投稿元:
レビューを見る
【読んだ時間が楽しければ、それでいい】群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。
投稿元:
レビューを見る
表紙の猫が可愛くて手に取り、中身をペラペラっと見てみたら気取らない文章でいいなと思って購入した。
人が何を読んでるのか、どんな本を買ってるのか気になる私からしたら楽しい一冊だった。笑
2000年に出た本なので少し内容は古い。
著者の日々の生活や習い事、読んだ本の感想やそれをどう落とし込むかを楽しく読めた。
"「廣津里香」という生き方"という章が印象に残った。
投稿元:
レビューを見る
2000年の本。
途中であれ?と思った。
もたいまさこさんと「邪悪な狛犬」として参加したファッションショー。「邪悪な狛犬」の名前にうけた。
後書に書いてあった「忘れているのは覚えていたからだ」
それでええやん。と思った。
投稿元:
レビューを見る
群ようこさん、毎月本も買うけど図書館もよく利用されるそうです。そして、1日に1度散歩しないと気がすまないとw。「忘れながら生きる」、群ようこの読書日記、2023.8発行。毎月かった数10冊の本と猫との日常生活を綴ったエッセイ集です。「生きる読書」(2000.12刊行)の改題・文庫化。
投稿元:
レビューを見る
過去のエッセイの編集したものだったのね。
絶縁した母親と電話してる(手芸関係の雑誌の付録のことで)箇所で気付いたわ^^;
まだ著者が40代とか言ってもの。
もたいまさことファッションショーの出たエピソードとか
(観たかった!)まだ愛猫が元気だった様子に最近読んだエッセイにはとうとう寿命が尽きてしまったのでしみじみしてしまった。
それにしてもものすごい読書量である、分野も多岐に渡っていて(以外に有吉佐和子の本多し)このペースで買ってたらそりゃ本だらけになるわな。今も大方処分したとあとがきにはあったけど。
投稿元:
レビューを見る
印象に残ったのは「老いを生きる」ていう1993年発行の、九人のお年寄りのインタビューと日常生活の写真が掲載されている本の感想。現実は生々しく、高齢者にとって辛いことが多い。年月が経って彼らがよりよく過ごせているかというと、今もそれほど変わりはないのではないかと思える。
確かに、高齢化が社会問題になってだいぶ経つがまだ課題が山積みのような気がします。
投稿元:
レビューを見る
2000年刊行の「生きる読書」の改題&文庫化版。
文章が読みやすく訂正されている箇所も少しあった。
感想は「生きる読書」の方へ。
投稿元:
レビューを見る
理想の人というエッセイに惹かれて。群さんのエッセイには、これでいいのだと思わせてくれる要素がたくさんある。本を読んでもほとんど覚えていない、料理をしないけど料理本を眺める、など。私も気になっていたお気に入りのパン屋さんのパン作りの本を買おうと思った。
投稿元:
レビューを見る
2000年に刊行された『生きる読書』を改題して今年8月に文庫化されたもの。
ほとんどが本に関するエッセイで、24つのエッセイのうち、半分のエッセイに著者が1か月間に買った本がリストアップされています。購入した本のリストを見て、小説、社会事件、古典文学、手芸、音楽…などなど著者の興味の広さに驚かされます。
読んだ本の感想は少なめのなか、『老いを生きる』と『私は優雅な叛逆者』の感想が書かれています。本の内容がよくわかり、面白くて、私もこの2冊を読んでみたくなりました。こんな感想を私も書けたらいいなぁ、と思います。(絶対無理だけど)
いちばん面白かったのは、8万円の全集を買いたくて妻に話したら喧嘩になった男性の話。本代や本の置き場所で家族と言い争うご家庭は、うちの実家を含めて沢山あるんだろうな、と他人ごとではないように思えました。
投稿元:
レビューを見る
群さんの本についてのエッセイ集。
本といっても、一冊の本の紹介ではなく、大量に購入された本の中からこんな本も買ったな〜、どうしてこの本を買ったのだろう、など、本を買うエピソードや読んでみてどう感じたかなど。もちろん読まないままの本もあり…。ひと月に購入した本のリストは圧巻で、本のジャンルの手広さにも驚きました。
SNSや書評などを参考に、読みたい本リストにピックアップし、本屋で実際に手にとり、本当に読みたいのか、それとも違うのか…
1冊購入する事も、うだうだと悩む自分としては、衝撃的でした笑
こんなに本に囲まれた生活、大変でしょうが、憧れもあり、面白く読めました。
投稿元:
レビューを見る
夫が買っていた本を、病院の待合で読むように持って行った。気を張らずに読めるエッセイで、ちょうどよかった。ちょっと時代を感じる、平成前期の暮らし。。この時代を生きていたはずなのに、古臭い感じがして衝撃を受けたような、懐かしいような。廣津里香さん、初めて聞いたけど興味を持った。生きづらかっただろうなぁ。。。
投稿元:
レビューを見る
忘れながら生きる
群ようこの読書日記
2000年に刊行された『生きる読書』を改題し、文庫化されたものになります。
「文庫のためのあとがき」で、
2000年の刊行当時は43歳で、現在68歳(2023年出版)とあります。
エッセイと毎月買った数十冊の本が紹介されているんですが、「恐ろしいことにほとんどの本を購入したしたのを忘れていた」と反省もありながら、「本を読むということはそれでもいいのではないかと思った。」「本を読んでいる時間は楽しいわけで、」と。本好きな著者の素直な気持ちがあとがきに綴られています。
エッセイは、お友達とたわいの無い事を楽しくお喋りしているような感覚で愉しめます。
中には、しんみりするようなものも。
中でも「本代」はなんとなく、本好きの共感というか、好きですね。笑
『某出版社の編集者、自分よりも年上でものすごく本が好きな人。しかし、財政一切を奥様が管理しているので、思うように本が買えない。
彼はどうしても欲しい全集があってー。』
という、無事に全集を購入できた訳ですが、
本好きにはくすりとくる内容でした。笑
投稿元:
レビューを見る
とくに感想はないが、毎月20冊程度の本を買われているのには、驚いた。勿論すべて読まれてはいないが。
私は8冊程度でなるべく読むようにはしているが、なかなかできないのが現状。
群さんの知り合いのかたが、飼猫を亡くされたときに言われた言葉に、悲しいというより罪の意識が。
私も飼犬が亡くなったときに、一般的によく言われる悲しいよりも、どうしてもっと可愛がってあげられなかったかという罪の意識のほうが大きかった。
本を読む楽しみはいろいろあるが、何かをあらためて感じさせてくれるところも良いところです。
投稿元:
レビューを見る
著者のエッセイとひと月に購入した本の一覧が紹介されているもの。
作家さんなので多いのだろうとは思っていたものの、多岐に渡るジャンルの本をひと月60冊前後も購入されているのでびっくりした。2000年刊行の本なことや古本の購入も多いため、結構昔の本が多いけど、エッセイの中で本の紹介も自然に組み込まれていたので興味深く読んだ。
血液型健康ダイエット、気になる…
投稿元:
レビューを見る
当時43歳だったわりには、自分の想像する43歳よりはやや考えが老けているように思える。20年の時代の差を感じるなあ。
それにしてもすごい書籍の購入量だ。書き物をする仕事の人はみんなこれくらい買ってるのかなあ、と思いつつ、けっこう俗な選書もあるから、群さんは本当に楽しみのために本を買って読んでいるのだろう。