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投稿者:トラベラー - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんか、後味悪い話を読んだ気がする。
ネタばれになるからあまり書かないけど、
田中くん、チョッと人間的に受け入れられない。
タイムマシン云々でなく、人間的に遠慮がないのが凄く嫌だった。結局、「タイムマシンでは、行けない明日」でうまくゆくんだけど、あの根掘り葉掘り聞く束縛体質な性格はなんだかなと、まあ、ここに初めてレビューを書くくらいだから、この人はかなり後味の悪い思いをしてしまったんだなと思って下さい。
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2023/01/12
自分の恋やこれまでの失敗を無かったことにして思い通りにできたら…なんて考えてたりする自分の願望みたいなところがうまくまとめられて短編の小説になっているような感覚で読んでました。
それぞれの短編の人物に関わる恋模様や人間関係の中で、タイムマシンで戻ってみたり、不思議な道具の力を借りてみたり、少しファンタジー要素が混ざった話があるのが特徴です。
中には「こんな世界が実現したらいいなー」なんて思えるものもあり、手軽に楽しむことができる小説だなーと思いました。
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最初はなんか独立した退屈な話の集合かと思ったんだけど、ある地点から、前半と話が繋がりはじめて…
続刊があるみたいだけど、もしかするとそれを読むとすべてが一つに収束していくのかも…
そう思うと本のタイトルもなんだか気になる。
続編も読んだらもっと点数あがるかもだけど、今は3点。
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タイムラインや超能力、瞬間移動など科学や物理で解明できない能力やものたち、科学で解明できる人間ロボットなどが登場する短編集。
繋がりがある物語も。
少し生活が豊かになったり、逆に親友との関係がぎくしゃくしてしまったり…一見便利にも思えるこれらの力だけど、力を使えばその分、その人に何らかの影響を及ぼしてしまう。
面白かった。
単行本で読んで文庫で再読。
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7話からなる短編集。
こんなのあったらいいな~なんて想像されがちな、今現在では非科学的な物を実際使ってみたけど、結局は自分で決断して行動しないとね・・・そんなお話。
各お話の登場人物は少しずつ関わっていたりいなかったりの距離感で登場します。
全体的にほんわか幸せなお話。
いじわるや血みどろな部分はゼロなので、なんだかリラックスできる本が読みたいかも・・・という人におすすめな一冊。
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「タイムマシンでは、行けない明日」と登場人物がリンクした短篇集。ただし、こちらの方が先に出版されている。自分は「タイムマシンでは…」の方を先に読んだので、本書はサイドストーリー的に読むことができた。どちらを先に読むべきということはないので、好きなほうから読んでいいと思う。ただ、両方を読むことで、登場人物と時間が絡み合い違った世界が見えてくる。ぜひ2冊とも読むことをおすすめする。
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もうひとつの「タイムマシン」ものに繋げて読むよりは、超能力ものとしてそれぞれのエピソードを楽しむ方が良いかと。平沼先生繋がりで読んでしまうと、過去世界で空間を移動するとパラレルワールドに陥ち込むという矛盾点が生じる。
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はじめは子ども向けのような話だなと思ってましたが、30ページ程度の中にあれだけの面白さを詰めて、さらにどこかで話や登場人物が繋がっているという仕掛けもあり、読み終えた時には、タイムマシンに乗ってたどり着いたような気分でした。
どれも不思議な話でしたが、あったらいいなと思うものばかりで、たくさんの夢を見た気がします。
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好きな作家の畑野智美のソフトSF。それぞれの短編は独立しているのだが、登場人物はすべて絡んでくる。この一冊では、あまり面白いとは感じなかったが、連続刊行の「タイムマシンでは行けない明日」もどうも絡んでいて、どんでん返しの未来(過去)が待っている予感。次を読んでみよう。
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ちょっと不思議なことが起こるものだったりひとが出てくる話。平沼先生はもしかして、とか想像するのが楽しいです。話は楽しいものばかりではないですが、読み応えがありました。