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投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
エリート家庭の両親からのプレッシャーから逃れたいために電車に飛び込みたくなった主人公とそんな主人公に執着する青年。タイトル通りの破裂しそうなギリギリな精神状態の描写が上手かったです。
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投稿者:みずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
終始、ヒリヒリする展開で息を飲むのも憚られるような、でも、ただ唯一の人を手に入れるために手段を選ばないその潔さが、とても純粋で尊かったです。
最後まで、恋の告白も愛の告白も明確の言葉では無いのに、それが伝わってくるのはすごいと思いました。
結局、先生には演技してたことばらしたのかな?また日本に帰ってきたのなら、再会していて欲しいな。
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推しカップリングすぎて、表紙を見てるだけでも多幸感。そして期待を裏切らない、ストーリー展開。2023年ナンバー1確定。電子は14P書き下ろしとのことで、紙と両方購入しました。好きです、ハル先生。
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この前作「東京」シリーズにでてきた、神宮寺と早乙女(兄)の話。
続きが気になっていたから、これはみつけて即座購入してしまった。
幼少期、神宮寺は姉(これ、もしかして母?)と暮らしていたが、日々男がやってきて小遣いを渡されて外にいく。
その小遣いでパンを買ったりして食いつないでいた。小遣いもらえない時は当然お金はない。
酷い生活環境、ネグレクト。それを救ってくれたのは学校の先生。
そして神宮寺はこの頃、読んだものは全部記憶できることが大人たちにもわかる。
高校時代
人の匂いが辛いと思っていた神宮寺は、「清潔な匂い」がする早乙女が欲しいと思う。
ただ、隙がない早乙女に近づくことはできなかった。
(が、ある日から早乙女の様子がおかしい事は分かった)
そして
早乙女は希望大学に首席で合格(神宮寺と同じ大学)。神宮寺の家庭教師は終わる。
大学でみかけても、早乙女は知らんぷり。
早乙女とつるんでる警視庁の息子に、神宮寺はあるものを渡されるが、それを拒否して・・
って感じの話。
これ、途中もめっちゃいいんですが、ラストがめちゃくちゃいいんです!
泣いた~~~~っ
みんなが幸せになるといいね~~~
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素晴らしかったです
『4月の東京は...』では蓮の家族は"蓮と縁を切った存在"としてあり続け、和馬とくっついた後も蓮が不憫なままでしたが、今回『臨界点』で兄の恭平が蓮のことを家族の一人としていかに大切にしてきたかを窺い知ることができたので心が救われました
あと、最後の急展開がすごかったです
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天才による執着愛の行き着く先。『東京』シリーズ既刊『四月の東京は…』3冊、『東京ー四季ー』2冊に続く最新作。『東京ー四季ー』に出てくる神宮寺結人と早乙女恭平のお話。
話は恭平への執着の原点となる、神宮寺の幼少時代の虐待生活から話はスタートします。神宮寺の生まれ育ったベタつく床、湿った部屋、数々の虐待…。生まれついての天才児が見るその世界にゾッとさせられましたが、幼い神宮寺自身はあくまでも淡々と、何にも心動かされず生きています。その環境から抜け出したとしても、人生に飽き、目的もなく、何にも執着せず、ただ生きていたのだろうと思います。
その世界が、恭平に出会った一瞬で風が吹き抜け、全く別なものになったということが伝わってきました。惜しむらくは私は電子書籍で読んでいたので、神宮寺が、恭平と出会った瞬間に感じた風を見開きで感じることができなかった点。ぜひ紙で読みたかったページだと感じました。
天才が巧妙に引いた罠に、恭平が自らそれと知りつつ嵌っていく様にときめきました。
書き下ろしも最高でした。恭平と蓮との再会編、八神の頭痛の手術編もぜひ番外編で読みたいです。
間違いなく2023年ベスト5には入れたい名作です。