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素晴らしい本です
2024/10/29 17:08
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中は読むのがきつい描写がたくさんあって、読み進めるのがしんどかったけど、続きが気になって気づいたら読み終えていました。これは湊かなえさんにしか書けない作品ですね。
悲しい
2024/08/15 13:17
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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが湊かなえ…
なぜこのような作品が書けるのか。
本の厚さ(ページ数)に合わない、緻密で重い内容。
最初はとにかく恐ろしく、最後は悲しい。
装丁の細かいところも内容を表現していてすばらしい。
先が気になって急いで読んでしまったから、再読したい。
何とも美しく悲しいお話
2024/06/02 19:33
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しい少年たちを美しい標本に仕立てたのは誰なのか。
子を愛する父親と心優しい息子、自らの芸術性のみ愛する母親と期待に応えたい娘、それぞれの思いが交錯する。
グロテスクで美しくて悲しいミステリー。
苦い後味、そこはかとない優しさが漂う。
実験的イヤミス、後半は湊かなえの面目躍如
2023/12/27 16:58
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー15周年の書き下ろしということで、発売と同時に話題となっている本作。
これまでのイヤミスとはひと味違った作品、というのが第一印象だ。実験的なイヤミスと言えるだろう。
あらすじはあちこちに書いてあるので省くが、これまでの作品に多い、母娘などを中心に女性の人間関係や心の闇が主軸になっているケースと違い、本作の主人公は父子。
母娘や女性同士の一般社会でもありがちな言動や心理状況のリアルな描写ではなく、ちょっと現実や一般の感覚からは、乖離したような告白が続く。
いわゆる倒叙ミステリーの形式を取り、冒頭から犯人?と名乗る者の告白が始まる。
前半は、犯人?が罪を犯すまでのバックグラウンドや、蝶についての知識、被害者一人一人の説明が日誌のように連なっていて、自分は何を読まされているのだろうかとしばらくは苦痛が続いた。
しかし、ここで本を閉じてはもったいない。
ちょうど半分をなんとか読み終わったあたりから、俄然面白くなる。(ようやくミステリーを読んでいる感覚になる)
湊かなえの面目躍如といった調子で、ページをめくる手が止まらなくなる。この前半と後半の落差が、さまざまな語り手が一つの事件を語るタイプのこれまでの湊作品とは異なる気がする。
そして、後半。
倒叙のはずが、想定されていた真相がまず(納得できる範囲だが)覆される。
そして、ラスト。
更なる真実が明かされる――。
猟奇的殺人、芸術とは、欲とは、人間に見えている世界は・・・想像は膨らむが、一般人の理屈や感情だけは説明できない、犯罪に至る道すじは、リアルというより、どこか浮世離れした幻想に近いような印象も受ける。好みが分かれる作品かも知れない。
やはり独特。
2024/07/05 18:29
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投稿者:Dokuoji - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の子供を昆虫標本の様な標本に仕上げる。それも、美しい蝶になぞえて。こんな、気持ち悪いことをよくぞ考えついたと、作者に感心する。しかし、個々の標本と、ストーリーの流れは繋がっており、最後に、落ちがある。内容の奇抜さに対して、もっと強い結末が欲しい気もする。気持ち悪くても、前半は我慢して読むことをお勧めします。
怖すぎて理解できない
2024/07/22 15:44
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
蝶を標本にするだけでは飽きたらず、人間を標本にするというおぞましい話かと思いきや、後半一気にいろんな要素が出てきて話が複雑になっていきます。とにかく怖すぎです。