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2022年、3期目に入る習近平は、最高指導部メンバーを、お知り合いの6人で固めた。共産党大会で前総書記の胡錦濤を退席させた。
この中には、政権争いが凝縮されていた。
毛沢東を、越えて絶対的存在を狙う
恐ろしい
これから中国はどうなるのか
みまもりたい
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習近平が如何にして中国のトップに上り詰めたか、そしてその中国はどこに向かうのかを記した書。何より凄いのは、権力を握るまで誰も彼の野望を見抜けなかった点。
遠藤誉氏の著作では、習近平の父の習仲勲こそが改革開放を始めたが、その功績を全て鄧小平に盗まれたため、習近平は鄧小平の事績を消し去り、毛沢東に並ぶ地位に自らを押し上げようとしている由。
習近平の野望は日本の未来にも影響する。しかし、習近平が鄧小平の韜光養晦路線を捨ててくれてよかった。習近平が焦り、中国の凶暴性といった本性を早目に出してくれたお陰で、世界は対応することができている。これが、元々の中国の計画である、建国100周年の2049年の時点だと、本当に中国は経済、軍事ともに世界一となり、地球の覇者になっていた可能性がある。我々は、この時代に習近平が中国のトップになってくれたことを感謝しなければならないかもしれない。
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ある集団内の個人間の権力闘争が、その集団が大き過ぎるとは滅的な影響となる恐れ。
情報統制の恐ろしさ。