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全然自分は上級者を名乗れはしないのだけど、第1,2章を読んで、自分がどう英語を読んでいるのかを言語化してくれている、と感じた。英文読解を教える時にどう伝えればいいか迷っていた部分がクリアになった。
聖書やシェイクスピアなどの引用が多い、という部分も大変勉強になった。なるほど確かに今まで躓いた文は引用系が多かった。
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第4章が特に面白い。
この一冊で英文読解を極めるのは不可能であるが、英語に興味の湧き始めた人が手に取る一冊としては良い本だと思う。
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星の数は3、5くらいが妥当である。
英語を読む上でどのように頭を働かせていけば良いのかを教えてくれる。それは例えば旧情報・新情報という情報構造であったり、対比であったり言い換えであったりする。
この本の良いところは、題材となる英文のほとんどが時事英語からとられていることである。例えばトランプやバイデンの就任演説が使われている。
各章の最後には、独習のヒントとして参考となる書籍が挙げられている。
個人的には、自分がいかに乏しい語彙力をもとに文章を読もうとしているのかということを思い知らされた。というのは、英文の中に1つでも知らない単語が含まれていると、途端に文章を読む目が曇ってしまうからである。
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参考になる事柄もあったのだが ...
どんなネタを開陳してくれるのかと楽しみに読んだ。いくつか知らない事柄や、参考になる捉え方もあったが、全体的に仰々しい語り口で話が展開し、どんな秘技が紹介されるのかワクワクして読み進めていくものの、期待感が高まった割に痛快なオチは無く、後味の悪い結末を迎えることを何度か繰り返した心証。「難文・長文がグッと楽しくなる!」のだろうか? 目から鱗系の類書がいくつか出ていると思うので、是非切れ味鋭いネタで続編を出して頂きたい。