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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
食品添加物について、わかりやすく解説されていて、よかったです。完全に避けることはできないにしても、知識として持っておきたいです。
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如何に添加物だらけの食品を食しているかがわかった。ただし、全く添加物のない食生活も難しく、添加物のリスクレベルを把握して、食品の選別が必要である。
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今朝の日経新聞の広告に気になる本を発見。
それは「ワースト添加物」という本だ。
スーパー、コンビニで飲食物を買えば、必ず付いて来るのが添加物。
そんな添加物について著者は次のように指摘している。
体内のミネラルやビタミンなどの栄養素が、添加物の対応に追われてしょうもうするからです。栄養不足による新型栄養失調で病気になってしまいます。
「新型栄養失調」とは、初めて聞く言葉だが、影響は大きかった。
添加物摂ると、体内のミネラルがその分解、代謝、解毒に使われてしまうので必要なミネラルをかなり消耗しますとも述べている。
添加物を体内に入れるほど、ミネラルを消耗してしまうとは、知らなかった。
新型栄養失調になるとどうなるか。
免疫力の低下、倦怠感、貧血、冷え性、イライラなど、さまざまな症状が挙げられます。2018年のハウス食品のしらべでは、3食しっかり食べているのにもかかわらず、8割の子どもに、新型栄養失調のリスクがあることがわかりました。
こんなことになるとも知らなかった。
著者が避けている添加物ワースト10が載っている。
1.人工甘味料(合成甘味料)
2.合成着色料
3.合成保存料
4.防カビ剤
5.発色剤(亜硝酸ナトリウム)
6.たんぱく加水分解物・酵母エキス
7.化学調味料
8.パーム油
9.乳化剤
10.加工澱粉と増粘多糖類
避けたほうが良い具体的な商品も取り上げている。
例えば、富士山サイダーと富士山コーラ。どちらも最近飲んだなあ。
著者は次のようなコメントを載せている。
富士山サイダーは青色1号の発がん性とリン酸塩のミネラル不足を楽しめます。
富士山コーラは人工甘味料で腸内環境悪化が楽しめます。
土産にはぜひ2種類を買って、仲の悪いご近所さんへのお土産にして上げたらいいと思います。
このように毒の入ったコメントを書いている。
メディアではまず取り上げない本だろう。どこの新聞社も取り上げるのに勇気がいる。
何しろスポンサー様のご機嫌を損ねては、これから先の時代を生き抜いていけないからなあ。
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100%完璧に無添加で過ごすことは、今の時代には難しいことだと思う。
より質の高いものを見れば見るほどキリがないけれど、自分ができる範囲と家族と楽しく食事ができるということを考えながら上手に添加物と向き合っていくことが必要であると感じる。
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著者は添加物の大きな問題点は、体のミネラル不足(新型栄養失調)を招くこととしている。現実的な対抗策として、食品に煮干しの粉末を追加するなどの、日常的なミネラルの補充を訴えている。早速煮干しの粉末を買おうと思った。
添加物も農薬も明らかな「危険性」がない限り使用禁止にはならないモルモットな国、日本に住む方々には一度はこの手の本に目を通して欲しいと思う。ちなみに、ヨーロッパ諸国は明らかな「安全性」がない限り使用できないらしい。
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読書しながらメモをとったのは久しぶり。添加物を気にしない人の方が圧倒的に多くてもこれだけ長寿になったんだから、気にしなくても良い気がするけど、後悔先にたたずだから、できる事はしてみようというスタンスで。
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添加物について気にしたことなかったが、本書を読んでから”ワースト”添加物名をある程度覚え、商品の原材料名を見る癖がついてしまったww
ワースト添加物を摂取したからと言って今すぐ害があるとは思わないが、摂りすぎは絶対良くないと思う。
実際の商品なんかが記載されていてわかりやすい◎
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日経新聞の広告で気になり購入。
日頃から、食べ物の栄養表示(タンパク質・脂質)は必ず確認して購入していたが、添加物は無関心であった。
この本を読み、いろいろな食品にあらゆる添加物が使用されていることが良くわかった。けれど、添加物を気にしすぎると食事の楽しみが減ったり、変なストレスを感じたりして、かえって不健康になりそうな気がするので、今まで通りの食生活を送りたいと思った。
ミネラル不足の危険性が紹介されていたが、この点については、子供の食事など十分注意していきたいと思った。
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#ワースト添加物
#中戸川貢
23/5/18出版
https://amzn.to/3TuGUnu
●なぜ気になったか
菓子パンやお菓子を食べると、管理栄養士の妻によく添加物のことを言われる。気にはしつつも真剣に考えたりはしていなかったので、ワーストくらいは知っておくために読みたい
●読了感想
妻への返し言葉「家族とケンカしてまで避けるべき添加物なんてない」を得たのは大収穫(笑)。体内のミネラルやビタミンなどが添加物の対応に追われて消耗するから添加物はいけないと知れたのも収穫
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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この手の本は今までにも散々読んできたから、目新しい情報はないんだけど、ミネラルの摂り方は勉強になった。
サプリで補えばいいってわけじゃないこと。メインのミネラルだけじゃなくて希少なミネラルも大事。やっぱり食事をできるだけ気にしていくことが大事と認識。
これを機会に家の調味料をチェックしたら、基本的なものはほぼOKだった。
鰹節粉を買って、カロリーハーフのマヨネーズと昆布醤油は次からやめよう。
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添加物こわいな〜やだな〜だけではなく、それとどう上手くバランスよく付き合えるか、についても提案してくれる一冊。
今までも買い物の時は原材料表示を見る癖がついてますが、もう少し深い知識がほしいなと思って拝読しました。
注意した方がいい添加物については目新しい情報はありませんでしたが
新型栄養失調や添加物とミネラルの関係性についての話に納得。
糖質やタンパク質については気をつけていたところもありますが、ミネラルについては少し無頓着だったなと思いました。
サプリで補えばいいでしょ!と思ってましたが、サプリは継続しつつも考えは改めようと思いました。
個人的に食べ物の栄養価を調べると野菜一つとっても本当様々な栄養素が複雑に入ってるんだなと思いました。
自然のものはうまくできてる。
そしてたまに出てくる著者の実際の商品に対する投げやりな物言いが少し面白かったです
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コンビニ商品の卵は、卵黄加工品が多い。業務用のハーフたまごとして売られているもの。
マクドナルドの月見バーガーはほんもの。
2022年から、無添加、合成着色料不使用、人工甘味料不使用、化学調味料不使用、の表示ができなくなった。
タンパク加水分解物=アミノ酸液も同じ。ぶつ切りタンパクなのでリーキーガーデットの原因になる。化学調味料より怖い。
酵母エキス=自然なものと化学調味料そっくりのものがある。
化学調味料、酵母エキス、タンパク加水分解物は人工的なうまみ調味料。化学調味料は「調味料(アミノ酸等)」と書かれる。
ショートニング、マーガリン、果糖ブドウ糖液糖は避けるべきだが神経質になるほどではない。
着色料は合成と天然がある。
保存料の代わりに日持ち向上剤が娜言っている=グリシン、酢酸ナトリウム、ビタミンB1、など。
産地が違う赤身と脂身をくっつける粘着剤として、従業リン酸塩が使われる。サイコロステーキなど。
マクドナルドのビーフは、100%グラスフェッドビーフ。鶏肉よりもこれを選んだ陽がいい。
魚なら天然、肉はグラスフェッドがいい。
難消化性デキストリンは、野菜などと違ってビタミン、ミネラルがない。
ワインなど酸味の飲料は、ミネラルの吸収を促進する。
新型栄養失調=タンパク質不足とミネラル不足。添加物を避けるより、ミネラルをしっかり取ること。水煮にするとなくなる。精製食品にはない。リン酸塩が増えるとミネラルが不足する。水煮パック野菜は使わない。カット野菜は水溶性のミネラルが失われる。冷凍でも下ゆでしたモノはミネラルがない。純水(軟水)にはミネラルがない。
オリーブオイルはエキストラバージンオイルで低温圧搾のモノ。圧搾法で作られているモノがいい。
リン酸塩=PH調整剤、ポリリン酸ナトリウム、魚肉、膨張剤、ふくらし粉、ベーキングパウダー、チーズの乳化剤などに入っている。缶コーヒーの乳化剤には入っていない。無リンすり身、と書いてあれば大丈夫。別の肉をくっつける粘着剤に入っている。サイコロステーキなど。生クリーム系の洋菓子は全滅。PH調整剤、膨張剤、などで入っている。
刺身の盛り合わせは産地を書かなくてもいい。
サンドイッチの
原材料に卵サラダ、となっていると、その中身はわからない。卵、となっていれば自社工場で作ったもの。パンも、パンより小麦粉のほうがいい。仕入れ品を使うと表示が短くなる。
ランチパックは、ピーナッツならまだいい。人工甘味料のアセスルファムカリウムや、合成保存料のソルビン酸Kが入っている。リン酸塩も使用されている。
おせち料理は、リン酸塩の詰め合わせ、水煮野菜には鮮やかさのためにメタリン酸ナトリウムという重合リン酸塩が入っている。
ミネラルは納豆、豆腐、小魚、ゆで卵から取る。保存食品ではミックスナッツからとる。アーモンドフィッシュなど。
サプリでとると、微量ミネラルが取れない。
ナトリウムとカリウムは拮抗し合う関係。野菜や海藻を食べると塩分を排出する。ミネラルの摂り過ぎは、他のミネラルの吸収��阻害するので、サプリには頼らない。
ミネラルはゆで汁ごと食べるか、蒸すか焼く。ミネラルといえばダシ。アミノ酸、エキスが入っていないモノ。無添加の天然だしパック。カツオ味よりイリコ味。
イタリアンはチーズやトマトからミネラルが取れる。
避けるもの
人工甘味料、
アスパムテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム、サッカリンナトリウム、ネオテー無、アドバンテーム。ポカリスエットまたはソルティライチ。アクエリアスは飲まない。ベースブレッドには人工甘味料は使われていない。
ノンアルコールビールも人工甘味料が娜言っているモノがある。ドライゼロとオールフリーはアセスルファムカリウムが入っている。
合成着色料
発がん性が疑われるモノがある。ブレスケアより噛むブレスケアのほうがお勧め。
ディズニーランド内のお土産はオリエンタルランドが販売していて、合成着色料はほとんどない。
合成保存料、
ゾルビン酸と安息香酸を避ける。腸内細菌に影響がある。ランチパックはピーナッツ味。
セブンイレブンのお弁当、おにぎりは自主基準がある。合成着色料、合成保存料を使用していない。代わりに日持ち向上剤を使っている。
防かび剤
収穫後に使用する農薬は食品添加物=ポストハーベスト農薬、収穫前なら農薬。ドールのバナナには使われていない。一般にバナナは使わない。輸入柑橘類に使われている。
発色剤=亜硝酸ナトリウム
ボツリヌス菌に強い。セブンイレブンの明太子には着色剤は入っていないが防腐剤代わりに亜硝酸ナトリウムが入っている。
イタリア産の本物の生ハムを食べる。
タンパク加水分解物・酵母エキス
添加物ではなく食品扱いだが発がん性、アレルギーのリスクもある。ダシ由来のミネラルが取れなくなる。アミノ酸より大きいと腸から体内に侵入しやすい。大豆や豚肉など、元の食品のアレルギーを引き起こす可能性がある。
アンパンマンのお菓子ならキャラメルコーンがいい。
○○エキス、のなかに入っていることがある。
アミノ酸液、はタンパク加水分解物の別名。
化学調味料、タンパク加水分解物、酵母エキスは味覚破壊トリオ。
化学調味料
グルタミン酸ナトリウムなど。調味料(アミノ酸)と表示されている。塩分のとがりが無くなるので、塩分の過剰摂取になりやすい。醤油はうまみ成分があるので味がなめらかになっている。
出しを取る時間がない場合は、煮干し粉を使う。
パーム油
電子レンジの加熱で植物油がトランス脂肪酸に変わる。
トランス脂肪酸は低減化されている。植物油、商物油脂、マーガリン、ショートニング、に入っている。RSPO認証マークを選ぶ。
乳化剤=界面活性剤
腸に悪影響を与えて腸脳相関で脳にも悪影響を与える。乳化剤は腸のバリア機能を損なう。菓子パン、サンドイッチ、チョコなどには言っている。ただし、レシチン、乳化剤(大豆由来)なら比較的安全。
加工デンプンと増粘多糖類、
買える加工食品はなくなるので、許容してもいい。
醤油は丸大豆醤油
味噌はマルコメの料亭無添加��、
伯方の塩、赤穂の天塩、ほどよくミネラルを含む。
ミリンはタカラ有機本みりん、タカラ純米本みりん、
砂糖は、黒砂糖か粗糖。ラカントS。
マヨネーズは、調味料(アミノ酸)が使われている。松田のマヨネーズなどがいい。
トマトケチャップは、カゴメ有機トマト使用ケチャップ。
ソースはブルドック有機中濃ソース。オーガニックコーナーにある。
納豆は国産大豆か有機大豆、足れば捨てる。醤油とエゴマオイル、アマニオイルなど。容器が変形するので注意。
チョコレートは、乳化剤ではなく無添加またはレシチンと書いてあるもの。
アイスはレディーボーデン、ハーゲンダッツ、雪見だいふく、ピノ、パルムなど
牛乳は低温殺菌のもの。ヨーグルトは生乳100%の無糖プレーン。
チーズは乳化剤を避ける。スライスチーズ、6Pチーズはだめ。おつまみ用はカマンベールチーズ。
ニッホンハム「アンティエ」という無縁せきソーセージがいい。
リン酸塩と亜硝酸ナトリウムに注意。無塩セキなら亜硝酸ナトリウム不使用。
鶏ガラスープは、秋川牧園の鶏ガラスープ、ヒカリ食品のチキンコンソメ。
丸三美田実郎商店の「とろみちゃん」という顆粒片栗粉。とろみを足すとうまみを感じやすくなる。
スリランカのカレーの壺ととろみちゃんで、カレーを作る。
イオンのタスマニアビーフ=グラスフェッドではないがエサに添加物が少ない。
イオンの国産ナチュラルポーク。イオンの純輝鶏。
魚は天然のものがお勧め。エサに抗生物質がない。
サンマは寿命が短いので水銀などの蓄積が少ない。
無添加のサンマの缶詰「トロサンマ」がお勧め
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ワースト添加物
これだけは避けたい人気食品の見分け方
著者:中戸川 貢
発行:2023年5月23日
ユサブル
こういうタイトルを見ると、ベストセラー「食品の裏側」(安部司著)のような本かと思う。食品の裏側は、大手商社で添加物のプロだった著者が鋭く語っているバイブル的な本なので、もういいかなと思ったが借りてみると、少し趣が違う本だった。安部司氏と同じで、著者も添加物使用を決して否定しない。必要だとの立場に立ちつつ、安部氏とは少し違う視点で添加物などに切り込んでいる。
著者の最も大きな特徴は、添加物で一般的に頭に浮かぶ発がん性もさることながら、ミネラル不足に陥ることが心配されるという視点である。例えば、うま味調味料と称される化学調味料の安易な使用は、天然だし使用により摂取できるミネラルやビタミン類の不足を呼ぶ。さらに、そのまろやかさにより、塩分の摂りすぎにつながっていく、という点を指摘している。そんなことか、と決して無視はできない問題である。近年、「新型栄養失調」として大きな問題になっているのが、高齢者のたんぱく質不足と、外食がちな人のミネラル不足なのである。
現代人をミネラル不足に陥れている3大原因として、著者は下記をあげる
1.水煮食品の増加
スーパーのお惣菜は茹でて、ミネラルをゆでこぼした抜け殻を水煮パックにした物を使っている
2.精製食品の増加
精製小麦粉、上白糖、精製塩などの精製食品は、ミネラルが抜けてしまっているものがほとんど。
例えば、サントリー天然水はいいが、サントリー「やさしい麦茶」はミネラルが少ない。それは、純水を使っているから。あちこちから組む地下水はミネラル組成が違うため、沈殿物があったり濁ったりと違いがあるため邪魔。同じ味にするために、ミネラルを全種類抜いて純水にしてからお茶を製造する。
3.リン酸塩
厳密にいうと、リン酸塩の一種で「重合リン酸塩」がミネラルの吸収を邪魔する添加物。発がん性や毒性はないが、食品中のミネラルと固く結合して水に溶けなくなって、腸内細菌が利用できない状態、もしくは腸から体内に吸収しにくい状態にしてしまう。
一方、食品添加物に指定されていないが、体に負担がかかる「食品扱いの添加物」や、その添加物の代用品を使っているという商品が非常に多いことにも警鐘を鳴らしている。表示は「無添加」となり、いわばその抜け穴ともいえる。著者がとくに気をつけているのは以下の2つ。
1.たん白加水分解物
別名アミノ酸液。大豆、トウモロコシ、小麦などの食品素材から作られる人工的なうま味調味料。発がん物質が生じている可能性がある。
2.酵母エキス
自然な作り方のまともな酵母エキスと、化学調味料そっくりの酵母エキスがあるが、表示はどちらも「酵母エキス」。判断できない。
人工甘味料に否定的だが、その視点も面白い。人工甘味料は発がん性が心配されるものもあるが、それ以前というか包括的な意味合いでよろしくないところがあり、人工甘味料を使うと逆に太るという研究結果があるという。確かに人工甘味料は砂糖よりぐっと��ロリーが低いが、食べると甘い。甘さを感じると人は血糖値が上がると思って、膵臓からインスリンを出して高まるであろう血糖値を抑えようとする。しかし、実際は血糖値がそこまで上がらないので、普段より下がってしまう。そうなると、当然、食欲が増してきて食べ過ぎてしまう。だから太る、というメカニズムのようだ。
この本のすごさは、具体的に膨大な数の商品名が出てくるところである。多くは写真まで載せている。もちろん、お勧め商品だけでなく、○○が含まれているのでお勧めできない、ときっぱり言い切っているものも多い。納豆についてくるタレは捨てろと言い放っている。
こんなことして、訴えられないのだろうか?少なくとも、日本で認められている添加物や食品ばかりだから、反発が起きて当然とも思うが。とても勇気があるが、勉強になることも多かった。参考になる1冊である。
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第1章 日本中ニセ物だらけ
日本では、添加物も農薬も「明らかな危険性」がない限り使用禁止にならない。欧州諸国は「明らかな安全性」がない限り使用できない。
食品添加物に指定されていないが、体に負担がかかる「食品扱いの添加物」や、その添加物の代用品を使っているという商品が非常に多い。「無添加」の抜け穴。著者がとくに気をつけているのは以下の2つ。
1.たん白加水分解物
別名アミノ酸液。大豆、トウモロコシ、小麦などの食品素材から作られる人工的なうま味調味料。発がん物質が生じている可能性がある。
2.酵母エキス
自然な作り方のまともな酵母エキスと、化学調味料そっくりの酵母エキスがあるが、表示はどちらも「酵母エキス」。判断できない。
食品表示法のルールにより、添加物を使用していても表示義務がないもの
・加工助剤:完成前に除去されるもの
・キャリーオーバー:原材料の加工時に使用されるが、次にその原材料を用いて製造する食品には使用されない場合
・栄養強化目的:ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類
第2章 ミネラル不足の危険性
現代におけるミネラル不足の原因
1.水煮食品の増加
スーパーのお惣菜は茹でて、ミネラルをゆでこぼした抜け殻を水煮パックにした物を使っている
2.精製食品の増加
精製小麦粉、上白糖、精製塩などの精製食品は、ミネラルが抜けてしまっているものがほとんど。
例えば、サントリー天然水はいいが、サントリー「やさしい麦茶」はミネラルが少ない。それは、純水を使っているから。あちこちから組む地下水はミネラル組成が違うため、沈殿物があったり濁ったりと違いがあるため邪魔。同じ味にするために、ミネラルを全種類抜いて純水にしてからお茶を製造する。
なお、オリーブ油は贋物が多い。少なくともピュアオリーブオイルやオリーブポマースオイルなどは避ける。エキストラバージンオリーブオイルの低温圧搾を選ぶ(56P)
3.リン酸塩
厳密にいうと、リン酸塩の一種で「重合リン酸塩」がミネラルの吸収を邪魔する添加物。発がん性や毒性はないが、食品中のミネラルと固く結合して水に溶けなくなって、腸内細菌が利用できない状態、もしくは腸から体内���吸収しにくい状態にしてしまう。
表示されていないところで使われている可能性もある。例えば、肉の赤身と脂肪を接着するときの「結着剤」はリン酸塩で補強している場合が多い。産地が二つ書いてある精肉は要注意。
腸からのミネラル吸収を阻害する「リン酸塩」は、加工肉だけでなく、例えば焼肉屋などの外食産業でも使われている。ステーキや肉に「柔らかく加工」とメニューの端に小さく書かれている。
タンニン、カテキン、クロロゲン酸、カフェインなどの成分は、物理的にミネラルの吸収を腸で邪魔しやすい。濃い緑茶やコーヒーは食事と一緒というより、食後以降、できれば3時のお茶で洋菓子や和菓子と一緒に飲むといい。
みかんやキウイフルーツ、レモン、グレープルフーツのクエン酸成分や、無添加のぬか漬けやキムチの乳酸、野菜のビタミンC、酢の物の酢酸、こういう有機酸「すっぱい成分」がミネラルの吸収を高める。
第3章
<添加物ワースト10>
①人工甘味料
アスパルテーム
スクラロース
アセスルファムカリウム
サッカリンナトリウム
ネオテーム
アドバンテーム
・ゼロカロリーだけど甘い。脳は砂糖だと勘違いし、血糖値の急上昇を見越してインスリンを分泌。血糖値は上がらずインスリン分だけ下がってしまう。体は回復しようとして空腹の信号を出して食欲が増し、逆に太る。
・スクラロースが炎症性の腸の病気であるクローン病を悪化させる(米国ケースウエスタンリザーブ大学の実験)
・人工甘味料の摂取量が多い人は、がんのリスクが僅かに高まる可能性(2022年、フランス国立保健医学研究所)
ノンアルコールビールも、人工甘味料が入っているものと入ってないものがあり、アサヒのドライゼロとサントリーのオールフリーはアセスルファムカリウムが入っている。
缶コーヒーは微糖に入っている。ブラック無糖、無香料、無乳化剤を選ぶべし
②合成着色料
コチニール色素(カルミン酸色素)は、たんぱく質低減化のためそれほど心配しなくていい。化粧品に使われるコチニール色素は要注意。
ディズニーランドやシーでは、パーク内の土産屋はオリエンタルランドが販売しているので合成着色料なし、外ではディズニーストアが販売しているので合成着色料あり。パーク内で買うべし。
③合成保存料
「ソルビン酸」と「安息香酸」の二つだけ頭に入れておく。発がん性も心配だが、腸内細菌への悪影響が心配。微生物や雑菌の繁殖を抑えるため。
ソルビン酸カリウムは、安いスーパーの弁当に入っている。タコさんウインナーの類にも。
モンスターエナジーにも安息香酸。リポビタンDキッズはリポビタンDより酷い。
セブン・イレブンは、弁当やおにぎりなどのオリジナル商品に、添加物の自主基準を設定している。合成着色料不使用、天然着色料でも「コチニール色素」は添加しない。カラメル色素のうちⅡ・Ⅲ・Ⅳは添加しない。スクラロースなどの合成甘味料は不使用。サンドイッチ類のハム・ソーセージにリン酸塩不使用。
亜硝酸ナトリウムを魚卵に添加しない。だから明太子おにぎりに発色剤不使用。ただし、発色剤の亜硝酸ナトリウムは入っている。
合成保存料不使用の場合、日持ち向上剤が使われることもある。合成保存料少量と日持ち向上剤多用と、どちらが危険かは意見の分かれるところ。ビタミンB1、チアミン、リゾチーム、各種抽出物(ニンニク、ローズマリー、孟宗竹、ワサビ)なども日持ち向上剤。
④防カビ剤
外国産かんきつ類に使用。イマザリル、オルトフェニルフェノール(OPP)、チアベンダゾール(TBZ)、フルジオキソニル、アゾキシストロビン。発がん性よりカビ毒の方が強力だとの主張もあり。スーパーでは「防カビ剤不使用」が売られている。包装せずにバラ売りされている食品への添加物表示は免除されているが、防カビ剤には表示義務あり。値札や陳列棚などを確認。手で皮をむくので食べる時に注意。バナナには一般的には使わない。皮ごと食べる人もいるキウイも表示をほとんど見かけない。国産には使わない。
⑤発色剤
亜硝酸ナトリウム。発色剤としてより防腐剤としての役割の方が大きい。ボツリヌス菌に強い。ボツリヌス菌は100℃の加熱でも生き残るが、毒素は熱に弱く85℃以上5分で無毒化。食べる前に加熱でOK。
セブン・イレブンの明太子に着色料は入ってないが、亜硝酸ナトリウムは入っている。
⑥たん白加水分解物・酵母エキス
・たん白加水分解物
同じ旨味調味料でも、たん白加水分解物は添加物ではなく食品扱い、一方、化学調味料は添加物。著者によるとたん白加水分解物の方が避けたい度合いが上。発がん性物質含む可能性があり、アレルギーのリスクもあり。
酵素で加水分解するとないが、酸で分解した場合は発がん性物質が生じる可能性あり。
・酵母エキス
避けるべき酵母エキスと避けなくてもいい酵母エキスがあり、原材料表示では区別できない。自然食品の店で売っているものは、たいていは避けなくてもいい。スーパーで普通に売られている物はちょっと心配。成分としては化学調味料と同じ、グルタミン酸ナトリウムを含む可能性あり。細菌を使ってそれを製造すると化学調味料で、酵母を使って製造すると酵母エキス。利用する微生物が異なるだけで、添加物扱いと食品扱いに分かれる。後者は「無添加」「化学調味料不使用」。
⑦化学調味料
「調味料(アミノ酸等)」の表示。それほど毒姓は強くないのでは?
問題点は、天然だしと違いビタミン・ミネラルが摂れないこと、塩分の過剰摂取につながりやすいこと。塩と醤油をなめ比べると、醤油の方がアミノ酸でまろやかになるため過剰摂取しやすくなる。同じ理屈。
*132Pに写真である納豆が紹介され、「大豆本来の味わい」と書かれたタレ付きと書かれている。「化学調味料、鰹節エキスのたん白加水分解物も入ったタレで大豆本来の味わいなどするわけがありません。こういうタレは捨ててください」と書かれている。
⑧パーム油
トランス脂肪酸規制が始まり、その代用としてパーム油(飽和脂肪酸)が多用されている。固体としてマーガリン、チョコ、アイスなど。液体としてポテチ、カップラーメン、フライドポテトの揚げ油。パーム油の摂りすぎは、心臓病リスクを高め、大腸がんや糖尿病の発症率を上げる動物実験結果報告が。熱帯林減少の最大の要因でも��る。
食品表示では「パーム油」と書かれていることが少なく、「植物油」「植物油脂」「マーガリン」「ショートニング」などと書かれている。
⑨乳化剤
安全性の高い添加物とされてきたが、近年、腸内細菌に悪影響を与えることがわかってきた。脳にも悪影響。「腸脳相関」:腸がおかしくなると脳が不安になることがわかってきた。
腸の粘膜の油を奪ってバリア機能を失わせ、「リーキーガット症候群」の原因となりうる。乳化剤は界面活性剤。菓子パン、サンドウィッチ、チョコレートなどに必ず入っている。「レシチン」「乳化剤(大豆由来)」と書いてあれば乳化剤の中でも安全だと思われる。
⑩加工澱粉と増粘多糖類
加工デンプンは添加物扱い。12種類のうちヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉とヒドロキシプロピルデンプンは、EUでは乳幼児向け食品での使用禁止。
第4章 加工食品の選び方
1.醤油
「生醤油」について
「きじょうゆ」と読むと料理用語になり、だし醤油ではないという意味
「なましょうゆ」と読むと、加熱殺菌していない醤油という意味。密封ボトルで常温販売している
選び方
・無添加のもの
・丸大豆のもの
・木桶仕込みのもの
2.味噌
米味噌:大豆と米麹を合わせた味噌
麦味噌:大豆と麦麹を合わせた味噌
豆味噌:大豆(と豆麹)だけで造った味噌
混合味噌(合わせ味噌):麹の種類が異なる味噌を混合
選び方
・無添加で天然醸造(自然醸造):天然醸造、自然醸造は、醸造中に加温せず熟成に時間をかけるので美味しい
・国産大豆もしくはオーガニック:米も大豆も国産がいいが、安全性より味の問題
・通気口がある「生」味噌かどうか
3.酢
・純米酢は静置発酵がいい:タンク表面の酢酸菌が80-120日かけてゆっくり自然にアルコール成分を酢酸に変えていく伝統的発酵法
・添加物が少ないもの
4.塩
塩の作り方
①日本は「海塩」:原発事故による放射性物質やマイクロプラスチックの懸念
②世界は「岩塩」が大半
日本の塩
①イオン交換精製塩:お勧めできない
②再生加工塩:墨や豪から天日塩を入れて溶解したものににがりを添付。伯方の塩、赤穂の天塩など。安価で、ミネラル豊富ないい塩
③自然海塩(自然塩、天然塩)は三つ
・天日塩(太陽と風だけで決勝させる)
・平釜塩(平釜で煮詰める、一般的な自然海塩)
・海水全乾燥塩(海水のミネラルそのまま、体にいい悪いは両論ある)
選び方
・ミネラルが豊富なもの
・グルタミン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、クエン酸三ナトリウムの原材料名が入っているものはダメ
5.みりん
一番いいのは、デパートや高級スーパーなどでしか買えないが、伝統的製法の本みりん。「福米純 熟成本みりん」「角谷文治郎焦点 三州三河みりん」「甘強 昔仕込本味醂」「愛櫻 純米本みりん」「一子相伝 小川咲良味醂」など
・タカラ本みりんは、日の出本みりんよりはましだが、それでも糖類などが入っている。
選び方
・本みりん
・添加物が少ないもの
・原材料名:もち米は国産のもの、米焼酎は自社製のもの
6.砂糖
・お勧めの砂糖などない
・ネット情報でGI値は間違っているものが多い。充伯等のGI値は99と高いぞ、グラニュー糖は110だ、などは間違い。参考にしてはいけない。シドニー大学の提供するデータベースで検索する
選び方
・粗糖
7.マヨネーズ
選び方
・「ハーフ」や「ライト」はNG
・添加物の少ないもの
8.ケチャップ
何を選んでもいい。添加物の少ない調味料。気になる原材料は「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」ぐらい。「カゴメ有機トマト使用ケチャップ」を使えばいい
ケチャップは無添加が多いが、トマトソースやピザソースは添加物が多いので注意
選び方
・添加物の少ないもの
9.ソース
「イカリソース ウスター」はアミノ酸不使用、「カゴメ 熟成ソースウスター」はアミノ酸とカラメル色素使用
「オタフク お好みソース」には、アミノ酸、アミノ酸液、酵母エキス、加工澱粉、カラメル色素などが使われており、味覚破壊トリオなのでお勧めできない
「カープ お好みソース」も大差ない
「オリバーどろソース」も味覚破壊トリオ
沖縄で定番の「A1ソース」は意外にまともでアミノ酸不使用、カラメル色素が気になる
選び方
・主原料は「野菜・果実」
・添加物はできるだけ少ないもの
10.豆腐
凝固剤は「海水にがり」と「硝酸カルシウムやグルこのラクトン」系がある
「海水にがり」がお勧めで、かつ、「粗製海水塩化マグネシウム」がいい。「塩化マグネシウム含有物」の表示も海水にがりだが、「塩化マグネシウム(にがり)と表記してあるものは、海水にがりではあるが、粗製のものではない。
選び方
・天然の海水にがり(「粗製海水塩化マグネシウム」「塩化マグネシウム含有物」)
・国産大豆か(輸入であっても)オーガニック
・消泡剤不使用(表示義務がないのでこう書いてあれば間違いない)
11.納豆
選び方
・国産大豆かオーガニック
・タレは捨てる
12.漬物・梅干し
4大添加物「人工甘味料スクラロース」「アセスルファムカリウム」「合成着色料4号」「合成保存料ソルビン酸K」がすべて入っているもの→グランドスラムと呼ぶべき食品。たくあん漬などに多い。
マルアイ食品「麹屋甚兵 浅漬の素」は無添加でおすすめ
光食品「浅漬けの素」もおすすめ
選び方
・添加物が少ない
・梅干しは塩分15%以上
13.スナック菓子
・カリウム量の多いもの
・人工甘味料不使用
◎野菜ジュースについて
「カゴメ 野菜一日これ一本」「伊藤園 1日分の野菜」はいいが、「カゴメ 野菜生活100」は良さそうに見えるけどイマイチ、カリウムが少なく、野菜100%ではない(果実使用)。
14.チョコレート
「準チョコレート」という一括表示のものではなく、「チョコレート」と表示されたものがお勧め。カカオ分が多い。
チョコレートの乳化剤はたいてい大豆レシチンを使うため、「乳化剤」と書いてあっても心配ないが、「乳化剤」という一括名表示にはポリソルベート80のように腸に悪影響を及ぼす可能性物質が隠れているかもしれない。
選び方
・名称に「準」がつかず、「乳化剤」ではなく「レシチン」と書いてあるもの
・人工甘味料不使用
15.アイス
選び方
・「種類別」で「アイスクリーム」を選ぶ(アイスミルク・ラクトアイス・氷菓と合わせて4区分ある)
・人工甘味料不使用
16.パンと麺
白い食パンはミネラル不足、小麦のグルテンが腸に合わない人がいるのでお勧めできない。食パンにマーガリンと上白糖の生活はどうにかしないといけない。
菓子パンや惣菜パンも、おすすめできるものはない。添加物だらけ、糖分過多、ミネラル不足の菓子パンが多い。
うどんやそうめんは、国産小麦使用の無添加のもの。乾麺なら苦労せずに買えるが、苦労するのは国産小麦の中華麺。あったとしても添加物「かんすい」使用で、ミネラル不足の原因となる重合リン酸塩を含む可能性がある。
選び方
・体に合ったものを選ぶ
・添加物が少ないもの
17.牛乳・ヨーグルト
牛乳は「超高温殺菌(120-130℃、2-3秒殺菌)」「高温先員(72-75℃、15秒殺菌)「低温殺菌(63℃で30分間加熱)」の3種類。
2003年から「コーヒー牛乳」という名称を使えなくなった。
ヨーグルトは無糖のプレーンがおすすめ、できれば生乳100%
選び方
・低温殺菌処理のもの
・ノンホモ
・生乳100%
18.チーズ
チーズに見えるけど名称が「乳等を主要原料とする食品」だったりすると、添加物が多いのでだめ。
選び方
・名称が「チーズ」であること
・乳化剤が入っていないもの
19.バター
選び方
・名称が「バター」のもの
20.生クリーム
選び方
・種類別が「クリーム」のもの(商品名が「フレッシュ」「ホイップ」「純乳脂」だったら要注意、乳等を主要原料とする食品である可能性あり)
21.ハム・ソーセージ
スーパーで見かける無塩せき
信州ハム「グリーンマーク」、日本ハム「森の香り」、日本ハム「アンティエ」
選び方
・「リン酸塩」不使用のもの
・「亜硝酸ナトリウム」不使用のもの(無塩せきのもの)
・「たん白加水分解物」もできれば避ける
22.たらこ・明太子
発色剤の亜硝酸ナトリウム不使用がいいが、まず買えないので、無着色を買う。ただし、コンビニのたらこや明太子はたいてい無着色、もしくは合成着色料不使用。セブン・イレブンの「明太子おにぎり」は、紅麹色素を使っているが、亜硝酸ナトリウムは不使用。
選び方
・無着所のもの
23.練り製品
主原料の魚肉すり身に、ミネラル不足の原因となる「重合リン酸塩」が隠れている。表示義務もなく、すべての魚肉練り製品に使用されていると考えるべき。
赤色色素で避けた方がいいのは、タール色素と呼ばれる赤3、赤102、赤106など。
選び方
・「調味料(アミノ酸)」、「保存料「ソルビン酸」「ソルビン酸K」不使用
・合成着色料にも注意
・リン酸塩が隠れている可能性が高いのでミネラルを補いながら食べる
24.だし・コンソメ
煮干しを選ぶときは、できるだけ大きなサイズのものを選ぶ。5���ンチ以下だとミネラルが溶出している。
選び方
・「アミノ酸」や「エキス」の表示のなもの
25.中華・合わせ調味料
選び方
・ベストではなくベターなものを選ぶ
・たん白加水分解物は避ける
26.カレールウ
ハウスではバーモントカレーのみ、スクラロースが使われていないので、えらぶならこれ。
選び方
・人工甘味料不使用のもの
27.生鮮食品
選び方
<卵>
・開放型鶏舎
・平飼い
・PHF:ポストハーベストフリーの飼料を使用
・Non-GMO:飼料のトウモロコシや大豆かすが遺伝子組み換えではない
<肉>
・遺伝子組み換え飼料不使用
・抗生物質不使用
・合成抗菌剤不使用
<魚>
・抗生物質や合成抗菌剤不使用のASC認証(養殖もの)
・海洋環境に配慮し漁獲されたMSC認証(天然もの)
・放射線の蓄積の少ない寿命が短い魚(サンマなど)を選ぶ
スーパーの選び方
◎以下の指標食品ができるだけ多いスーパーで買う。添加物の少ないスーパーかどうかを見極める
・国産レモン、もしくは防カビ剤不使用レモン
・低温殺菌牛乳
・純生クリーム
・無着色のたらこ、辛子明太子
・無添加のキムチ
以上5項目のうち、4項目以上あれば以下
・平飼い卵
・有機バナナ
・無添加もしくは乳化剤不使用のクリームチーズ
・伝統的製法の本みりん
・無添加ポテトチップス
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2023/11/25読了 ビブリアから移行
tiktokで添加物の危険性の動画を観て、添加物興味を持ち始めて手に取った一冊。
現代で生きている限り添加物は避けられないからこそ、その危険性について知っておくべきだと思ったから、読んで良かった。
全部は覚えられなかったけど、スーパーで食品を手に取るとき、裏面を見る習慣がついて、なんとなく体に良さそうなものを選ぶきっかけになった。
買い物は選挙。名言。