モブを巻き込むのはやめてください！: 2　～王子様に膝蹴り入れたら離してくれません～【特典SS付】 みんなのレビュー

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投稿者：ぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻でヒロインの企みを阻止し、ユーリウスの婚約者になったリージア。
でも、その乙女ゲームには続きがあって...ってのが今回のお話。
いや、もう、メリルとルーファウス逃がした時点でアウトでしょ。
何で、直ぐに捕まえないかな～甘く見てるから大事になるんだよね。
で、結果ユーリウスは死にかける訳だけども、事の現場にリージアは不在。凶器は香水。
...他と比べた時の意外性はあったけど、もの足りなさは感じた。
乙女ゲームの王子様なのにアナフィラキシーショックで顔の判別つかないほど顔がはれ上がってるって言うのも絶妙。
リージアが泣いてすがってたけど、状態がリアルに想像できるだけにちょっと引いてしまった。
あと、婚約者の居るブルックスとイザベラの着地点が気になったな。
メリルを抹殺した腹黒感マシマシなイザークと、良い子そうなのにブルックスに押せ押せなイザベラ。
あの兄妹関係の話は宙ぶらりんな感じで、そこはスッキリしなった。
まあ、リユーウスとリージアはやっとちゃんと想いが通じ合ったようで、そこは良かった。
溺愛全開！のリユーウスも、溺愛されてアワアワしてるリージアもどっちも非常に可愛かったです。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

モブ転生だったのに特殊スキルのせいで王子と関わるようになって惹かれ合い、転生ヒロインの自滅で婚約者となったリージア。
投獄された彼女から続編の話をほのめかされ、隣国の王子王女との関わりが増えて警戒する二巻目。

うーん、これも一巻目は良かったけど二巻目微妙本になってしまったな。
序盤の突然の変化に気持ちがおいついてない、はまぁ仕方ないとしても、婚約式を終えて好きな気持ちを自覚しても、好意を告げないし不安も言わない。
ゲームの世界じゃないと転生ヒロインを諭しながら、強制力に怯えて行動しない。
互いに不安だと気付いていながら、不安を払拭するために言葉を尽くしたり、時間を作って一緒にいるみたいな自発的な行動もほぼなし。
せいぜい誤解させるような異性との距離感にだけは気をつけて、隣国の転生王子の好意ははっきり断るくらい。
安心させたり好意を示す以外に特殊スキルによるアレルゲン除去というユーリウスと共にいて触れあう理由がありながら、恥ずかしいからと触れ合いを最低限にしたがる。
主人公への好感度が下がる一方で読んでてキツかった。
ライバル高位令嬢の豹変もわりと謎だし。残念です。