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蛭子さんは子どもの頃からあの性格だったから、やっぱりいじめられっ子だった。高校を卒業して看板屋に勤め、万博に行くといって無断で仕事を辞めて上京、やはり看板書きになるが、長崎から追いかけてきた女性との間に子どもができるに及んで、チリ紙交換、ダスキンの営業職としてサラリーマン生活をおくった経歴がある。(しらなかった)ギャンブル好きでも借金はしない主義、仕事はまじめにするなど、あの蛭子キャラの日常生活が垣間見える。簡単に読めるイラスト入りエッセー。
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蛭子さんというと麻雀と競艇のイメージしかなくて、本業である漫画家であることすら忘れてしまうくらい個性の強い方だ。そんな蛭子さんが家族のためにサラリーマン生活を「真面目に」していたというのだから、驚きを隠さずにはいられない。まさか、蛭子さんにサラリーマンの心得を教わるとは思いもしなかった。
どの章も読みやすいが、特に第5章と第8章は一読されることを推奨する。
最後に、印象に残ったキーワードを羅列しておく。
・がんばり過ぎない
・サラリーマンも信用第一!
・借金はしない主義
・いつもニコニコサービス精神
・いつも心を自由にしておく
・飄々と自然に身を任せよう
・どんな職業にも貴賎はない
・どんな仕事だってやってみればいい
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蛭子さんの株が上がった。なかなか、というか、普通以上にまともな人なんだなあ。読みやすいし、良かったです。
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蛭子さんのサラリーマン時代が書かれたエッセイ。蛭子さんのイメージはヘラヘラしていて自信がなさそうなイメージだったけど、この本では自分の働くことに対する確固たる意志が伝わってきた。仕事で悩んでいる人はこれを読めば働くことに対してポジティブになれると思う。