性差別の医学史 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか みんなのレビュー
- マリーケ・ビッグ(著)
- 税込価格:2,750円(25pt)
- 出版社:双葉社
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医学での性差別の実態に気付け、考えさせられました。
2023/10/20 20:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書はイギリスの社会学者の女性の書籍を和訳したもの。著者が女性の立場から、医学における男性優位の性差別がある実態を、様々な角度から暴き出し、「これでいいわけがない」と力説する1冊です。
なるほど、普段当たり前に受け流している医学のあれこれも、確かに性差別だな、ということに気付かされる内容で、読んでいて実に考えさせられました。私は男で、当書で指摘されている性差別の項目に対し、女性は嫌に思っていたのか、と考えると今まで気付かなくて申し訳ない、と反省しました。当書を手にする機会に恵まれてよかったです。
なお、性別の医学に関わる話なので、生殖とか性的な表現が記述のところどころに登場します。そこは割り切って読んだらいいと思います。
同じようで同じでない
2024/07/25 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
男女差は体格や体力だけでなく、医療の面にも現れる。
何故かはまだ解らないが、痛みの感じ方やかかりやすい病に男女に差がある。神経伝達組織やホルモンの役割、また研究者の性別によって実験動物の反応に違いが出てくることが判明した。
ジェンダーバイアスに惑わされるな、ということは、男性だけでなく、当事者の女性にも必要なこと。
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