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皇族の留学奮闘記
2024/06/23 11:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞の書評欄に写真入りでインタビューが載っていて興味を持ち読んでみた。皇室の一員である著者がどのような理由でオクスフォードに二度留学し博士号を取得しようと思ったかや博士論文提出までの奮闘が書かれている。皇族だからと言って取得できたわけではなく、異なる大学のシステムや資料収集、その間の教授たちや友人たちとの交流も書かれていて興味深く読み進めた。留学中の一人での生活体験も自然に書かれている。文章も分かりやすく簡潔だが心情が伝わった。オープンな父殿下の性格を受け継いだような感じもした。
意外でした!
2024/12/14 09:55
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
彬子女王殿下が2度にわたるオックスフォード大学中の生活について綴った留学記。皇族の留学はお気楽な社会勉強かと思っていましたが、こってり絞られてしっかり勉強なさっていたことも意外でしたし、日常生活や感情についてかなり踏み込んで綴っておられるのも意外でした。
寛仁親王殿下の言動について他人向けの本の中であっても敬語が使ってあり、身内でも皇族は上位者に敬語を使うのだと知りました。また、ほぼ信子妃殿下が出てこないあたりに、世間で噂されている通りなんだろうなあという気配が漂っていました。
一人の女性として
2024/12/05 01:33
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投稿者:つんつん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近お姿をTVで目にすることが多くどういう留学生活を送られたのか知りたく読みました。特別な環境にありながら自己実現をされていく姿を興味深く読みました。
彬子女王留学記
2024/10/30 15:50
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三笠宮彬子女王のオックスフォード大学への留学の記録。学習院大学での留学で聴講生として学び、学究の道を志した彬子女王が綴った一冊。日本ではいつも家族や側衛、誰かに囲まれていたのに、英国で長期滞在となるとまったく一人での行動となり、そこでの自由と舞い込むトラブルとの双方を知り、また研究職としての苦労と喜び、人との出会いが描かれる。
父の三笠宮寛仁親王殿下(本来のトモの字が使えない)との思い出が一章。
親子でも親王と女王となると皇族の格、というか身分差があるのか、文章に父に対しての敬語があった。人としての日常や感情は身分に関わりないと感じつつ、やはり一般庶民とは違う方々なのだと思う。
読み出したら止まれない
2024/10/30 14:03
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投稿者:まいまりーん - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡潔な文章から筆者の想いが伝わってくる。美しい言葉遣いも心地良く、父宮様の思い出も興味深く拝読。一気に読み進みました。他のご著書も読んでみたくなりました。
勉強をするということとは
2024/10/07 21:54
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投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞で知ったのか忘れてしまいましたが宮家の方の留学記。興味を惹かれて読んでみたところ彬子女王のお人柄が何とも魅力的。それに加えて本当によく勉強される様子は、これが学問を究めるということだなぁと感銘を受けました。我が身を振り返り恥ずかしく思いました。すっかり彬子女王のファンになり本屋で見かけた『京都ものがたりの道』を買うつもりです。
おもしろい
2024/09/16 17:50
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投稿者:ぴろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの徹子の部屋でたまたま拝見したタイトル。立ち読みをすると面白いし楽しい。思わず買ってしまった。買って良かった。笑えるお話いっぱいでした。
それでもやはり続編が読みたい
2024/09/03 20:44
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
Twitterをやっていなかったので、バズったことを知らずに周回遅れでこの本に出会いました。
彬子女王、なんと魅力的なことか!
イギリスが大好きなので、電車やバスの件にはそうそうと頷きつつ読んだり、私はこんな知識階級の方々とは交流があるわけがないので、オクスフォードの内情を興味深くも覗いたような気持ちになれました。
おまけに(と言っては失礼ながら)皇族の方々の日常も初めて知ったことばかり。
魅力に溢れた方々に囲まれていてとても楽しく、それもこれも彼女自身に魅力があるからなのだろうと思います。
イギリス編の続きは難しいとは思いますが、それでもなお続編が読みたいと思ってしまいました。
作品を知らず、初版を買えなかったことが残念です。
文春では単行本の採算が合わなかったらしい
2024/04/03 23:03
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「トモさんのえげれす留学」は文藝春秋社から刊行されているので寛仁親王が彬子女王の留学記を刊行したかったが断られた出版社はどこかは確実だ。文庫版へのあとがきによるとチャールズ3世の即位絡みでTwitterを通して読者からの要望があったらしく単行本で「使用した用紙の生産中止などもあって、「採算が取れないので従来の単行本としては難しいけれど、文庫版であれば」との事。
文春と正論で彬子女王が母の信子妃を冷ややかに書いた文章を読んだ事があるが、色々と書いたものやインタビューを読んでいくと妹宮共々お父さん子なのだろう。「父・寛仁親王の思い出」を読むと信子妃が全然出てこないが、寛仁親王の薨去後に再び信子妃が宮中行事に参列しても挨拶しかしないのだろうか。彬子女王の従弟にあたる裏千家の若宗匠は裏千家から戸籍を抜いて改姓したという長男ではなく次男が継いだ事情も知らないが登場する「従弟」は近衛家や高円宮家はあり得ないのでおそらく若宗匠だろう。「秋篠宮家バッシング」に合わせて昭和57年の「皇籍離脱発言」を知らないような「男系男子」カルトに持ち上げるような発言を晩年に繰り返して持ち上げられていた寛仁親王と信子妃の間に何があったのかは分からないが、ここが気になる。麻生家が吉田茂と共にカトリックの家で信子妃がカトリックの信者なので成婚の時に「信教の自由」を理由に教会が認めたと寛仁親王が繰り返して語るが寛仁親王邸には神職の資格を持つ職員がいるというのも関係するのか?
朝鮮が食わず嫌いな「男系男子」カルトが張赫宙の「秘苑の花」を読んでいるとは思えないし張赫宙と「秘苑の花」の存在自体知らないだろうが張赫宙本人や兄義王と違って英王李垠は両親の愛に恵まれていたらしいと、この本を読んでいるとつい連想してしまう。
オックスフォードに行ってみたい
2024/06/24 20:45
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投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう少し若く、頭が良ければオックスフォードで勉強してみたいと書くところである。章名がすべて四字熟語など凝っていて、文章は読みやすく、プリンセスの留学生活を知ることができた。とても興味深かった。