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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
教科書で学んだ科学随筆がまとめられていて、懐かしく読むことができました。寺田寅彦や湯川秀樹など、よかったです。
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寺田寅彦、中谷宇吉郎、湯川秀樹をはじめ、岡潔、矢野健太郎、福井謙一、日?敏隆七名の名随筆を精選。国語教科書の名文で知る科学の基本。文庫オリジナル。
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着眼点!(@_@)学生時代に科学者の随筆集を好んで読んでいたのに「読んだような気が…(・・?」程度にしか覚えてないや(--;)確か文庫本がまだあると思うんだけれど…うん十年前だからの~(´-ω-`)
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積読。
国語の教科書は配布され次第その日のうちに全部読むタイプだったので楽しく読んだ。
池上さんの科学的思考の入門本を読んだあと少しだけスムーズに読み進めるようになったのも驚き。
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教科書に掲載されている短編はそれだけで品質が保証されているのだろう。どれもこれも面白くて読みやすくおまけにタメになるものばかりであった。科学者の考え方の話や他の学問との関係性、科学の哲学や喜び、科学にまつわる様々な発見やエピソードなど読み飽きない面白さばかりだ。特に最後のチョウの行動観察の話は、幾つもの仮説や困惑の果てに真相が明かされる探偵小説のような面白さがあり、とても印象に残った。どの話も科学の楽しさや、科学により人間はより良くなっていくという希望が込められており何度でも読み返したい短編ばかりであり、是非ノスタルジーに浸るような気持ちと未来への思考の育成の心構えを持って読んでほしい。