投稿元:
レビューを見る
☆4
下巻になり物語が進むに連れて、ぐっとくる場面も出てきたり…最後まで一気読みしてしまいました!
現実にはこんなにトントン拍子に物事が上手く進むことはないんだろうなぁと思いながらも、読後はほっこり温かい気持ちになれる作品でした❁⃘*.゚
ただ…もうちょっとノンちゃん(猫)が活躍しても良かったのではないかと思ってしまうほどにはノンちゃんの登場があまりなかったように感じました。
投稿元:
レビューを見る
高齢者たちは、このまま町が廃れてしまっても、再開発で変わってしまっても、自分が暮らしていけさえすれば、その先はどうなってもいいと諦めている。
愛美たちはそういう気持ちも理解しながら、都会へ出て行った人たちにも心の支えになるような、思い出が残る町、いつか戻ってきたいと思えるような町にしたいと奮闘する。
全てを諦めていたような人たちが、少し先の未来にワクワクする。
それを続けていくことが、この町に住む子供たちの未来を明るくする。
きっかけは、猫のノンちゃん。
不思議な猫だ。
投稿元:
レビューを見る
3ページ近い分量の説明会での西澤香奈江さんからの長台詞にものすごく撃たれたし後半の商店街再生しようと立ち上がる様は胸が熱くなりました。
そして、ノンちゃん。
君はやっぱり幸せを運ぶ宇宙猫なのかい?笑
投稿元:
レビューを見る
猫が新しい風を運んできた…。
猫が何処から来たのか、愛美の父より2歳上の河井が古根子集落にいるとわかり尋ねてはっきりした。
そして今までのいろんなことが明らかになる。
高齢化による後継者問題は、頭を悩ませることだが若者が、子どもたちが住んでいてよかったと思える町にするために愛美は奔走する。
町おこしのために文化祭のようなものをやるという発想からねこまちフェスティバルを開催するまでになり、みんなが協力して成功する。
こんなに人を幸せにしてくれるならどんな困難でも頑張れると思う。この猫ちゃんほんと凄い。
幸せをもたらしてくれる奇跡の猫。
猫と縁は無いけれど出会えばきっと嬉しくなるだろう。
そんな気持ちになれた物語だった。