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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
そう来たか、という終演です。あんなに愛し合った二人は別れる。雪媛の前世の思い出が青嘉を信じ切ることが出来なかったから。しかし、それだけではない。前世の玉瑛が憧れた将軍青嘉の姿で武人として生きていくようにという雪媛の愛。結局、雪媛は悪女なのか、生きていく事を切望しただけの恋する女なのか、分からなかった。
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あまりにも切なくて、あまりにも最高のラストだった。
13巻の間、自分がいかに雪媛と青嘉とともにあったのか思い知らされてしまった。
この物語は真に玉瑛を救う物語だった。13巻かけてそれを成し遂げ、そこから揺らがなかった。素晴らしかった。
でもやっぱり雪媛には青嘉と結ばれてほしかったよー(号泣)
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雪媛と青嘉の選択に満足した。雪媛が選んだ道、その選択を理解して、将軍として生き抜いた青嘉とも、生き直した人生を生き切ったのだなというのが正直な感想である。勿論2人夫婦として並ぶ未来もあっただろうが、その生き方をすることで損なわれてしまう、それぞれの大事なものがあると思えば、少し寂しくはあっても、お互いにとって後悔のない、最良の選択だったのだろうと思えた。まさに威風堂々。
番外編としてナスリーンと潼雲のその後が見られたのも良かった。
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威風堂々完結!
1巻発売から長いようであっという間に終わってしまったと感じるほど面白いシリーズでした!
途中からきっと皇帝になった雪媛と青嘉は結婚できないんだろうなぁと嫌な予感はしてたが、やはり…
本当に愛しているからこそ、青嘉を後宮に入れる事はできなかった雪媛。そのおかげで、尹族は差別されることもなく玉瑛を救うことができたんだと思うとこれで良かった気がする。
雪媛と青嘉はクルム編が1番幸せそうだったと改めて感じた。
クルム編といえば…
ナスリーンと潼雲!!!おめでとう!!
本編ではこの二人の行く末が描かれていなかったので、焦ったが、番外編でようやくくっついてくれた!!嬉しすぎる!!
番外編すごすぎないか…??
なんと言っても威風堂々惡女シリーズ私の最推しシディの5年後!!ありがたすぎる…
想像なんだが髪が伸びているシディは美人すぎる…
しかも、一男一女の母!!!
シディとユスフの間の子供とか可愛すぎる…(?)
しかも、将来シディとユスフの息子と雪媛の娘が結婚するとか、シディと雪媛はもう家族じゃん…
最高やん…
でも、最後のシディの左目が見えなくなってる情報は少し気になるな。想像するしかないけれど…。
最後の最後でナスリーンのことを大切な妻だというシディ。シディがどれだけナスリーンの事を大切に思ってるかが伝わり、最高でした!
色々と感想を書きましたが、本当の本当に最高のシリーズでした!!
威風堂々惡女完結、おめでとうございます!!!!
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なんてこったい。
終わってしまったー。
それもだが、最終巻いろいろなんてこったい。
文庫 購入のときにうっかり某密林サイトのレビューの1行を目にしてしまい(ご存じのようにブクログのようにネタバレモザイクなどという優しい仕組みはないので)、 雪と青の結末を大筋知ってしまったので 、日を置いて読み出しましたが、今思うとかえってそれがよかったかもしれないです。
何も知らずこの結末を読めば恐らく悲しくて到底、腑に落ちなかったかもしれません。
しかし わかった上で読んでいたのでどこか達観できたというか どうせ と思いながら読んだのでむしろ冷静に読めました。
やはりクルム。。クルム編が良すぎた。
あの巻があったから期待もし あの巻があったから悲しいし せめていっときあの巻があってよかったとも思い。 国に戻ると言ったときに、あーもう2人の時間はおわったと少し悟ったけど的中してしまいましたね。
終わってみれば、こうなるしかなかったのでしょうし 総じて楽しめました。
久々に夢中になれるシリーズでした。
楽しい読書時間と感動をありがとうございました。
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よかった。もっとわかりやすいハッピーエンドを望んでたけど、これもある意味大団円なんだろう。
最初の数冊は積読期間が長くて、登場人物やら出来事が曖昧なので、時間がある時にまた一気読みしたい。
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完結巻。ハッピーエンドとは言えないのかもしれないけれど、素晴らしい終わり方だった。
多くの人が幸せになった。
雪媛と江良はお互い一番好きな人と結ばれなかったからこそ、同士として慈しみ合い、穏やかな愛を育めたのではないだろうか。
クルムでののびのびとした雪媛が本質なのだろうけれど、同時に玉瑛であり、目指す世がある信念の人であった。
数々の犠牲を覚悟し、それ以上の犠牲を目にしたからこそ選んだ未来。
それは最初に望んだものだったし、1巻に繋がる終幕であった。
舞台が広がりながらも最初の目的から外れなかったので、読みごたえのある物語だった。
公式サイトに載っていた後日談がまた良かった。
雪媛の目指した未来がそこにあった。
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今年200冊目はこの作品、と決めて手に取りました。
雪媛と青嘉の選んだ道は読者の多くが期待するものとは違った、と思います。この結末をすごく苦しく、かつ切なく、でもだからこそ物語が薄っぺらくならなかったな、と思います。
この思いの溜飲を、番外編で少し下げ、さらにはWEB限定の後日談短編を読むと2人の思いが未来でつながったと涙せずにはいられなかったです。
最後まで弛みなく楽しませてくれたこの作品に感謝を。絶対WEB限定の後日談まで読むべきです!!!
2023.12.23
200
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楽しみにしていたシリーズがついに終わってしまった〜
途中、なんでこんなに想い合っているのにうまく行かないの!と読み進めるのが辛かったけど
最後の章で2人が望む未来になって本当によかったとホロリした
玉瑛が言った国とはという彼女の思いに
雪媛の思いも重なって見えてとてもよかった
そして、本当に好きな人と幸せになってもらえたらなぁ
また、時間があるときに一気に読みたいシリーズ
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玉瑛が幸せになって良かった。雪媛この為に頑張ってきたから。結局、王嘉とは結ばれなかったのが残念だった。雪媛が女帝になる時点で二人が結ばれることは現実的じゃなかったのかもしれない。青嘉が後宮に入ったら将軍としての偉業達成出来ないし。伴侶に江良が選ばれたのは意外。しがらみがなく、かつての師匠だった彼が伴侶の方がいいのかもしれない。でも玉瑛、本当は雪媛本人だと思うと複雑な結末だと思う。本当は青嘉と結ばれたかったんじゃないかと思うから。
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想像してたより最後は駆け足だった気がする。
もう少し長くなってもいいから、いろんな事が丁寧に書かれてたらよかったのにな。と。
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こんなに一気読みをしたシリーズは本当に久しぶりで、涙と鼻水を流しながら本当に楽しませてもらいました。
最終巻は特に、読み進めながら「こうなるしかないのか」と涙が止まりませんでした。最悪の展開として、雪媛が青嘉を殺める展開になる可能性を思えば、この結末がハッピーエンドだったのだと思います。表紙に簪がきちんと描かれてて嬉しい。
公式サイトで公開されている後日譚はぜひ読んで欲しい。私はとても救われる思いでした。