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『投資において大切なのは大局観を持つこと』という言葉が印象的でした。数ある経済指標の中から、まさに大局観を持つために必要なものが厳選されています。
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経済動向を分析する上で理解しておいたほうが良い経済指標を、重要度高いものから抽出して解説している。
一つ一つの指標について、数値の見方を簡潔に説明してくれて理解しやすい。また、指標が絶対的な意味を持つケースもあれば、その時の経済の文脈によって読まれ方が違う点も面白い。著者言うところの「大局観」がないと、意味を取り違える可能性がある。
その気になればいくらでも経済指標は見に行けるけれど、結局どれが重要なのかわからないまま、なんとなく眺めている。いいきっかけなので、もう少し指標に注目してみよう。
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とても分かりやすい本。
今見ている経済指標の理解が進んだ。
巻末の平均的な金利水準は、20%という話と、指標でなく企業業績から先を見通す解説が面白かった。
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面白かった〜!
エミンさんと言えば、言わずと知れた経済評論家だよね。
よくTwitterでツイートが流れてくるのを目にする。
日経平均が30万円になる!とかなり強気なフォーキャストをしているエミンさん。
思えば、この人の著作を読むのはこれが初めてだ。
株の指南とか、経済の基礎とかではなく、経済指標に特化した解説書というのは面白いね。
経済指標ってたくさんあって、初心者にとってはとっつきづらい。
けれど、本書では「見るべき指標○○選」といった感じで分かりやすくまとめられている。
例えば、アメリカの雇用統計は1種類だけではない。公的機関のものと、民間企業のものがある。民間の方がADRだったかな。
それから、指標には先行指数・一致指数・遅行指数がある、というのも改めて整理された。
株や金融の、本当に初心者には向かないけれど、ある程度知識がついてきた人にオススメの1冊かな?
ただ、せっかく読んだのに忘れてしまうのはもったいない。
ちょっと自分でダッシュボードでも作ってみようかな〜。
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ハイパーインフレの最大の問題点は、社会がカオスになること。
経済指標は、まずアメリカから。アメリカの景気が良くなるのか悪くなるのか。
アメリカ、日本、中国、ヨーロッパ、の順に見る。
アメリカの雇用統計。第一金用意午前8時半。
米労働省労働統計局のホームページで見る。為替は素直に反応する。
その中で非農業部門雇用者数=15~20万人増であれば好調。製造業の労働時間は40時間を境に。
失業率
労働参加率
ADP雇用統計は2日前に出る。
新規失業保険申請件数=毎週発表されるのでタイムリー。37万件以下か40万件以上か。
ミシガン大学消費者態度指数=やや先行指標。
日本の有効求人倍率の上昇下降は、日本の景気サイクルと一致している。
日銀のETF大量購入で、価格発見機能が失われた。「ノンプロフィタブルIT指数」が大幅上昇。
バルチック海運指数は世界経済の先行指標。
中国経済は、香港のハンセン指数をみる。
半導体は景気敏感銘柄。東京エレクトロンなど半導体製造装置。
会社四季報のコメント欄がネガティブ一色の時は買い場。
日本製鉄、三井物産、アメリカのダウ、をチェックする。
GAFAMの業績からは景気は読めない。デフレ促進銘柄。
Amazonの小売りはコスト要因、AWSが利益の源泉。
appleはアップルストア、appleペイ、ミュージックなどサービスが20%、マックは10%、ipadは7%。クラウドサービスはデフレ的な存在。GAFAMの業績が伸びるとデフレが進む。
コモディティの代表は原油。
ドルが上がるとコモディティが下がる逆相関。
金も同じ。インフレに強いはずの金が上がらなかったのはドルが高くなったから。
中国がドルを買い占めている。ドルからの完全脱却を狙っているのではないか。
ナスダックは高値から30%下落、GAFAMの一部も半値になった。
金融緩和による金余りと、新冷戦がインフレの要因。
インフレに強い資産に換える必要がある。
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代表的な経済指標を先行性か遅行性かに着目して解説。指標を軸にした経済の解説本ともいえる。
終盤の日本政府視点のインフレの話は分かりやすく、興味深かった。
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日本語なのに別の言語みたい笑
というのも専門用語が多く、詳しく知りたい人用に書かれたものだから
興味深かったのは中国でなく、次はインドやブラジル…それはなぜかという見解
インフレとデフレ
これからは米国だけでなく日本だってインフレがしばらく続く見込みなので、デフレマインドの日本人は今欲しいものは今のうちに買っておかないともういまの価格では手に入らない可能性があるということ
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指標の紹介本としては良いけど、どう使うかはかなり難しく、この本を読んだだけでは役立てることはできない。インフレ時代の心構えを書いた最終章は良かった。
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初心者向けの本であり、書かれている内容はある程度投資を齧っている人間であれば当たり前のことと言えば当たり前のことではあるものの、投資の入門書としては重要指標に絞られ理解しやすいと思われる。
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中国・日本とアメリカでは製造業の比率が異なる
GAFAMの株価は実態景気とは乖離する
とはいえアメリカは製造よりサービス
中国の輸出を止めたから世界の物価が上がっている
半導体が一番の景気の先行指数