虎は翼に愛される みんなのレビュー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：chiro　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「華は褥に咲き狂う」のスピンオフ。
「華は褥に…」では、娘と孫想いの厳しいけど実直なおじいちゃんというイメージでしたが、天狗様達とのやり取りを読むと、子どもの頃から根本的に破天荒(いい意味で)な人だったんだなと思いました。
あと、常磐様も「華は褥…」でのイメージとかなり違っていて…(あちらでは年齢を重ねてからというのもあるでしょうが)

あとがきでは、まだまだ続きがあるように書かれていたので、ぜひ読みたいです。
天狗様たちとのやり取り、いろんな人や人ざらなるものと関わり、孫(光彬)と関わり…全部書いてほしいです。

私としては、虎太郎との出会いは気になってます。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ミケ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

無役の御家人の彦十郎、怪しい海に住む、本当はとても偉い占い師により「神に愛された」「将来の将軍の祖」と言われる。
また、師の黒天狗、地獄坊からは「白天狗の愛染坊からの誘惑に負けてこちらの世界に来るな」と忠告される。
愛染坊、実は怖いことを悪気なく色々するから。
彦十郎、これだけイケメンで腕が立ち、人たらしで食べることには困っていない様子だけど、龍之介とは健全な友人関係みたいだし、女性からも貢がれていない様子でもある。
２人の御家人が出世して子孫を設ける様を是非描く、スピンオフ第２段が読みたい！

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本編の「花は褥に～」も面白かったのですが、さらに好みでした。人タラシ、人外タラシぶりを堪能できました。刀の話や家族の話など、まだまだ読みたいエピソードばかり。続編をお待ちしています！

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『華は褥に咲き狂う』のスピンオフ的なお話となりますが、レーベルも違いますし、後年光彬が産まれるわけですからシリーズとして最後は女性とハッピーエンド予定(な筈)。
そこまでぜひ読みたいです。
BLが苦手な方も、この作品だけで十分楽しめると思います。

彦十郎の師匠がまさか天狗だったとは...物凄く強かった、というのも納得です。
意外なキャラ立ちだけど根は優しい正義漢であり、また人(だけじゃなく)たらしなところが非常に説得力！
何故あんなにも神に好かれたのか、その理由がわかりました。
常盤主殿頭さまとの長い友情の馴れ初めも目にできて嬉しい。

電子で読み、面白かったので紙媒体でも買おうかなと思っていますが、自分も今回電子で購入していてなんですが、近年紙媒体がどんどん減っているのは淋しい限り。
スピンオフ元の『華は褥に咲き狂う』の紙媒体も再販して欲しいです。