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投稿者:本好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネス書のベストセラー作家である千田さんが勧めるお金に困らない厳選された本が気になったので読んでみた。
ラーメンで会計を勉強するなら
2023/11/26 21:23
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投稿者:shirokuroino - この投稿者のレビュー一覧を見る
入門として購入しました。
ラーメン屋をベースに会計がどのように使われているかを学べるので、最初に読む本としては良かったと思います。
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投稿者:本好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者のラーメン屋で食事をしたことがあるので気になり購入。
読みやすいですが、内容は基本的な事ばかりで、何かを得るって程ではないです。
それに今はそのラーメン店が閉店してしまったので、残念ながら内容の説得力もほとんどなくなってしまいましたのでこの評価です。
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ラーメン屋の経営を通して、会計の基本的なことや、重要性を学べる本。また、会計だけではなく、経営についても触れられており、倒産事例や現金の重要性、支払うべき税金についても、例に則って書かれてるため、非常にわかりやすい本。
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公認会計士、税理士、司法書士、行政書士の資格を持っている著者が、故郷青森八戸にて、ラーメン屋さんドラゴンラーメンを開業させたという話。
経費率が低くて、倒産率も低い士業から一旦離れて、あえて競争の激しい飲食店で勝負をしたいと思ったのがきっかけだそう。
開業は、2020年10月というから、ちょうどコロナ禍真っ最中の開業となったらしい。
しかも八戸は緊急事態宣言対象外だったために協力金も出なかったそうな。
飲食業における原価率は、30%以内でないと経営が立ちいかなくなる。かつて流行った俺のフレンチの原価率60%は、都心部の店舗で高い回転率を実現するから出来たこと。
ホリエモンが述べている商売の4原則①利益率が高い②在庫を持たない③定期的に一定の収入がある④小資本で始められる。
飲食業はこれら原則の真逆に位置する。
食材費、人件費、家賃の売上に占める割合をFLR比率という。飲食業においては、70%程度に抑えるのが望ましいとされている。
人件費の節約のためにはオーナー自らがお店に立つのが良いけど、自分の時間を切り売りする仕事はすぐに儲けの限界がきてしまう。
だから、そこそこ流行りだしたらチェーン化するのが飲食業のセオリー。
著者は、あえて立地の悪いところで開業し、開業資金は100万しか投入せず、1年間有料広告を使わないという縛りを導入した。
その理由は資金力がない人が成功するまでのプロセスを自分のものにしたかったから。
一番よくないのは、ズルズルと赤字を垂れ流し続けること。
適切なタイミングで撤退できればまたチャンスは訪れる。
税務申告の怖いところは間違えた申告をしてもその場で指摘されないこと。
数年経った忘れた頃に税務調査という形で間違えを指摘される。その時は追徴課税されるため、税務申告を適当にやってはいけない。
世界で最も古い歴史をもつ会社は日本の金剛組。神社やお寺の建築をした会社で創業は西暦578年という雑学には驚き。
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会計士・税理士である著者が、ラーメン屋店主としての実体験を書いた本。
管理会計を、とてもわかりやすく実体験をベースに説明してあるので読んでいてイメージしやすい。
そしていかに飲食店経営が、難しいかが分かった。
個人と法人の違いや黒字でも倒産する事などが、印象に残った。
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公認会計士、税理士、司法書士、行政書士の資格を持つ著者が、自身で経営するラーメン屋を事例に、「管理会計」の重要性をわかりやすく説明してくれています。
内容は、良くも悪くも基本的な水準で、既に会計の勉強をしている方には少し物足りないかもしれませんが、飲食店を開きたくて会計初心者の方にはとてもおすすめです。
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ラーメン屋を題材に管理会計の基本的なことが理解できたが、経営者の大変さがよくわかった。
近所のあのラーメン屋は?
街中のラーメン屋はどう経営しているのか?と考えてみたくもなり、物価高騰の中で苦労して営業していることも、改めて想像することができた。
一方、個人的には管理会計の話よりも、人口減少で地方都市が衰退していく中で、地元を盛り上げようとする気概が素晴らしいと感じた。
リスクを適正に管理しながら挑戦する仕組みを作ることがこれからの地方自治体にはより求められるのかもしれない。