投稿元:
レビューを見る
社会との関わりを意識するようになったリリアーネ。同級生との関係も変化し、精神的に成長したところを描いている。
後半、一気に読ませる展開であった。
投稿元:
レビューを見る
"『スーゼウィンド嬢、わたくし、あなたのことをとても高く評価しておりますのよ。お気づきでした?』猫は言いました。『わたくしは、いつもおおっぴらにはお伝えしませんけど、あなたにきわめて大きな好意をよせておりますの』"[p.89]
10巻目。
トルーディの話し方がけっこう好き。
等身大なリリが良い。
"イザヤは自信なさそうにリリを見つめました。「ぼくにもわからないや」
「あなたはわたしの親友よ、イザヤ」リリは体をすべらせるようにベッドのふちにすわり、イザヤを引きよせ、ぎゅっとだきしめました。グロリアとヴィクトリアのうそに引っかかってしまった自分をとてもおろかに感じました。それに、イザヤがリリにうちあけてくれなかったのは、自分のせいだとも思いました。ここのところ、いつも自分の問題にふりまわされて、リリもうんざりしていました。けれども、それが原因で、リリとイザヤの友情にまでえいきょうが出るとは考えてもみませんでした!リリは、イザヤの中でなにがおこっているのか、もっとよく知りたいと思いました。"[p.229]
投稿元:
レビューを見る
先がどうなるのかドキドキした。シュヴァルツシュテンゲル氏がもぐらのせいで土に入っていくところが、ものすごくおもしろかった。
投稿元:
レビューを見る
この本で一番びっくりしたことは、トリクシィがとても歌が上手だったということだ。他にもびっくりしたことがある。それは、リリが勇気を出して、マスコミたちを利用して森を守ろうとしたことだ。それを考えたイザヤもすごいと思ったが、それに協力したいろんな人たちの人間の鎖もすごいと思った。それから、フクロウたちも助けられたし、イザヤとリリの中も深まったので安心した。
投稿元:
レビューを見る
森の中で動けなくなった小さいフクロウを守るために立ち上がるリリアーネ。勇気を出して、マスコミのインタビュウーを受けながら、町のみんなと人間の鎖を作って森を守ろうとする。土の中からモグラが顔を出すところは笑った。モグラも役に立つことがあるんだ。