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「君を世界で一番×してる。……嘘だけど」
クラスメイトの御園マユ。まず第一に、とてつもなく美人。他人を寄せつけない孤高の存在。そして、これが大事なんだけど……実は僕の恋人。
――そう、表向きは。
最近、小学生の誘拐事件が街を騒がせているらしい。
僕はずっと不思議なんだ。マユ……いや、まーちゃん。
君はなぜあの子たちを誘拐したんだろう。
すべての読者を騙し、慟哭と衝撃の真実を突きつけるミステリーが、完全版で蘇る。
【本編の前日譚にあたる、書き下ろし掌編も収録】
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入間人間が2007年に発表した初長編小説。シリーズ1巻目です。前日譚の掌編を追加した2023年発売完全版。ラノベ初期の名作が新しい読者の目に留まる機会が増えるのは良いこと。小学生兄妹の失踪事件と連続殺人事件が同時に起きている田舎町で「みーくん」と「まーちゃん」の出会いから始まる物語です。幸せの形は人それぞれです。本編も加筆修正されており、だいぶ読みやすくなっています。嘘だけど。どちらが良いかというと、尖りまくってた電撃文庫版をおすすめします。そういや、大政絢、染谷将太で実写映画化もされていました。
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シリーズをリアルタイムで追っていたファンですが完全版なんてものが出ていたことをブクログで初めて知りました。ありがとうブクログさん。「そうそうこんな感じだったな懐かしい~」と「こんなに読みやすかったかな?」が交互にくる読書感でした。この後の巻も"完全版"で出してほしいなあ。
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 完全版 幸せの背景は不幸。入間 人間先生の著書。幸せの背景は不幸って納得する。幸せの背景は不幸、不幸があるから幸せがあるのかな。嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん、考えさせられる一冊。
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令和の時代にこのシリーズをお目にかかるとは思ってなかったですねぇ!
記憶を辿りつつ読んだ限りでは、原作からストーリーや展開には変更はない感じかな。
電撃文庫の原作と違って、挿絵やカバー裏のアレがないのはちょっと寂しいかも。
入間人間氏の作品はいくつか読んだけど、このシリーズはやっぱり好きだなって。
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「完全版」の響きに対する興味6割と懐かしさ4割くらいの気持ちで久しぶりに入間人間先生の作品を手に取りました。
いつも行く書店の棚に並んでいてたまたま目に止まって
あー久しぶりに読んでみたいな
くらいのテンションでしたが
やはり独特の世界観があって言葉選びが変に気取ってなくてとても読みやすいです。
ページを捲るたびにぐっと惹き込まれてなかなか離れられず、つい夜ふかしして読んでしまいました。
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クラスで目立つ美人な女子高生は、そこそこいるものだ。僕はそんな彼女の家まで乗り込んで、彼女に魔法の言葉を唱えてみる。
「まーちゃん」
嘘つきな僕とまーちゃんとその他もろもろの奇妙な生活が始まった。とても残酷な過去を捨てられないまま…。
入間人間(いるまひとま)さん初読みの『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん完全版 幸せの背景は不幸』の感想ですが、申し訳ないことに独特な世界観に頭がついて行けずに混乱してます。
序盤から西尾維新さんのような独特さを感じつつ、ラブコメやサスペンス要素も感じ取れていたのですが、なぜ高評価かつ私のブクログのオススメ候補に出てきたのか分からず、とても消化不良になってます(^_^;)
ただ2007年と完全版の前の初版が古い作品ともあるので、当時の読者にとっては懐かしい作品なのでしょうね。という事情から星は付けないことにします。
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感想
他人の不幸の上に成り立つ幸せ。幸福はどこかで他人を踏み躙っているのかも。でもそんなこと気にする暇はない。だって幸せなのだから。
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タイトルだけは知っていましたが、
内容については全く事前情報なし。
こんな話だったんだぁ
ミステリーとラブコメとホラーが
ミキサーでごちゃ混ぜになった
美味しそうな色だけど変な匂いがして
飲んだら甘くて、
でも後味が苦いジュースのような小説
好みが分かれそう
わたしは、次の完全版が出るなら
読みますよー
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内容云々よりも、文章が独特過ぎて読むのにくろうしました、まる
初めて読む作家さんだけど、とにかく文章がゴテゴテで理解しようと何回も読み直しては半ば諦める。
嘘つきのみーくんも壊れたまーちゃんも嫌いではないけど、読みにくさでただ残念。
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それなりに面白かったですがオチが読めすぎました。
ミステリーの入門書としてはいいと思います。
今まで知らなかったのですが元はラノベなんですね。
そして長いシリーズの1巻にすぎないとか。
てっきりこれ1冊で完結するものと思いました。
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百合系小説が読みたいとおもい、ネットで検索して「安達としまむら」という作品が評価が高かったので購入したのだけど、面白かったので作者さんの別作品が読みたいと思って本作に辿りついた。
ちょっと想定外だったのが本作はシリーズもので、別巻に続いているという点。完全版なんてあるからいかにも一巻で完結するかと思いきや、けっこう長いシリーズのうちの一作品とのこと。そのせいもあってか一巻を読んだだけではイマイチ掴みきれないところが多かった。
メインキャラクターである「みーくんとまーちゃん」は誘拐事件の被害者で、事件の影響で精神に異常をきたしている。そんな2人が暮らす田舎町で殺人事件と失踪事件が起きて、なんと失踪事件の方の犯人はみーちゃんで、小学生の男の子と女の子を自室に監禁してました!というのが本作のつかみにあたる部分。
このあたりはかなり引き込まれたし、この先どうなるんだろうと期待したけど、どんでん返しもあった割にはイマイチ盛り上がらなかった。本文がけっこう独特な語り口なので、自分的にはそれが合わなかったのが大きいかも。
というわけで⭐︎二つ。
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偽物のみーくんは語るけど。
飼い殺しに近い状態でも家に帰りたくないなんて、どんな生活をしてきたのだろう。
何を基準に判断しているのか分からないが、壊れているから気付けないのだろ。