今回は結構楽しめた
2024/05/07 06:52
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投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
踊るマンドリルでいつネズミが半分にされるかと読んでいったがユカポンと光頭族のカジノを抜けられたのが少し拍子抜けだった。
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漫画喫茶で読みました。
ユカポンのおっぱいでネズミが自分が死ぬ覚悟完了したり、
踊るマンドリルで賭けが行われたり、
ユカポンが立花に賭けを吹っ掛けて二人とも助かる可能性を作り出したり、
子供たちが助けに来てイカサマを仕込んだり、
立花にイカサマを疑われたり、
ユカポンの啖呵で回避したり、
いろいろあってイカサマが外れたり、
120分耐えきったり、
ネズミが踊るマンドリルから解放されて、
立花から鍵を受け取ったり、
裏カジノから出て子供たちに匿ってもらったり、
ネズミ(寝てる)のほっぺにユカポンがチュウしたり、
扉が開いて次の派閥の集落へ向かったり、
血まみれの船を発見したら船頭さんが死んでたり、
勝次と再会したり。
ネズミ上げ回の続き。
踊るマンドリルを耐えきったのもだけど、ネズミ・ユカポンを売った子供に対する態度でも上げてくる。
この巻、明がまったく出て来ない。
まぁ、階段のシーンの奥行き感のないこと。
めちゃくちゃ天井が低く見える。
また、シーンによって階段の出ている天井周辺の板の貼り方が違うので、最初は何層かに別れているのかと思ったよ。
なのに帰りの階段は異様に高いという。
踊るマンドリルは男が女をボコって差し出すパターンが多いらしいけど、転がってる死体は男ばかり。
これは、実は最初に踊るマンドリルに挑戦してギブアップすれば助かるからだろうか?
ネズミは吸血鬼の臭いのついた布切れを隠すためにパンツを履いたまま挑んだけど、そもそも血を流した時点で人間とバレるのでは。
吸血鬼って血の臭いには敏感なハズだし。
それに、あの蹴り飛ばされ方だと、糸が3本とも巻き込まれているから鉄定規も吹っ飛ぶんじゃなかろうか?
鉄定規は踊るマンドリルの刃の出てくる穴に隠したので、いずれメンテナンスとかでイカサマがバレそうではある。
まぁ、こういう場合は気が付かなかった方が悪いパターンになるのかな。
あれだけ観客がいるのにユカポンの顔を覚えてる吸血鬼はいないのだろうか?
歌舞伎町では知られていたのだから、まったくの無名アイドルというワケでもなかろうに。
相変らず知名度の安定しないアイドルである。
っていうか、ユカポンは相変わらず頑丈だな。
混血種吸血鬼のパァァンでも大したダメージを喰らっていないとは。
しかも大の大人を背負って、あんな不安定そうな階段を平気で下りられる体幹も持っているという。
パワフルすぎる。
踊るマンドリル時系列:
二分後にネズミがギブアップスイッチを捨てる。
ユカポンが立花に、ネズミが三十分耐える条件で賭けを吹っ掛ける。
立花が二時間耐えたら二人とも生かすことを了承する。
ユカポンがついでに鍵も要求する。
六分後に子供たちが助けに来る。
『メルトバレンタイン』
二十分後に鉄定規のサポートが成功。
四十分後に立花がイカサマを疑う。
ユカポンが啖呵を切ってパァァンからのジョードボドボドボ。
���花が八つ当たりで蹴り飛ばした賭博場吸血鬼の死体で鉄定規が外れる。
七十分後に鉄定規を隠蔽。
八十分後にネズミの身体の感覚がなくなる(刃が刺さっていることに気が付かない)。
『ねェ 二人の約束覚えてる』
会場が味方になる。
『魔法のステッキどこにある』
110分後、立花が焦る。
120分後、終了。
ネズミの看病のときに持ってる尿瓶、既に液体が入っているんだけど、いったい誰のだろう?
普通に考えればネズミのだろうけど、付きっ切りで看病してるならユカポンの可能性もあるな。
次の集落って他の派閥に挟まれてるから外に出るの大変そうだよね。
立地的に不利なのでは。
(次の巻で触れられるもよう。)
船頭さんの死体って、なんで首が乗ってたんだろう?
不自然すぎる・・・。
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チューちゃん:
ネズミのこと。
ユカポン呼称。
小便:
ネズミのこと。
子供たち呼称。
出会ったときに小便臭かったので。
白ブリーフ野郎:
ネズミのこと。
賭博場の観客呼称。
短小包茎を理由にパンツを履いたまま踊るマンドリルに挑んだため。
実際には吸血鬼の臭いの付いた布を隠すため。
ブリーフ野郎:
ネズミのこと。
賭博場の観客呼称。
私の赤ちゃん:
ネズミのこと。
ユカポン呼称。
踊るマンドリルをクリアしてボロボロのネズミを労って。
裏切り野郎:
ネズミのこと。
ネズミ・ユカポンを売った子供を許すときに使った自虐。
小便女:
ユカポンのこと。
子供たち呼称。
出会ったときに小便臭かったので。
カワイコちゃん:
ユカポンのこと。
賭博場の観客呼称。
小娘:
ユカポンのこと。
立花呼称。
生意気だし、ユカポンは26歳だけど見た目は小学生なので。
歌姫:
ユカポンのこと。
賭博場の観客呼称。
歌ったので。
ユカ姉ちゃん:
ユカポンのこと。
勝次呼称。
子供たち:
仲良くなった吸血鬼の子供たち。
人間時代の立花とも仲が良かった。
このうちの一人が裏切ってネズミ・ユカポンを立花に売ってしまうが、助けに来た。
ロン毛の子供は元エースで、焼き鳥の串を投げてネズミの股間に当てられるくらいの精度。
・・・なんてのは序の口で、針の付いた2本の釣り糸を、ブリッジしているネズミの背中の下をくぐらせて絡められるくらいの精度。
裏切りボウズ:
ネズミ・ユカポンを立花に売った子供。
おかっぱタンクトップ。
いちおう他の子供たちによってケジメはつけさせられているもよう。
なんだかんだでオムライスも食べさせてもらえたし許された。
アホボディガードども:
明・鮫島・勝次のこと。
ネズミ呼称。
守られたいので。
船頭さん:
光頭族の集落から明たちを逃がしてくれた船頭さん。
次の派閥の集落で死んでいた。
死因は不明。
立花:
竹馬街で光頭族を取り仕��っている混血種吸血鬼。
篤に繋がる鍵を持っている。
猿顔、人間の上半身、カエルの下半身、おっぱいという姿をしている。
人間時代にイジメられていたが、イジメてたヤツに彼女がいたのが腹が立つのでカップルをいたぶるのが好き。
猿吉:
立花の人間時代のあだ名。
いま、この名前で呼ぶと殺される。
それを逆手に取ってユカポンが啖呵を切る。
賭博場の吸血鬼:
イカサマを疑った立花に啖呵を切ったユカポンを、立花が殺そうとしたところを止めた吸血鬼。
立花に八つ当たりされて殺されてしまう。
また、ちゃんと120分経過直後に踊るマンドリルの刃を収納したりと、仕事に真摯な者が多い。
まぁ、賭博場こそ規律がシッカリしていないとヤバいからだとは思う。
ペータ:
前巻で明に倒されたサカナ型の邪鬼。
裏カジノ:
立花の治めるエリアにある常連客限定のカジノ。
踊るマンドリル:
賭け用の処刑道具。
起き上がり小法師のような仕組みでゆらゆら揺れる。
中央に刃が仕込まれており、それを跨いでブリッジさせ、どれだけの時間耐えられるかを賭ける。
仕込まれている刃はノコギリのようにギザギザだけど、職人のノミ並の切れ味というオーパーツ。
ギブアップスイッチ:
踊るマンドリルのギブアップ用スイッチ。
押すとギブアップできるが、代わりにパートナーが処刑される。
焼き鳥の串:
ネズミたちを売った子供が食ってたやつだろうか?
にしても、なんで持ってきてたんだろう?
鉄定規+ストロー:
ネズミのブリッジをサポートするための道具。
釣り糸をストローに通して鉄定規をネズミの背中に配置することで、踊るマンドリルの刃からネズミを守る。
処刑内容を知っていなければ用意できない道具なので、何度も裏カジノに侵入してたんだろうと思われる。
全ツッパ:
光頭族の集落にある洋食屋。
オムライスが食べられる。
ユカポンの歌5:
鉄定規から立花や観客の目を逸らすために歌った歌。
「(手拍子)
ララー♪
フン フン フン ららー♪
雨の日は♪
憂鬱だよね♪
でも買いに行くんだ チョコレート♪
メルト バレンタイン♪
渡せなかった チョコも心も 溶けていくよ♪
甘いけど ちょっぴり苦い チョコレート♪
大人になるって こういう事♪
メルト バレンタイン♪
チョコも心も溶けていくわ♪
たった一人の 深夜バス♪
思い出と 欠けた夢は おいていくの♪」
タイトル不明だけど読者には『メルトバレンタイン』と呼ばれている人気曲。
深夜バスのくだりは『メルトバレンタイン』の一説かは不明。
2曲歌った雰囲気はないけど、だとするとかなり長い曲になってしまう。
ちなみに途中でネズミが叫んで注目を浴びても鉄定規がバレなかったので、この歌が必要だったかは微妙なところ。
ユカポンの歌6:
力尽きそうなネズミを励ますために歌った歌。
「ねェ 二人の 約束覚えてる♪
あれは何度目の ケンカの あとだろう♪
ラベンダー畑を 見に行こうって 言ってくれた♪
素敵な香りに囲まれた 素敵な君を 見たいって♪
ねェ 二人の約束 覚えてる♪
あれは何度目の キスのあとだろう♪」
ユカポンの歌7:
力尽きそうなネズミを励ますために歌った歌。
「魔法のステッキ どこにある♪
こんな 私を大人に してよ♪」