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リテールメディアの環境分析、日本市場での普及が遅れる理由が明確に記載されている。
国民性や市場環境、日本の各県での地域性に起因する流通状況を踏まえて、あるべきリテールメディアの価値が芽生えてくるタイミングだと捉える。
マスメディアから1to1メディア、流通企業の統合が進む中で、より店頭での購買接点、体験価値に紐づく情報設計が必要。
デジタルデバイスのさらなる普及やストア内のインフラ整備、データ関連の環境構築、仕組、システム処理スピードの向上が繋がり、購買に直結する成果が出れば、先行者利益を得る企業が出るタイミングはすぐ目の前に。
スピード感持ってチャレンジ出来る領域、複数の関係者を束ねて、顧客視点の原点をぶらさず実行に繋げる活動がより重要となる。
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リテールメディアの概念から日米比較、小売とメーカーの取り組みなどなど、豊富な事例やキーパーソンの言葉からリテールメディアのこれまで/いま/これからを把握できる。章立てもわかりやすくて読みやすい。
元同僚の著書なんですが、嫉妬しちゃうぐらいによくできた本だと思います。
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少し前から仕事でも話題になっていたリテールメディアについて最新の情報を網羅的に紹介しており勉強になった。日本とアメリカでの違い、メディアオーナーの大手や先進的な小売の取組、広告主となるメーカーの活用方法、食品卸やリテールテック企業や広告代理店それぞれの強みなどわかりやすい内容だった。最終章の小売の未来、小売とメーカーの関係性の変化の記述は納得感のある考察だった。
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リテールメディアについてかなり実践的な内容が盛り込まれています。
小売側としても、メーカー側としても知っておくべき情報だと思った。
とはいえ日本はリテールメディアは成長しにくい環境だと思う。影響力をもつにはもう少し時間がかかりそう。
・月間100万アクセス程度のメディアでは、広告を出す意味がない
・市場規模は21年90億、26年805億予測
・Googleアドセンス平均CPMは日本0.28ドル、米国0.68ドル。日本はまだ需要が少ない。
・前提としてCXをどう変えたいのか考えなければならない。顧客価値を念頭に。
・静止画よりも動画の方が効果が高い
・日本のAmazon月間利用者数は6,388万人22.12
・念頭に置くべきは、その施策を実施したときに顧客は買いたくなるかという問いかけ
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書かれていることは正しい正直なことなのだろう。しかし、それが社会を豊かにし、関係者が儲かるように思えない。まさに現代の錬金術で、後には何かを得るだろうが、的を外している感じがした。