投稿元:
レビューを見る
怪異によって大切な人を奪われ、日常を壊された者達を救う「怪異相談処がらくた堂」。切なく哀しいお話。杠葉と遊馬のコンビが最高。面白かった!
投稿元:
レビューを見る
ヤマビコさんに善悪って無いですよね。良いことも悪いこともしたら返ってくるけどそれは良いことしたから良いことしたろみたいなんでは無くそういうもんと言いますか。山でやっほーって言ったらやっほーって返ってくるようなそういうもん。
がらくた堂は本当になんでもあるんですね。
好んで集められた曰く付きの物の中に夢に入る為の香木はまだ分かるけど流石に僧侶が抉り取った片目があるなんて思わない。
そして片目より驚きのGPS。
杠葉さんはなかなかな人ですね。
投稿元:
レビューを見る
古物堂と怪異相談処を営んでいる杠葉と従業員の遊馬。
古物堂は閑古鳥が鳴いているものの、怪異相談はお客さんがチラホラあり、大学教授や怪しげなオカルトライターの助けも借りながら、怪異に挑んでいきます。
少々手荒な解決手段を使うこともありますが、なんとかピンチを乗り越えています。
1話目のヤマビコさんは決して悪い怪異ではないものの、人とは違う価値観なことがよくわかります。
内容的にはそこまで真新しい感じでもないですが、杠葉さんが怪異を追う理由は本作で解決していないので、まだ続いて欲しいです。
投稿元:
レビューを見る
初めましての作家さん
杠葉古物堂で怪異相談を受けてくれるという噂を聞きつけ
おっかなびっくり訪ねて来る依頼者に寄り添う二人。
神に魅入られ消えた双子の弟(片割れ)を探し続ける
古物堂店主の杠葉伊織と、人と神の間に生まれ?
怪異の気配を臭いで感知できる従業員の遊馬。
できる事とできない事をしっかりと分けて対応する
怪異奇譚です。
山彦の家・少女の箱庭・深海の目 3篇を収録。
骨董品に関わる話だと思っていたのですが、違いました。
それでも不思議な3つのお話でした。