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投稿者:みずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公主観で進んでいったので、共鳴を感じていたのが彼だけのように見えたのが残念。
主人公の気持ちの動きはゆっくり静かではあったが、丁寧で共感できた。共鳴の表現含め、気持ちの表現がとても素敵な作家さんで、そういうところは好き。
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早寝電灯先生作品では1番好きだった。ゆったりとしてて人間味ある温かな話。それでいて重厚。
オメガの受けが教師になった理由とか細かな描写にも心惹かれるポイントあり。泣きそうになった時カーテンに思わず隠れちゃうシーンが日常の一コマすぎてエモくてなんて丁寧な描写だろうと思った?とても良かった
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再会オメガバース・ストーリー。
常に規則正しい生活を心がけている、高校教師でΩの白根。
修学旅行を請負った旅行代理店との打ち合わせで、高校時代の同級生・清成に偶然再会する。しかしαである清成の影響で、打ち合わせの最中、白根は突然ヒートに襲われる。急いで抑制剤を飲み、ことなきを得たが、清成は白根の体調管理という名目で、今後も友人として付き合うことを提案し・・・?!
『オメガバースの最高傑作!』
『孤独でいたかった。なのにどうしてΩ(俺)の体は、α(おまえ)と響き合ってしまうんだろう。』
帯の言葉がこの本を的確に表している。
早寝先生の作品初めて読んだ。
この作品だけなのか知らないが、急な場面の切り替えが結構あるのと、多くを説明せず「察する」力が必要だったので、読むのにエネルギー使ったf^_^;
てか私の読解力じゃ1回読んだだけではこの作品の良さが理解できず、再読してやっと「こりゃ確かに傑作だよ」ってなった。
本当に欲を言えば、2人の間に一波乱あって欲しかった(^O^)
あと、とても深く感動できる作品なので、一つ一つのエピソードをもっと掘り下げて3巻くらいのボリュームでじっくり味わいたかった。それ位良い作品。
本のタイトルでもある『52ヘルツ』の意味が深く刺さった。