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No.4/2023
『旅だから出逢えた言葉III』伊集院静
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部屋の窓から外をずっと見つめているターナーに対して弟子が聞いた。
「何を見ているのですか?」
『空と水だよ。私はここで昼も夜も
レッスンを受けている』
J・M・W・ターナー
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著者が奈良県の中宮寺で見た弥勒菩薩
その魅力が書かれていたので
実際に観に行きました。
ほんわかと包まれるような気分になりました
多くの人が訪れる理由がわかった気がしました
けれども著者のように深い洞察はできませんでした。それはおそらく経験と知識が浅いから。
著者は旅を進める一方でこのように言っています。
「とはいえそれも当人の気持ちが大切で、遊んでばかりの旅ではむこうから真価のあるものはやって来ない。」
(旅だから出逢えた言葉II)
「何かを得られる自分」で旅をすることは
とても楽しいだろうなと感じました
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「おだやかで、やわらかい時間が、私たちの国の間にはあったのですね」
「六月を綺麗な風の吹くことよ」(子規)
「水の動きも止まっている池の水の上のようなところに立っているイメージ」
-松井秀喜のスイング練習のイメージ
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伊集院さんの訃報を聞いて、愛媛出張前に手に取った本。旅にでて、そこでしか出会えないものに触れたとき、作家はどんな言葉を紡ぐなだろうか?
美術品も然り、だけど、芸術は受けての感性も必要だと痛感した1冊。