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投稿者:テルボー - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章も挿絵も可愛らしく微笑ましい物語で、特に最後の場面が印象に残っています。
とても癒されます。絶版なので大事にします。
安房さんのお話は、どうしてこんなにかわいらしいのでしょう
2002/07/25 18:30
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても働き者の豆腐屋のご主人がいました。
毎日毎日働きどおしのご主人ですが、月に一度、毎月十日だけはゆっくりお休みを取っていました。
ところが、ある日、この月に一度のお休みの日に、ご主人を起こす者たちが。
店の前にはあきれるほどたくさんのすずめたち。
このすずめたちは、小さな袋にだいずを入れて持ってきて、そのだいずで小さな小さな豆腐を作ってくれとたのむのでした。
すずめたちがそろっておじぎをする姿、できあがったマッチ箱二つ分くらいの小さな豆腐。
もうなにもかもが、かわいらしいのです。
すずめたちの取る行動も、豆腐屋のご主人のやさしさも、すべてがあたたかくて、すてきなお話です。
最後の最後まで、1シーン、1シーンが、愛らしいのです。
絵ももちろんかわいいのですが、絵が用意されていないシーンでも、安房さんの文章が自分の頭の中に描き出すシーンがまた、とてもかわいらしいのです。
絵のかわいさに助けられているような絵本を、出していらっしゃる方はたくさんいるようですが、文章だけで、これだけ愛らしい雰囲気をかもし出すことができる人は、なかなかいるものではありません。
作中、お豆腐屋さんの毎日の仕事や、豆腐の作り方も簡単に紹介してくれているので、そのあたりも、読んでいて楽しいかもしれませんね。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛い可愛らしいお話で癒されました。イラストも動きがあって楽しく読むことが出来るし、子供にも人気がありました。
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とうふやさんの月一のお休みの早朝、すずめ達がお茶碗いっぱいの大豆を持ってやってきて、豆腐をつくってくれと頼んでくる。
とってもかわいらしいお話だった。
字の大きさからいって、1年生から自分で読めるかな。
挿絵がほんわかしていて、お話にぴったりだと思った。
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青空文庫のぺらぺらの冊子で読んだのを思い出して登録してみた。
豆腐屋さんにちっちゃな豆腐を頼みに来るすずめの話。ラストも素敵です。
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休日のお豆腐屋さんにやってきた、たくさんのすずめ。子供たちのお祝いに豆腐を作ってほしいと・・・。お豆腐屋さんが頑張って作ったすずめサイズのお豆腐と油揚げがなんともおいしそう。
最後にすずめが持ってきた<お礼>がとても素敵。お人形遊びが好きな子供が喜びそうなお話かと。
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お豆腐屋さんがすずめに頼まれてかわいらしいお豆腐をつくります。その豆腐のために豆を育てているすずめたちの様子を想像するととてもほんわかした気持ちになります。
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安房直子さんの童話集「ねこじゃらしの野原」に収録されていた「すずめのおくりもの」があまりにいい話だったので、単品絵本「すずめのおくりもの」を読みました。絵は画家の菊池恭子さん、1948年千葉県生まれ、安房さんの作品の挿し絵はねずみに次いで、すずめが2度目だそうです。とにかく「すずめ」が可愛いです。童話も良かったですが、絵本の醸し出す可愛さ、健気さは素晴らしいですね!(笑)
私は、豆腐、油揚げ、厚揚げ、大好きです。豆腐屋さんの朝は早いです。私が早朝ウォーキングしている時は既に働いていらっしゃいます。安房直子・作&菊池恭子・絵「すずめのおくりもの」、1993.9発行、再読。月に1度の休みの日の朝、沢山のすずめ達が大豆の入った袋を持ってやってきました。「小さい豆腐を一丁、お願いします」と(^-^)
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お豆腐やさんにスズメたちが訪ねてきて、スズメ小学校の新入生のために小さい豆腐(油揚げ)を作ってほしいとたのむ。若干時代が古く感じるかもしれないが豆腐の作り方も知ることができる。自分で読むなら低学年春向き。
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とうふやさんとすずめの「おくりもの」のお話
「とくべつのおねがいです。」
「とうふを 一ちょう、こしらえてもらいたいのです。」
ある朝、すずめたちが、とうふやにやってきて言いました。すずめ小学校の入学いわいに、ごちそうをしてあげたいと思ったのです。そこで、とうふやが、とうふやあぶらげを作ってやると、すずめはおれいを言ってかえっていきました。その日の夕方、すずめたちは、またとうふやにやってきます。「おすそわけに あがりました。」
すずめがくれた「おくりもの」は、とってもすてき。それに、とうふやさんが、とうふやあぶらげを作るようすも楽しいですよ。さしえもたっぷりで読みやすいです。
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小さいものってどうしてあんなに可愛いんでしょう。
豆腐屋の主人の大きな手で作られる、小さなお豆腐や油あげ。お人好しと書いてありましたが、おおらかで優しい雰囲気が伝わってきました。
すずめがせっかちというか、大勢でやってきて騒がしいのも可愛らしいです。
「こしらえる」っていう言葉だけで
愛がこもって美味しそうな感じがします。