数学の教科書に書かれていることは、すべて文章である。
2024/06/21 18:22
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投稿者:tatenushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
(書かれているうちの一文をそのままタイトルにしてしまって大丈夫でしょうか?)
なるほど!と、深く共感しました。世の中の出来事は、そのままでは理解しがたい文章になってしまう。数学的な表現に置き換えることができれば、複雑な出来事が理解できる単純な数字に整理できる。だから数学を学んで手段を身につけると仕事ができるようになるということですね。
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数学的に生きる
→ 数学的に捉える 定量定義、比較、分解
→ 数学的に理解する・導く 構造理解、モデル化
→ 回答を出す 意味づけをする
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まず読んでいて非常に読みやすい。数学的な思考で物事を整理、無駄を省き書く、またより即興性が求められる話すという行為に対するアプローチの仕方として参考になった。数学的という発想は著者の経歴ならでは。
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深沢さんがご自身で「人生の集大成」と銘打つ一冊。
丁寧すぎるほどの分量を割いて「数学的」に思考手順、仕事術、話し方、書き方などが解説されている。
「書き方」については、頭と手を使う手順だけでなく、生成AIへのPromptについても解説している。ということは、”本書のテキストDataをNotebookLMのようなRAGツールやAIエージェントに添付すれば、数学的な仕事術を自分の代わりにこなしてしまえるのではないか?”と淡い期待がよぎりつつ(2024年9月時点でそこまでかゆいところに手が届くサービスはないが…)著者の深沢さんはそれも「有り」というスタンスのようだ。その仕事・タスクに(例えば、事務的な報告メールか、感謝の気持ちを伝えるメールか)自分という人格を必要とするかどうかで(事務的な報告メールのように)「否」であれば、AIで良いではないか、と。
メールをいただく立場からみてもそれで良いと思う。機械が握る回転寿司と寿司職人が握るカウンターとでは、ニーズやシーンが異なるが、どちらもあって良い。気持ちがこもっていなくてはいけない(つまり仕事をしてくれたヒトの人格が必要)場合と、そうでない場合はある。
長くなってしまったが、「数学的な類い」のコミュニケーションは、AIの進化に伴って人格を必要としない仕事の領域に吸収されていくと思われる。星新一作品の「肩の上の秘書」みたいに。
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数学的に考えるには構造化して分解する。数式のように無駄を削ぎ落とす。とても分かりやすい説明で良かった