ウクライナに栄光あれ!
2024/03/27 21:32
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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在進行中のロシアによるウクライナ侵攻が題材。それをこんな、タフな暗殺者カップルが会えるか?会えないか?の古典的すれ違いで盛り上げたりしていいのか?(めちゃくちゃ盛り上がったしここで上巻終わりかよ……!ってなった)みたいな気持ちにはなりつつも。大変面白かったです。
面白く読んでしまうことを不謹慎に感じ過ぎないでいられるのは、著者が地道で丁寧な取材とリサーチを重ねに重ねて書き上げたものだと読んでてわかるからだろうなあ。グリーニー先生ならあまりにもいい加減なものは書かないはず…という信頼感がある。
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『ウクライナに栄光あれ!』
と捧げられたノンストップの作品。
今進行中のロシアのウクライナへの侵略をここまで!
ドネツクなど微妙な地域のウクライナ人も出てきて、
彼らに対するロシア人の態度も腹立たしいがそうなんだろうと思う。
グレイマン頑張れ!
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今回はグレイマンことジェントリーがロシアオルガリヒの豪華ヨットを沈める作戦を行うところから始まる。
そのスタートから想像できるように、今回はロシアがウクライナに侵攻した現在の世界が舞台である。
ただし、パラレルワールドのような設定になっており、西側諸国はロシアに経済制裁を施しながらも、制裁解除して国交正常化に向かおうとしているという国際情勢の話。
そんな世界情勢の中で世の中が不条理、不義理に動いていることにやるせなさを感じているジェントリー。
そんな彼の元にある情報が舞い込む。
それはロシアから西側諸国に流れ込む諜報員向けの金の流れを追いかけたものだった。
国のためになると思い、任務を受けるジェントリー。
しかしそこにはもちろんロシアの諜報部門も動き始めており。。
前作同様、アクションやスピード感はピカ一で面白い。
今までの作品以上に時間的に追われている感じが良かった。
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裏表紙の登場人物一覧を見ると、それぞれの表情が脳内で動き出す。僕の中では頂点に近いほど、本シリーズの大ファンだ。
息をつかせないタクティカルアクションは上巻から下巻まで徹頭徹尾貫かれている。また、実在の人物を思わせる設定も興味を掻き立てる要素の一つだ。使用される銃器が新しいものに変わっているので、ミリタリーマガジンで勉強しないといけないな。
本作「暗殺者の屈辱」は帯にも書かれるように、まさに転換点となる内容だ。登場人物の入れ替わりがあり、大きく状況が変わる予感だ。一気読みした瞬間から次回作を期待してしまう、期待を裏切らないシリーズだ。
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暗殺者グレイマンことコート・ジェントリーは、ターゲットになっているはずのCIAから依頼を受ける。自由と引き換えに、米露両国の極秘情報を収めたデータ端末を確保する任務に就くジェントリー。だが、セントルシア島でGRUの工作員マタドールに先を越され、あと一歩のところで任務に失敗してしまう。ジェントリーは汚名を晴らすべく、端末を追ってヨーロッパに渡るが……。
シリーズ第12作。ロシア・ウクライナ戦争下の世界を舞台に、逃亡と追跡の物語は下巻に続く。
昨日、書店の店頭で偶然見つけた、早川書房営業のK氏作成のフリーペーパーはなかなか楽しい。
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ゾーヤがアル中になってる。ショック!
ハンリーは本当に島流しになっててちょっと笑った。
序盤は色々入り乱れてて目的が散漫だったけど、上巻の終盤でみんなが同じ列車に集結して後半へ!期待大!
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一時はCIAと和解したんですが、再び、命を狙われるようになってしまいましたね。スーザンとの相性が最悪というのもあると思います。
上巻では、再び戦いの場に引きずりだされるところまで。その裏では、裏のやり取りも進行していますが・・・。