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インバスケットの体系は書かれているが、詳細は書かれておらず、本気でインバスケットを身に着けるには、別途教材等に取り組む必要があることを分からせてくれた一冊。
ただ、「判断」に対する分析は鋭く、しっかりと学んでみたいとも思った。
《特におもしろかった内容》
判断ができない人のパターンは、下記3つ。
①考え方が堂々巡り,結論を出す中のあるプロセスで止まったり戻ったりして、結論にたどり着かない。
例)「仮説」を立てて「情報収集」に進むが、なぜか次の対策立案に行かず、また「仮説」に戻ってしまう。
→同じプロセスを繰り返す回数の制限を設ける。
必要以上に情報を集めない。
情報の裏付けが取れたら迷わず次のプロセスに進む。
②失敗が怖い。その結果、責任転嫁できるような伝達方法になり、結果的に相手に伝わらない。
例)「なるべくその方向で進めておいてください」などのあいまいな支持を相手に伝えてしまう。
→判断をしない判断」を下すことによって生じる、もっと大きな危険を考える。
③深く考えすぎて、本来判断すべきことを見誤る結果、判断できなくなる。
→判断することを明確にする。判断することの優先順位をつける
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ものごとの判断の基準を勉強するには参考になる。インバスケット問題の選択肢の内容は一部わかりづらいところもあり選びにくい面も。
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自分で考えて判断することの大切さを教えてくれる本。判断力向上に近道は無し。判断したことをすぐに実行することが、真によい判断となる。
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進んだと思ったら、すぐ次の問題が出てきて絶望する。家に帰っても引きずる。休まらない。どうすれば最も効率的に目的地に辿り着けるのか、そもそも辿り着けるのか、頭はグルグル、行ったり来たり。
わからなくなって、縋るように入った図書館でこの本を手に取った。題名に惹かれたのだろう。
近くの椅子に座ってパラパラと目次をみた。
インバスケット?聞いたことある。でも何か難しそう、今の自分に新しいことを学ぶ気力はない。
棚に返そうか、と思いつつ適当に開いたページに目が止まった。ザッーと読んでいく。沢原和也という人は不意に抱えてしまった厄介な仕事を60分以内に解決しないといけないらしい。
お前が沢原和也なら、この状況をどう判断してやり遂げるのか、と迫られる。
えっ、この状況、ヤバい、無理だわ、えっ、でも、このまま放って置けない。何とかしなきゃ、どうする!?
そのまま借りて帰って続きを読みました。
読後、自分が判断できずに苦しんでいたんだと気付き気持ちが楽になっていました。
判断の指標をいただけました。