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いまの自分を越えるため、マインドセットをアップデートしてくれる一冊。
いかに努力しようとも成功につながらないのは、実は今が快適で、そこから抜け出すことを本心は望んでいないという成功を阻むマインド。
いまの自分基準で判断、行動しても、それはせいぜい身の丈レベルの成果しか得られないという実態。
これらの話はとても納得のできる理屈で説明されていて、また、それを打開する方法も腹落ちできる内容でした。
終盤、波動の話はなんとなくわかるものの、理解を読者の想像力に委ねている点もあります。この点については、もう少し具体的なデータや事例を持って説明していただくことを、筆者に期待します。
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『嫌われる勇気』がいかに名著か、改めて気がつく本。
と言うくらい、影響を感じた。
タイトル"降伏"の意味に納得感。
ある人から学ぶんだったら素直に学べ。判断するな。
普通その状態ができないのは、降伏していないから。
「あなたは何者でもない、こんなもん」
→「だからすぐ動くんですよ」
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物事を上手く進めるために、1つずつやって行く事をまとめた本。前半は行動に関する内容であるが、後半に行くにつれ行動だけでなく考え方などの内容も出てきて奥が深い。自分は特に後半部分の自分の在り方を決めたり、今現在に集中して自分の状態を高める部分に共感した。知るだけではダメで、すぐ行動して出来るようにならないと行けない。さぁ行動だ。
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p4 一生懸命は、現実を直視せず、結果に至るまでの具体的な方法を考えることを諦め、冷静さを失った者たちが生み出す幻想の世界だ
p6 結果だけが評価されるプロの世界で、姿勢は意味をなさない
p7 結果がでないのは、運が悪いわけでも、タイミングが悪いわけでもない。そして、一生懸命さが無垢されないわけでもない。いまの自分の延長線上に成功があると思っている限り、結果が出ることは永遠にない。少なくとも、「俺はこんなもんじゃない」と、思っているうちは。
p8 幻想から脱出したければ、諦めることだ。「いまの自分では、永遠に結果をだすことはできない」と降伏することができれば、そこから成功への道は一気に開かれる
本書では、自らの体験も踏まえ、パフォーマンスを高めるとは、結果を出すとはどういうことなのかという核心に迫りたい
p22 終了と完了 時間などの外部要因によって物事が終わることを終了というのに対し、自らの意志によって区切りをつけることを完了という
未完了はあなたのエネルギーを確実に奪う
いますぐ15分で完了する
完了の仕方 1いま、やる 2いま、誰かに依頼する 3 いま実行する日を決める 4 いま、やらないと決める
p43 パフォーマンスは上げるものではなく、取り戻すものであり、回復するものだ
常に完了状態でいる
p54 考えていたら、永遠に成功しない
いまあなたのいる場所は、あなたの意思決定の結果である
p57 毎日毎日このように意図的に決めていくにはストレスがかかりすぎるため、次第に考えなくても同じことができるようになっていく。これを習慣化と呼ぶ
p60 「でも」という言葉で戻ろうとしている元の自分の思考は、あなたをここまで連れてきた思考だとうことだ
p678 自己を変革する上で最も手っ取り早く、そして強力なやり方は、うまくいっている人のマネをすることである。しかし真似をしているつもりでも、結局は自己流になっていることがほとんどである。なぜなら、考えるからである
p75 歳をとって体力が衰えると、ストレスがかかることを自然と選択しなくなる
ストレスを引き受けるということは、体力のある若いうちにしかできない。後になっては体力の問題で躊躇する。ワークライフバランスなどと行っている暇はない
p84 最終的な目標に至る過程を分解し、それを数値にし、その改善に向かって全力を尽くすことが、具体的に動くということである
p91 率を上げる最短の方法は、数をこなすこと (伝説的な成果を上げた生命保険の営業マン)
p92 圧倒的な数をこなせば、成果は確実にでる
p97 人間が機械のように動くことはおそらく不可能だろうが、自己流の判断ではなく、何がうまくいくやり方なのかという観点にのみよって得た情報から行動を起こすことは、成果への最長距離をたどりつつ、最速の道といえるだろう
p98 目標を明確にし、プロセスを具体化し、自分の判断が極力介入しない状態で行動を起こす。まずは精度ではなく、行動量の方にフォーカスし、とにかく大量に行��を起こす。
p117
家で彼女とテレビを見ているときに、彼女がちょっと頭がいたいんだよねと行ったとしましょう。この時なんというのが正解でしょう
男性 頭痛薬飲んだのと、解決策に走る傾向
大丈夫だと心配して上げることだと予想
正解は、築いてあげられなくてごめんねです
p118 間違った問題へ正しい答えほど、始末に負えないものはない The right answer to the wrong question is very difficult to fix.
p127 当事者になってみることでしか、得られないものがある
p129 問題は見つけるものでなく、つくるもの
問題よりも高く売れるものがある、それは目標だ
p136 言葉によって我々はfiction=虚構を作り出し、それを信じることでコミュニティが形成され、統率を取ることを可能にした
言い切る 許可をとらない 責任を取る 禁句をつくる
p155 許可をとらずに、自分の人生の選択権を自分側にとりもどすだけで、人生の自由度はグッと高くなる
p156 状況の被害者となりやすい言葉が2つある。一つは「なってしまった」2つ目は「できなかった」
p159 そう考えると、私は活躍できなかったのではなく、活躍しないという道を知らず知らずのうちに選んでいたと言える
禁句 一応、ちょっと
p170 アドラー 人間は共同体へ貢献している時に幸福を感じる
p171 共同体に貢献し、ありがとうという言葉をかけてもらった時、人は自分の存在に価値を感じ、行動する勇気を持つ
p173 人を幸福にしようとしている人は幸福である
そして裏を返せば、その人に他者に貢献していると実感させることができれば、幸福感をもたらすことも可能である
p178 ないということばをただ、あるという言葉に変換するだけでも受け取る世界観は十分に変えられる
今月の目標を達成しないとボーナスがでない
今月の目標を達せうすればボーナスがでる
p186 自らの能力に信頼があり、私は他の人より優秀であると自覚している人ほど、「知りませんでした」ということができない
p189 自我を優先させ、相手を勝たせられないばっかりに、場の力を弱め、結果として自分のパフォーマンスまで下げてしまう
本当に優秀な人ほど、負けたフリができる
p190 何かを売り込みたい時、どう話すかをつい考えがちだが、重要なことは、いかに相手に喋らせるかだ。だからこそ、言葉を丁寧に扱い、相手が喋りたくなるような会話を身に着けたものが、場を動かすことができるのだ
p194 知っているより、できるに報酬は払われる
p202 自分の意志の力を徹底的に信じない
p219 相手が私に聞く気を起こすかどうかは、私が相手の話を聞き、そして承認することで、この人との会話は安全である、と思ってもらえるかにかかっている。
p231 行動の方に意識が向きすぎて、自分自身がどう在るかに注意を払う人は少ない。自らがどんな行動を起こすかではなく、その行動をおこすあなた自身は誰なのか、そう在るのか。そこが実は成果を分ける
p238 お金持ちは、体験に惜しみなくお金を使う
自分に投資することが、もっとも利回りがよいことを知っているのだ
p239 贅沢で潰れる会社はない。何が良いものか知るためには、贅沢はしなくてはならない。潰れるときは見栄で潰れる。絶対に、見栄のためにお金をつかってはいけない
p230 真のお金持ちは、一時的に自分の欲求を満たす消費や、見栄や優越感のためのお金は使わない
p248 サルトル 実存は本質に先立つ
コップは、コップのために存在しているのではない。水を注ぐために存在している
p263 直感をオンにするために、目的のない時間をつくる
p273 ものごとは、心で見なくてはよく見えない。いちばん大切なことは、目に見えない
p275 大切なものとはなにか。代わり続ける常識、カッ割り続ける時代のなかで、まさに、我々人類の生命活動の源となり、前に進む勇気と力を生み出しつづけたエネルギー。それは好奇心だ
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楠木建氏の書評を目にし読んだもの。
素直に文章がうまくて面白い。元プロ野球選手で引退後は経営コンサルタントを営む著者の思考と作法を言語化。ビジネスや主体的な人生を送る上で大いに参考になる書である。
著者の思い描く成果の指標にどうしても収入増があるのが垣間見える部分が見受けられるが、それもメタ自覚した上で、若い頃の思考を言語化しているのだろう。
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著者は元プロ野球選手。
プレジデント・オンラインのコラム記事を読んで、この人面白いな、と思い読んだ本です。
ピシネス書に分類されると思うのですが、元・プロスポーツ選手らしい視点が新鮮で好きな内容ですね
私は特に「第5章 言葉を変える」の章が印象的
〈特に印象に残った言葉〉
・贅沢でつぶれる会社はない。何が良いものかを知るためには贅沢はしないといけない。つぶれる時は見栄でつぶれる。
・(一生懸命、という言葉は)どうすれば結果を出すことができるかという考えを諦めた者の思考回路。
・結果だけが評価されるプロの世界で、
姿勢は意味をなさない。
打率が1割のスター選手は存在しない。
・報酬とはその人の価値(問題解決の量)に対して支払われる。
・「難しい」という言葉を「面白い」に置き換える。
・承認の量とコミットメントの量は比例する。
・他者に貢献する前に自分に貢献する。
他者に貢献することの本質は、他者に貢献しようとすることをやめること。
役に立ちたい、貢献したいという目的が先にあるのではなく、自らを満たし続けた結果あふれたエネルギーが、結果として誰かに貢献する。
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素晴らしかった。
過去うまく行ったこと、過去の栄光
若くしてトントン拍子に上手くいった
こんなことがあるとプライドだけが
ドンドン大きくなる。
素直になれなくなると行き詰まってしまう。
まさに自分の現状とピッタリすぎて
この本に書かれていることを
体現中です。
この本に今出会えてよかった。
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今までの自分の判断が今の自分を作っている。今の自分に満足していないのは、今までの判断がポンコツだったからと認めて一度降伏してみる。
そんなフレーズに考えさせられました。
自分を変えたいと思っている人には刺さる一冊だと思う。
一度降伏してからまた積み重ねよう!
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6年間の現役時代にヒット1本しか打てず、決してその道で成功したとは言えない元プロ野球選手という著者のバックグラウンドがまず興味深い。成功できなかったが故に説得力があり、時に自己評価を高く見積もり出来ない理由を探している自分に対して戒めにもなった。
勇気を持って諦め、ここまで連れてきてくれた自分に別れを告げ、幻想を捨て、降伏する。まるで人生を達観したかのような振る舞いだが、簡単ではない。
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タイトルのコンセプトと著者の半生が興味を引く。
未完了をなくし、すぐ動く。具体的に。
へたに考えず、言葉を変えて行動につなげる。姿勢を正す。
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未完了の仕事リストをつくって、15分以内で完了するものはすぐにやる。
考えるだけではなにもならない。行動することに意味がある。考えている限りは永遠に成功しない。
自分のなかで、行動できない言い訳を探し始めた時が変わるチャンス。
カーネギーの『人を動かす』を3回読む。名前を憶える、まずほめる。
やる気と一生懸命だけでは仕事は来ない。
圧倒的な数をこなせば、成果は出る。
当事者にならなければ見えてこないことがある。参加者や傍観者ではわからない。
難しい、は面白い、と言い換える。口に出した言葉によって変われる。言い換えはすぐに始められる。
「一応」と「ちょっと」は言わない。自信のなさをごまかす言葉。
「人を幸福にしようとしている人は幸福である」
さしすせそ=さすがですね、知りませんでした、すごいですね、センス抜群ですね、そうなんですね。
「そうなんですね。知りませんでした」は黄金の言葉。
「ありがとう」は相手がいないとトレーニングできない。いつでも「ありがとう」をいうチャンスを探って使う。練習しなければ熟達者になれない。
人の感情は時間がたてば戻る。
意志の力だけでは無理な場合は、約束の力を使う。約束をしてしまえば守れる。熱い思いがあるうちに約束してしまう。
5秒ルールで言い訳をする前に行動する。
20秒ルールで、辞めたい習慣は20秒以上かかるようにする。
いつも口角を上げる。
真のお金持ちは、一時的に自分の欲求を満たす消費や見栄や優越感のためにはお金は使わない。
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「自分はできるはず」と思いながら結果が出ないことが辛い人、
自分を変えたい人、状況を変えたい人におすすめ出来る1冊です。
著者は生涯ヒット1本という記録でプロ野球界から引退した。
プロ野球選手時代、ただひたすらに誰よりも真面目に練習したが、
2軍のホープから抜け出ることはなかった。
引退後は’成功’することを目指し、’成功’している経営者にアドバイスを求める。
その意味をとことん考えて行動すると、プロで活躍できなかった理由が見えてくる。
野球選手時代に陥った落とし穴とも言える思考と行動
プロへの切符を勝ち取るために取り組んだ高校2年生の思考と行動
’成功’している人から聞いた話とそれを実行する中で変わっていく思考と行動
過去の自分から変わりたければ、やると決めたら端から端までとことん実行。
そうしなければ元の自分に引き戻される。
今の自分を変えたければ脳からの指令に逆らって、思い切って変わってしまおう!
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いまの自分では、永遠に結果を出すことはできない。
と、降伏することができればそこから成功への道は一気に開かれる。
終了…時間などの外部要因によって物事が終わること
完了…自らの意思によって区切りをつけること
できないことを認めることで新鮮に見えてくる
言葉の曖昧さを排除して責任を持つ
「一応」「ちょっと」を使わない
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すべては自分の意思決定の結果。本当にこの一言に尽きる。この本を読むといかに自分がしっかり考え抜くことなく生きてきたということを思い起こさせる。自己変革の第一歩におすすめの内容。
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転職を考え始めた頃、書店で気になって手にとった本。真正面から受け止めるには辛い内容。刺さる刺さる…
この仕事向いてない、私はもっとやれるはず、という思考だった自分に大事なことを気づかせてくれた本。絶対再読する。