素晴らしい本です
2024/06/30 11:41
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
独自の視点での解説で本の魅力や著者の魅力がまとめられていて、一度は読んでみたいと思います。本からもらう感動であったり、知識であったり、本を読む楽しさを伝えてくれる本だと思
います。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
知らなかった本の、おすすめを読む載って面白いんだなという新しい発見がありました。気になった本もあり、読んでみたい。
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装画から小学生におすすめのブックガイドかと思って読み始めたけど、むしろ大人向けと思われるラインナップだった。
ノンフィクションは普段あまり読まないので、紹介されていた本を読んでみようかなと思った。
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ブックガイドとしての期待も高く、しかも重松さんの手になるものってことで入手。…なんだけど、読み始めるや否や、『あれ?何か違うかも…?』みたいな気分に。結局、読了にだいぶ時間がかかってしまったんだけど、それはひとえに、殆ど楽しめなかったから。ちょっと考えてみれば自明なんだけど、書評と文庫解説では、その担う役割が違う訳で、当然、想定する読者層も変わってくる訳ですわな。前者が、未読の人に勧めるっていう役を担うのに対し、後者は、既読の人と感想を共有するっていうニュアンス。そのことにハタと気付いたとき、本書が自分が望むのとは違ったベクトルのものであることに、遅ればせながら頭を抱えたのであった。ちゃんちゃん。
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少しずつ読み進めました。
さみしさに効く読書案内、心に栄養をくれる34の名作たち、重松清さんが何を読んだらよいのか教えてくれます。
重松清さんの人柄、その本がどれだけ好きかが伝わってきます。
読み終えたらもう一度ページをめくって自分が気になった作品を読もうと思っています。
こんなにワクワクする本の紹介は初めてですし、重松清さんの作品だけではなく人柄にも好感が持てました。
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2022(令和4)年発行、新潮社の新潮文庫。34編+1。恥ずかしながら知らない作家や、読んだことのない作家も多い。過去に栗本薫の解説集(『作者の肖像』だったと思う)を読んだが、栗本が自分に引き寄せ切って書いているのに対して、こちらは自分に引き寄せている個所も多いが、突き放す箇所もある、その突き放し方が絶妙だと思う。この本の目的は何作かでも元の本を読んでもらうことだと思われる。私も何作か読みたい本があった。
対象作者:矢沢永吉、五木寛之、伊集院静、小池真理子、糸井重里、宮本輝、南木佳士、小沢昭一、永田和宏、東海林さだお、岡崎武志、みうらじゅん、恩田陸、宮部みゆき、角田光代、窪美澄、木皿泉、酒井順子、柚木麻子、近藤雄生、鎌田慧、稲泉連、西岡研介、松本創、森達也、上原隆、中上健次、川端康成、三島由紀夫、太宰治、有島武郎、開高健、草野心平、石垣りん、文庫版あとがきにかえて:坪内祐三 追悼評論、備考:「読むよむ書く」(幻戯書房 2019年刊)の改題,再編集し新原稿を加える
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重松清さんの書評的な感じの本。様々な本が紹介されているが、独自の視点での解説で本の魅力や著者の魅力がまとめられていて一度は読んでみたいと思う。本からもらう感動であったり、知識であったり、本を読む楽しさを伝えてくれる本だと思う。