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【幸せを幸せだと気づくのは、何て大変なのだろう】妊娠・出産、育児の壮絶体験を包み隠さず綴り、家族の在り方を問いかけ、切実な願いを込めた、爆笑&感涙の傑作書き下ろしエッセイ!
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サオリさんの本は全て読んできたけれど、このエッセイが一番好きです。
当たり前だけど、人前に出ている仕事をしているからと言って超人なわけはなく、私たちと同じ人間なんだなぁと思いました。
キラキラ笑顔でステージに立っている裏側で実は尿漏れしていたとか、想像したことなかったよ。
妊娠初期の悪阻とか症状は人それぞれなんだろうな、それって、PMSとか生理痛が人によって違うのと同じなのかも。女性同士でも分かり合えないとは言うけど、妊娠初期もそうなのかも。
私は年齢的に妊娠、出産することはないと思うけど、このエッセイを読むとやはり壮絶なんだなぁと思います。
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2023/05/03
SEKAINOOWARI(セカオワ)のピアノを務めているsaoriさんこと藤崎彩織さんの書いたエッセイ本。今回の内容は、藤崎さん自身の妊娠から出産とその後までの話が、時系列に沿ってかなり赤裸々に語られている本。
読んでみての印象は「世の中の男性はこの本を読んだ方がいいんじゃないだろうか!?」ということ。
奥さんが妊娠してから出産に至るまでの体調の変化や気持ちの変化、言葉では「産後うつ」という簡単な言葉で表現されているものが具体的にどういう状態で、どのような心境になるのか、というような多くの夫婦が妊娠、出産、子育てを通してぶつかったであろう壁について、さおりさんの言葉でわかりやすく語られている。
時系列にもなっているので、初期の頃にはどのような感じで…などというような具体的な部分もかなり触れられていて、夫婦に関することをここまで本の中で赤裸々に語ってくれるアーティストっているのか!?
と思ってしまいました。
さおりさんだからこそ表現できる文章の中で、女性がバンドをやっていくことの苦労、広い意味では働きながら妊娠、出産をしていく際の心配事などは現代社会を生きる我々にも何か投げかけるものがあるように感じます。
それにしてもセカオワの男性陣とさおりさんの絆はとても強く、これだけヒット曲を生み出し、今でも人気がすごいのは彼ら同士の絶大なら信頼感からももたらされるものなんじゃないかなと思いました。
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SEKAI NO OWARIの彩織ちゃんの妊娠、出産、育児のおはなし。
すごく、キラキラしたステージで優しく微笑む彩織ちゃんは、結構人間臭い(語弊あるかな?)のは知ってる。
みていて、すごくリッパナヒトってよりも、
実は私たちと同じヒトであり、ただちょっと(?)大きなステージでキラキラしている舞台に立っているし、
そのプレッシャーとか責任とか、ヒトより多く持っている。
だから、
同じ様に、働きながら妊娠して、
男性社会で働きながらのつわりのしんどさに弱音が吐けないし、
出産するのも、大変だし、
働く母として、育児はもっと大変!
よくSNSで、メンバーが息子くんを可愛がっている姿を見るのですが、
その裏にはこういう策略(?)があったのか~っておもった。
あと、旦那様の、池田大さんも大変だったのね・・・って思った。
(ちょうど今、池田大さんが出演している「劇場版美しい彼」を見まくっているので、出られるシーンをみると「がんばれ」って思ったw)
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わたしは今はまだ、結婚もしたくないし子どもも欲しいと思ったことはなかったけれど、この本を読んで、あと10年弱後には母親になっていたいなあと思うようになった
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世の中のすべての人に手に取ってもらいたい作品。
愛する人との間にやってきた
可愛い命が生まれてくるまでと生まれてから
仕事(自分のやりたいこと)と家庭・プライベートをどのように両立させていくべきか。
これは全パパはもちろん
全ママの永遠の課題なのではないかと思っている。
saoriさんが命がけで経験したこれらの出来事は、
その課題に対する1つの答えなのではないかと思っている。
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すごく軽やかで読みやすくて、ゆるすぎず、でもユーモアもあって、文章を書くのが上手いなあと思った
「家族だから、それぞれが幸せになれるようにしよう」っていう考え方が本当にいいなと思った
一緒にいるために家族になるんじゃなくて、お互いが幸せに過ごすために一緒にいるんだもんね
妊娠中の各話のタイトルがその時々の赤ちゃんの大きさを野菜と果物に例えたものになっていたのが好きだった
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結婚して妊娠した時には読み直したい1冊でした。
綺麗事だけでなく、リアルな子育て・夫婦の関係・周りとのやり取りが描かれていました。
さおりちゃんの文章にトリコになりました。
クスッと笑いながら読め、楽しめました。
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SEKAI NO OWARIの Saori ではなく、
藤崎彩織 一人の女性の話だった
男性ばかりの現場で活動する女性の
妊娠・出産が伴う 苦悩がリアルに語られていて、
まだまだ女性へのサポートや理解が、
世の中全体として足りていないと感じた。
育休の制度が整っていたり、夫が家事育児をやってくれる環境にあったとしても、
さおりちゃん自身は、そこのサポートより、精神的に支えてよ〜と思ってたらしい
結局精神がボロボロになることには変わりないから、そこがサポートできる環境が整備されないと、女性活躍とか実現できないだろうなって思った
あとは、妊娠・出産を、喜ばない人達の存在。
仕事が大事な人からは、妊娠・出産は喜ばれない。
なんならだるがられる。
そんな状況が分かってると、女性側も言いづらいし
言えないことで普段の生活中の辛さも言えなくなって、
ずっと苦しいのを1人で抱える状態になる
あんなに立派なさおりちゃんでも、精神的に追い詰められて、
きつい言葉を言ってしまって悩んだり、
離婚するのかな〜って考えちゃったり、
妊娠・出産している母体の苦悩は、
本人以外理解できないんだろうなと思った
深瀬みたいな男性が増えることを
願っております
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一人の女性として、人間として、あるがままの感情を綴ったエッセイ。誇張することなく”辛い” ”なんでわかってくれないんだ!”と時に理不尽で暴力的なほど正直な、妊娠・出産・育児での当時の心境が描かれていた。
こういったエッセイはどちらかというと共感性の高い女性が好んで読むのだろうけど、是非男性にもおすすめだと思う。妊娠や出産を経ての女性ホルモンの変化もわかりやすく書かれていて、人体の不思議を感じた。作家で作曲もできて、いくつも肩書きぐあるsaoriさんも、そこら辺にいる只の女性なんだと当たり前のことを思った。
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彩織ちゃんの文章は大好きです。
感情の表現がわかりやすく、すんなり心に入ってきます。関西出身だから、ところどころに関西弁が混じっていて、クスッとしてしまうこともありました。ステージではあんなにキラキラしているのに、その裏ではたくさんのつらいことや悲しいことがあって、私たちと同じように育児や夫婦関係や仕事との両立に悩んでいるんだと思うと、親近感を感じられました。「私は思いっきり働く姿を子どもに見せながら、一緒に成長していきたいのだ」とても共感できるし、これからも応援したいです。
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読みやすい、話がスラスラ入ってくる
クスッと笑っちゃう表現が多くて
読んでて楽しかった!
さおりちゃんの体験談がありのままに
リアルだけど分かりやすくて
疑似体験してるような気分で
のめり込んでしまった
大きさを食べ物で例えるの
このくらいか〜って想像しながら
一緒に成長してる気持ちになっちゃった!
母って生き物は凄いなぁ
いつか結婚、妊娠したらまた読み直したい
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女性の産後うつや産後の体調と仕事を、苦しみながら両立する彩織さんは素敵。そして、育児と仕事を、いろいろな人を頼って両立していく姿も素敵。女性側が外で働き、男性側が家で子育てをする大変さなどもあったと思うが、最後を乾杯で〆るところにぐっときた。
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楽しく読ませていただきました。
紅白を欠席されていたのもリアルタイムで見ていたので、やはりあの頃に出産だったのか~など、思い返していました。
しかし、妊娠しながらあちこち海外で活躍していたのはさすが、すごいですよね!
時折大阪弁がでたりするのも面白いし、失禁、出血などの赤裸々な話まであり、彩織さんの覚悟を感じます。
個人的には海外で、食欲ない時にぷっちょに助けられた話が印象的でした。
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ご主人の側から見た同じ期間の本もぜひ出版していただきたいと思いました。
もうすぐ子どもが1歳になるタイミングで読んだ。同じタイミングで、母親になって後悔しているも読んでいて、思ったこと。妊娠、出産、育児って、やってみないとわからないことが多く、向き不向きがあるけど、仕事と違って絶対に投げ出せない。しかも、いい面ばかりが見えるから、産後の世界から切り離された感じや、ホルモンに振り回される辛さは、体験しないとわからなかった。けど、この本には、妊娠、出産、育児の酸い甘いが、隠さず書かれていて、子どもをどうしようか悩んでいる人に、読んでみてほしいなと思った。章ごとのタイトルになっている比喩か面白い。