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秋永真琴『ファインダー越しの、』:創刊号に載ってた『フォトジェニック」の森島さんが再登場で嬉しい。まだ続きがありそうで楽しみ。ただ、私は、完全に森島さんの興味対象外の「素朴な(婉曲表現)男性たち」たる「みやっちさん」側の人間なんで、ちょっとへこむ。
「自分は写真写りが悪い」という認識に「いやいや、だいたい実物通りに写ってますが?」、「そういうネガティブなのか自分に自信があるのかよくわからない人より、あたしのほうが前向きで幸せじゃないかな。」とばっさり切り捨てられて、かなり、ぐさっと来たけど、おっしゃるとおり。素敵です。みらいさん。
真門浩平『ルナティック・レトリバー』:単純に面白く読んで、この人の他の作品読みたいと思った。十分プロじゃないかと。それだけに、選評の指摘に、ミステリってやっぱり難しいんだなと。当たり前だけど。
ネイサン・イングライダー『二十七番目の男』:全然分からなかった。前提知識というか、教養不足。
高田大介『記憶の対位法』:前回に引き続き、「一体、何を読まされてるんだろう?」と。歴史の話語りすぎじゃない?もう少し進んで、物語の全体像が分かれば腑に落ちるんだろうか。