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この本自体はデザイナーと呼ばれる職種の方がメインターゲットであると思いますが、むしろデザイナーと付き合いのあるクライアント側の方にもお目通しいただきたい内容となっています。
ビジュアルを取り扱う職種の方には「クドクド説明せずとも、絵で見せて一発OKをもらえればよい」「このビジュアルの価値が分からないのは、クライアント側が不勉強だからだ」といった価値観がまだ残っているのでは、と感じており、とはいえ納期のこともあるので、クライアント側も不信や不満をかかえつつ仕事を進める場面があるのではないでしょうか。
お互いに良いコミュニケーションを取るべく、「なぜ言語化するのか?(なぜ言語化する必要があるのか?)」「何を言語化するのか?」「どのように言語化するのか?」といったテーマについて、ヒントが得られました。
分量は多くはないので2時間程度で読めますが、時間の無い方は「STEP2.デザインの意図を伝える」「STEP3.クライアントの要望を汲み取る」だけでも読んでおくと良いでしょう。テクニカルな具体例を中心とした、現場のデザイナーでしか書けないような事例や体験談が詰まっています。
また、「デザイン」と「アート」の違いについても触れられており、強く腹落ちしています。デザイナーと呼ばれる方の中にも「自分はアーティストである」と勘違いをされれている方は実は多いのでは、とあらためて感じました。
さらに深堀りしたい方は、例えば『デザインの伝え方(Tom Greever著)」などに進むと良いでしょう。
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SNSでたくさんの方が勧めてきたり、店舗では売切続出らしかったので買って読んでみた。
正直内容は普通。絶賛されていたほどではない。
ただ、最近デザインや言語化に関する本をいくつか読んでいたので、とくに新鮮さを感じなかったのかもしれない。
内容自体はいいと思うので、普段あまり本を読まない人に読み始めとして勧めるにはいいと思う。
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レイアウトだ、フォントだ、の説明をするのは難しいと思っていた。デザインを説明する方法をデザイナーお立場、ブリーフをするクライアントの立場などから説く。読みやすくわかりやすいので制作サイドにも、発注する側にもオススメ。
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実は修正地獄に陥る原因は言語化にあり!?
デザインに関わる全ての人が知っておくべき言語化テクニックを4つのステップに分けて紹介!上手にコミュニケーションを取って高評価を勝ち取ろう!
図書館スタッフ
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タイトルにもある通り、自分のデザインの意図を言語化して説明するテクニックが紹介されていますが、クライアントからの戻し「あるある」や混同しやすい用語、構成Tips、上司の立場でのダメ出しの心得など、いろんな角度からクライアントワークを成功に導く方法が紹介されていて、良い本だと思いました。
メモ
・「センスがいい」と言われるものは、 多くの人が共感するもの。つまり、その分野の平均値。
・日本人は黄金比よりも白銀比や正方形を好む
・デザインの言語化能力を高める一番効果的な方法は、 発想段階からデザインを言語化して考える こと。つまり、 いきなりデザイン画を描き始めないこと。
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個人的にはとても良かった。
デザイナー4年目で直面してる悩みにダイレクトに働きかけてくれた本。
お客さんと話すことにプレッシャーや不安がなくなった。
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デザイナーってどんなことを思って、どんな仕事をしていて、どんなことに気をつけているのかがよくわかった。
作者自らの業務での成功体験、失敗体験が書かれていて、とても読みやすかった。