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挿画が美しい。
父である教授は共感できる。
うーん。なんとも感想が書きにくいというのが正直なところ。
色々と感じるところも思うところもあるが、うまく表せない。
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期待を裏切らないイヤミスだった。
今回なんて、タイトルで分かるだろうに!
毎読後、湊かなえ作品はもう読まない!と思うが、またつい手にしてしまう。
ストーリーが二転三転するが、やはり重い読後感だけが残った。
まあ、分かってて読んでるのだから、自業自得、笑。
そろそろ、『花の鎖』のような
湊かなえ作品が読みたい。
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イヤミスらしく後味は悪いので自分好みではあった。手記が多く、主人公以外の心の動きはわかりづらかったので、衝撃はあるかもしれないけれども腑に落ちないようなモヤモヤするところもあった。蝶が終始出てくるので、読みながらいろいろ調べてしまった。
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グロテスクな描写が多かったせいかなかなかに読みづらかった。
作品に入り込めてなかったからか、動機もそれでそこまでする?と感じてしまった。
湊かなえさん大好きです。特に「母性」が好きです。イヤミスは自分は苦手なのかもしれないなあと今更ながらに思いました。
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筆者のファンである私にとってはこれまで既刊されている中で1番非現実的な内容と感じたのでミステリー作品としてより一種のSF小説を読んでいるような気持ちになった。そういった“非現実的”なものを求めている読者の方がのめり込める作品なのかもしれない。
構成としては冒頭から始まる主人公&その息子による語り部分は展開がなかなか進まなかったり重複している箇所があったりでやや退屈になってくるかもしれない。だが最後にかけての3分の1?あたりから一気に展開が変わってそれまで読んでいた箇所からの読者である私の考察を全て覆してくるような感じ。
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久しぶりに、イヤミスを堪能した!
本のタイトル、しかり、表紙の絵、しかり、
カラーの口絵の、なんとグロで美しいか。
蝶に魅せられた主人公の、数奇な運命、というか、
歪んだ愛情、執着、ぞわぞわしながら読み進めた。
芸術に対する思い、親子の愛情、愛する者を守るためのとんでもない行動、怖いというより、切なかった。
湊かなえさんでしか、考えられないストーリー。
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蝶に魅了された男が標本作成に人生を費やした。その過程で人間を標本することに取り憑かれた人がいた。最後は二転三転し、人間標本が出来た過程には驚かされた。誰かの為にした行為があの結末になるとは
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ちょっと「気持ち悪く作ってやるぞ」の意図が見えて、読むのが面倒な部分があったのですが、
「きっとこうなるよね...」と思いつつも最後までの持っていき方が上手で、飽きずに読めました。
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人間の狂気、親子の愛情、ここまで綿密に描けるものなのか…。
おぞましいとも感じるが、そこには親の子に対する、(歪んではいるが)愛情が伝わってくる。
我が子のためにどこまでやれるのか。何ができて、何ができないのか、何が正しいのか、自分に突きつけられているような気がした。
湊かなえさん、すごいです。
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蝶の眼で見える世界に魅せられて
人間の標本を作る話。なかなか過激な描写だけど、グロい感じじゃなくて、どこか美しいと思わされてる。さすが湊かなえと思いました。
でもそんなに好きじゃなかったな。
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もしこの作品の犯罪者に、なぜ昆虫の標本は良くて人間の標本はダメかと言われると納得のいく回答をすることはできない。動物のクローンは良くて人間のクローンはなぜダメなのかという問題に似ている。倫理的な難しさも伝わってくる作品でもあると感じた。
本の構成としては最初から犯罪者の手記から始まる。手記も幼いころからの記憶が書かれており事件を追うよりは犯罪者がどのような環境で育ち、考えを持っていたのかを読んでいく。しかし読んでいくと、え?と驚くような箇所が何個もある。難しい内容ではないがために驚いてしまった。実際に想像してしまうとちょっとグロテスクだが物語としてはすごくおもしろい。
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画家の息子。子供の頃、山の別荘で暮らす。
蝶の標本に作る。絵の才能がないが蝶の研究所になる。幼馴染の女性画家になり、才能のある少年を昔の別荘に集める。自分の息子は祖父から絵の才能を引き継ぐ。
5人の少年を息子に殺させて標本にした。
息子は自分を標本にするように父に依頼
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すごく残虐で、最初の頃は面白みがなかったが、後半になり、どんでん返しのストーリー。作者はどんなことからこの発想やるのだろうと考えてしまった。
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今まで読んだ湊かなえ作品の中で1番好き。というか、今まで読んだ小説の中で1番好きかも。
本のタイトルと表紙に惹かれたワクワクを期待以上の物語で満足させてくれる。
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読み進めるうち最後の最後まで、えっ?えっ?!っとさせられました。
殺人の描写など最初の方は気分を害するもので断念したくなるほどでしたが最後まで読み切ることができた時に真実を知ることができて良かったなと思いました。
蝶の目が見ている世界のこと、人の見えている色彩の世界についての知識が浅い私にとってこのような世界があるということを知れて驚きでした。
知っていると知らないではモノの見方が全然違うということをまたしてもこの作品で認識しました。
湊先生こんな話が書けるなんて本当に頭の中どうなってるんだろ?すごすぎます!