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一番グッときたのは、アメリカとロシアの戦犯は、なぜいないのかっていうこと。勝利した方だけが、裁かれないのはおかしいし、原爆を日本に落としていいなんて、勝手に決められることじゃない。でも、そういうことは日本も、他の国もやってきたことだって、歴史を知って、わかっている。人間が、なぜ、あんな戦争をしたのか、一度、ちゃんと考えてみたい。
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「ヒストリーの語源は、ストーリーと同じである」。
時代、地域ごとに語り部が入れ替わり、古今東西の歴史をひもといていく。
激動の人生を生きた世界史上の人々の別の顔が垣間見え、面白すぎてページをめくる手が止まらなくなる、新しい参考書。歴史上の人物がたくさん登場する。
第1章 強大化する近代ヨーロッパ―ヨーロッパ=モードが世界基準に
第2章 市民革命の時代―市民階級が歴史という舞台に乱入!
第3章 19世紀ヨーロッパの野望―生き残るためには統一と近代化だっ!
第4章 19世紀アジアの苦悩―奴隷になりたくなければ自分が変わるしかない
第5章 帝国主義―世界支配の野望、そして植民地の目覚めと抵抗
第6章 世界大戦と新しい世界の誕生―社会主義の台頭とアジア独立運動
第7章 世界恐慌による世界の激変―ファシズムの不気味な成長
第8章 第二次世界大戦と冷戦の始まり―戦後世界を進撃する二人の巨人
第9章 雪どけとオイルショック―巨人たちの方向転換
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これは面白かった。ここまで丁寧に世界史を語ってくれる著書は貴重である。少しうざったい生徒が鼻につくのであるが、慣れてくると妙に味を感じてくる。