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シリーズ完結!
長編物語を読み終えた高揚感と喪失感。
ラストはエンドロールが流れていくのが目に浮かびます!!
スペルを回収するという分かりやすい目的の裏にある個々の思惑が思ったよりも複雑で、何のためだっけとなることも。
上下巻くらいで一気読みしたい。
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最後の数行に感動の涙と希望を与えられた素晴らしい物語だった。
今の私にとって誰かに背中を押して欲しい気持ちや自分のやっていることに間違いはないのだと認めて欲しい気持ちが根強かった。
その中でこの物語に出会って最初から最後までの物語に触れて心に強い「希望」を貰えた気がした。
アンガスは私たちであり、私たち自身が世界の「希望(ホープ)」であることを著者の多崎さんはこの物語の中で伝えてくれたのではないか?とさえ感じた。
世の中には沢山の人間がいるけれど、その一人一人が大いなる力に"選ばれし者"であり、だからこそ今の世の中に生れてきたのだろうとも解釈できた。
生きていれば辛いことも悲しいことも体験するし、未来に希望を持てなくなってしまうこともある。
だけど私たちは「1人ではない」ということを忘れてはならない。
「お前が歩き続ける限り、希望はお前の頭上に輝き続ける」この言葉をお守りにしていきたいと思った。
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ついにシリーズ完結。
アザゼルとアンガスの物語がこんな風に繋がっていたとは…
悲しいこともあったけど、アンガスらしい結末だったかなと。
面白かった!
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続き物ということで、巻を進める度にマンネリ化して行ってしまうかなと不安だったけどそんなこと無かった。
2つの時代の出来事を交互に描写することで真相にたどり着いていくかと思ったら更にひとつ古い時代の本当の物語の始まりが語られていってひと段階深い物語になった感じがした。また、アンガスが闇落ちしそうになって焦ったけど、それまでにアンガスが積み上げてきたもののおかげで周りから救ってもらって解決したし、姫の目的も達成されてアンガスの時代も姫の時代も明るい未来に進んでいきそうでよかった。また、アンガスが姫と血縁にあるかもというのは驚いた。そこで繋がるのか!みたいな
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最終巻...
不穏な空気が漂う中、この先がどうなるのか気になりページを捲る手が止まらず。
普通の、今まで読んできたファンタジー作品とは一味違う。最後まで読めば分かる!
是非、一巻の冒頭から読みすすめていって欲しい!!
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もう最高すぎる〜
ふたつの物語がしっかりと繋がって伏線も回収されて、何より「愛」「友情」「仲間」がたくさん詰まった最高すぎる1冊だった!
※ここからネタバレ含むかもです※
最後の戦いが終わったあとの別れは自然と涙流れた。もうあそこは泣くしかない。
過去も現在も未来も繋がってて観測して始めて存在するっていう当たり前のようで不思議な事実をこんなにも愛のある物語にできる多崎礼先生が素晴らしすぎる。
決して諦めるな、希望をもて、立ち上がれ、お前は1人ではない、そんな風に毎度毎度勇気をくれるこのシリーズに完全に中毒になってたし沼ってた。
最終章の希望の物語を読んでくれたお前に感謝するっていうのが、なんとも多崎礼先生の言葉っぽくてすごい心に来たし、好きだった。
ファンタジーの面白さを教えてくれて感謝です。
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いい終わり方だった!最終章の一文一文が、かっこよくて、素敵だった。本を読むことと、過去、現在、未来をなぞらえているのが、面白い視点だと感じた。2つの物語が、1つになり終結していく過程も、無理がなく、すーっと繋がっていった。アンガスとアゼザルのどちらも、いい終わり方で、読みきってよかったなぁと思えた。
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最後に向かって駆け足で進んだように感じてしまった。
悲しい別れもあって途中で読むのが辛くなったけど、物語が大団円を迎えてくれて本当に良かった…。
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第4巻。そしてラスト。
バニストンに訪れた恐怖や悲劇。
解決したかに思われた先に、さらなる追い討ち。
天使のアゼザルの記憶と、現世のアゼザルが少しずつ重なっていく。
正直なところ、ハッピーエンドなのかどうか、これで良かったのかは読み返すたびに変わってきそうだ。
ただ、誰しも一度は死にその魂は巡るもの、という考えからすると、形が無くなったとしても、野に大地に花にその魂はあるとするならば、
バッドエンドということでもなさそうだ。
アンガスと愉快な一団の今後の旅も見たかったが、
それぞれが世界のどこかで楽しくやっているなら、それはそれで万事OK。
なんだか遠い夢を見ていた気がする作品だった。
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Amazonの紹介より
アンスタビリス山脈の上空を彷徨う浮き島・ラティオ島。〈本の姫〉とともにスペルを回収する旅も終わりが近づく中、アンガスらはレッドの襲撃を受ける。レッドは文字(スペル)を暴走させ、どんなに求めても得られないものを創り出した世界の滅亡を企んでいた。憎しみの連鎖を断ち切るため、アンガスと〈本の姫〉、ジョニーは第七聖域と呼ばれるラティオ島へと向かう。「希望」は「絶望」に打ち克つことができるのかーー。文字(スペル)に秘められた本当の意味とはーー。
4巻連続刊行!
2つの物語は遂に完結へ
人を信じる〈あなた〉に贈るファンタジー
シリーズ完結編ということで、これまで全部読んできましたが、長い旅路を歩いたような達成感と興奮を体験しました。
今回の読みどころは、2つの物語がどう一つに繋がっていくのかでした。
ちなみにこのシリーズ初参加の方は、ぜひ第1作目から読むことを強くお勧めします。
登場人物一覧がないですし、普通に前作の続きから始まるので、初参加にとっては、「なんのこっちゃ⁉」の連続です。
自分もあやふやな部分もありましたが、段々と「いたいた、こういうキャラ」といった人物が次々と登場し、なんとか物語の世界に溶け込めました。
一つの物語として繋がったときは、物語全体に深みが増して、壮大な印象がありました。
「そういう繋がりだったんだ」と思いましたし、それぞれの関係性を知ったときは驚きもしました。
他にも注目は、アンガスとレッドとの最終決戦や「文字」が果たして全て回収されていくのかがポイントです。その戦いは、なかなかのハードな展開で、壮絶でしたが、読みどころがありました。
全てが終わったとき、2つの物語が段々と収束していくのですが、驚きと感動があって、楽しめました。
それぞれの登場人物達が、新しい一歩として良い人生を送ってくれることを望みたいです。
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ふたつの物語を読み進める中で、これはここと繋がるのかな、伏線なのかなとか色々想像したりしながら読むのも楽しかったです。
2周目はまた違う視点から読めそうなので、また1巻から読み直したいと思います!
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バニストンに潜入したアンガスたちは、レッドの策略にはまり大勢の犠牲者を出してしまう。大切な人を傷つけられ、「話し合えばわかり合える」という信念はゆらぎ、希望を絶望に反転させアンガスの心はレッドへの殺意に染まる。「俺を殺したければ第七聖域に来い」というレッドの言葉の通り、アンガスはラティオ島を目指した。
時間軸が交錯する話があまり得意ではないのでちょっと読みづらさを感じましたが、収まるべきところに全て収まり綺麗にまとまったなという印象でした。
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終わった…。
時代が頻繁に転換するので気を引き締めて読んでいないと混乱してしまう。
ジョニーやアークの存在に癒された。
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全部がよかった
とにかく読んだ後の言葉にできない感情がずっと残って余韻に浸っていた
皆が幸せになれたらいいな希望は無くならない
終章がとにかく自分にも刺さった
やっぱり多崎礼先生の作品は好きだ
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いや、もう敬服です。
すごい話だった。
これを考えて文章にできる多崎先生本当すごいなぁ。
ただ、わたしはこの本は他の本に比べて2つの世界が入れ替わることと、登場人物多すぎる事で、入り込むことと理解することが難しかった。
だけど、最後の壮大さには感動して、すごいなぁとただただ敬服した。
アンガスもみんなも幸せになって本当によかった。
アンガスかっこいい。