睡眠と健康だったわけです。そして、漫画で生計を立てるということが大前提ではありましたが、同時にいつ仕事が来なくなっても仕方がないとも思ってました。私にとって漫画家は夢の職業だったので、子供の頃は漫画家になれないと思っていたからほかの資格職につこうと考えていたくらいで、漫画家になれたことは本当に夢のような出来事でした。それからもずっと夢みたいだなと思っています。そんな夢の中に長くいられることが本当にありがたいし、それだけで十分にラッキーだと思っているので、いつこの夢が終わっても後悔はないです。夢から覚めるのは当たりまえでしょう?という気持ちがどこかにあって。だから夢が続く限り、ありがたいな、ラッキーだなと思い続けると思います。
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(新刊情報見て「ぜったい読みたい」と思いつつ、すぐ買っても読めるかどうかと日和っていたら、夏休みで帰ってる大学生の長女が迷わず買っていたので、ちょっと借りて読ませてもらう。娘は帰省中に読み終えておいていってくれたのでゆっくり読む)
前に出たような対談本のはずが、けっきょくロングインタビューの語りおろしスタイルになったらしい。家茂&和宮、ケンジ&シロさん、それに西洋骨董洋菓子店が一同に会した描き下ろしの表紙がうれしい。
2023年3月、「きのう何食べた?」も最新刊まで追いつき、図書館で借りて読める限りの過去作品もだいたい読み終え、NHKドラマ10「大奥」も見終えたのでぱらっと読み始めたらもう止まらない。ほぼ一日で読み終えた。幼少期の思い出から時系列順に、学生時代の漫研、コミケ、商業誌デビューを経て、どんな経緯でどのような気持ちでひとつひとつの作品を作ってきたのか語っている。未読の作品がいくつかあってやっぱり作品読んでからこちらを読めればよかったけど(特に「執事の分際」「ジェラールとジャック」)、全編通して、漫画愛全開でありつつ堅実で考え深く地に足のついたよしながふみさんのお人柄が再確認できる内容だった。
子ども〜学生時代の話は自分とほぼ同世代(たぶん私のひとつ上)ということもあって、自分の過去も重ねて思い出しながらなつかしく読んだ。わたしが漫画からずっと距離をおいていたので出会うのがすっかり遅くなってしまったけれど(「大奥」の評判を耳にしつつ、実際に手にとったのは10年前のテレビドラマ化のとき)、よしながさんの作品はこの先もずっと追いかけていくだろうと思う。
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よしながふみのインタビュー本。生い立ちから各作品の解説まで幅広い内容を含む。
特に、各作品についての話は、話作りをどのようにしてきたかが説明されていて面白かった。まずトップダウンで大枠を作り、その中で辻褄を合わせたり目標を満たすために、新キャラやエピソードを思いついて配置する。また、大枠を考える上でも、現在どんな漫画がないか、自分が日頃感じていること、などから企画を練っていく。
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22/09/25読了。ただし、未読作品に関わるところはスキップしたので、7割程度か?
よしながふみさんの、漫画への愛と、食える漫画家でいるという信念と、裁かないというスタンスがよく伝わってくる。
私は、愛すべき娘たちがすごく好きで、もうわりと前の作品だと思うけれど、その印象から変わらない、全くブレないひとなんだなぁと感じて嬉しかった。
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よしながふみさんのインタビュー本。
これだけれ1冊が成立する漫画家さんがどれほどいるのだろう。
そしてその作品のほとんどを読んでいるので「なるほど!そうだったんだ!」みたいな感じで読みました。
ファンブックみたい。
でもちょっと違う。
どの雑誌にも当てはまらない(当てはまれない?)からこそ彼女の作品は素敵で、そして「それでもいいんだよ」と創作したものがどこにも当てはまらないことを肯定してくれている気がする。
(とはいえ素晴らしいからこそ世に出ているのだけれど)
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ロングインタビュー
生い立ちから漫画家となっての軌跡。特に個々の作品のできるまでの事情や作品への思いなど、とても面白かった。
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よかった。
面白いけど、めっちゃ長い(笑)。
半分くらいで一度息切れしたけど、なんとか完走できました。
もう、すっごく腑に落ちる一冊。
よしながふみ好きなら読んで損はないと思う。
子供の頃読んでた漫画の話も面白いし、この話やキャラに入れ込みすぎないフラットな視点?がよい。
この熱すぎない、でも冷めてるわけでもない温度感が私は好きなんだな、と再確認。
ずっと描き続けて欲しい作家さんです。
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ファン向け。
前半、未読の作品が続いてついていけない感があったんだけど、後半はとても面白かった。大奥とか改めて読み返してみたくなる。
初期のBL作品は読んだことなかったけど、読みたくなりました。